立川晴の輔です。あなたはコーヒーがお好きですか?
コーヒーは、いろんな種類いろんな飲み方があります。ブレンドコーヒー、アメリカン、ブラック、カフェオレ、カフェラテ、あとエスプレッソ…。僕は甘党なので、銭湯で飲むコーヒー牛乳が好きなのです。あと、スタバのフラペチーノ。「コーヒーフラペチーノ、ワンショット追加」なんて注文したりしてね。
コーヒーの淹れ方は、大きく分けると3種類。透ける・過ぎると書いて「透過式」、浸す・漬けると書いて「浸漬式」、もう1つは圧力で淹れる淹れ方。
透過式は、お湯を通してコーヒーを抽出するものでドリッパーにコーヒーの粉を入れて、上からお湯を注いでコーヒーを抽出します。浸漬式は、コーヒーの粉をお湯や水に浸しておいて、コーヒーを抽出する方法。圧力で淹れるのは、あの高温・高圧で抽出した濃度の濃い~コーヒー。代表的なのがエスプレッソ。
今回はそんな「コーヒー」の話題を!舞台は岐阜県郡上市。
郡上市(ぐじょうし)は、岐阜県の中濃地域にある市。郡上八幡の街並みや郡上おどり、白山信仰の地として知られている。
郡上市の中心市街地である八幡地区には近世以来の城下町の姿が保全されており、その景観から「奥美濃の小京都」と呼ばれ、全国京都会議にも加盟している。
岐阜県のほぼ中央に位置し、飛騨高地の南にある山岳丘陵地帯である。平成の大合併前の郡上郡7町村全域を市域としているため、面積は1,000平方キロメートル以上と広大であり、岐阜県では隣接する高山市に次いで面積が広い。北に行くほど標高が高く、最高峰は標高1,810メートルの銚子ヶ峰である。wikiより引用
ここにある「かわべのコーヒー酒場」という小さなコーヒースタンドが「郡上発水出しプロジェクト」というコーヒーに関する取り組みを進めていて、話題になっているのです。一体、どんなプロジェクトなのでしょうか?
では、このプロジェクトの発起人で「かわべのコーヒー酒場」の小澤陽祐さんにお話しを伺います。
小澤陽祐さん
晴の輔 小澤さんが提案されている「郡上発水出しプロジェクト」とはどのような取り組みなのでしょうか?
小澤「郡上八幡の『まち歩き』と『水めぐり』をかけ合わせたプロジェクトです。具体的には『タンブラー、水出しコーヒー、水マップの3点セット』を持って郡上八幡の湧き水、山水、井戸水などを巡り、気に入った場所で水を汲み、そこで水出しコーヒーを仕込んで『マイ水出しコーヒー』を作るというものですね」
この投稿をInstagramで見る
晴の輔 水マップがあるのですか!
小澤「そうです。郡上八幡は『水と踊りのまち』と言われており、今でも水が何十ヶ所も湧いていまして、本当に綺麗で飲める水準なのです」
晴の輔 場所によって味や固さの差がある。
小澤「山水、湧き水、伏流水はもちろんのこと、真水にも種類がありますので、それぞれ味が違うのがありますね」
小澤「水出しコーヒーはマイルドな飲みやすいコーヒーです。お湯で抽出すると苦味などの刺激成分が出てくるのですけど、水で抽出することによって出にくいのでブラックでもごくごく飲めるコーヒーになります。水出しの麦茶がありますが、割とそのような水出しのお茶寄りの飲みやすいコーヒーという特徴があります」
晴の輔 郡上八幡の水の良さは?
小澤「町の人たちは大切に水を使っています。そして使いながらきれいな水を守ってきた歴史があります。水船という木で作られた船があります。水を引き込んだ2段または3段になっている水槽で、上の段は綺麗な飲み水に使い下段の水は野菜を洗うことなどに使います。3段目のものはお皿を洗うのに使用します。その先には鯉がいるような水を少しでも上手に使ってきれいにして川に戻す。そんな工夫を続けてまいりました」
小澤「今でも町中にも何十ヶ所も水が沸いている場所があり、今でもその水が飲めることは、本当に奇跡的な町であると思います。
この投稿をInstagramで見る
晴の輔 それを知った時はどう思いましたか?
小澤「郡上では自然の水が飲めることはカルチャーショックではありませんが、他の町との違いとは何だろうと思いましたね」
晴の輔 お話を伺っていると
小澤「是非とも体験していただきたいです。郡上八幡には町歩きという観光があります。歩いた先で井戸や水スポットがありますので水巡りもしていただけます」
晴の輔 都会ですとカフェ巡りがありますけど、郡上の場合はね水めぐりで珈琲を楽しむ!いいですね。
小澤「はい、そうですね」
小澤「あ!さすがです!(笑)」
「どっちだ!?晴の輔」。
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。
晴の輔さんが、飲みたいコーヒーは・・・
・冷たい水出しコーヒーが飲みたい
それとも
・ホットコーヒーが飲みたい
どっちだ!?晴の輔
そりゃね水出しコーヒーが飲みたいですよ…、あ、決めました!
「冷たい水出しコーヒーが飲みたい」
おそらく僕はね郡上のコーヒーが好きになります。
今日は「岐阜県郡上市で取り組まれているコーヒーのプロジェクト!郡上発水出しプロジェクトに迫る!」というトピックスでお届けしました。郡上八幡の水巡りをしながら水出しコーヒーを作って味わう取り組み、いいですね。小澤さんの話を伺っていると郡上の方々がいかに水を大切にしているかが伝わってきました。その水で作る水出しコーヒーは、まさに至福の一杯でしょうね
そんな「郡上発水出しプロジェクト」に
それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。
同じ岐阜県のお話し
#7 タイルの生産量日本一!インスタ映えする『多治見市モザイクタイルミュージアム』
#71 岐阜県 「岐阜市の銘菓『鮎菓子』の食べ比べは、タクシーにお任せ!?」の巻
#118 「岐阜県七宗町のマスコットキャラクターに五つ子が誕生!その子たちに名前を付けて~!」の巻
#130 岐阜県「年中楽しめるアウトドアの聖地へ!岐阜県郡上市が薦める『外あそび』の魅力とは??」
#163 「岐阜県海津市の老舗うなぎ料理店が発売した商品は秘伝のタレを使ったスイーツ?!」
#212 「鉄道の廃線跡が人気スポットに!岐阜県飛騨市で体験できる新しい乗り物『ガッタンゴー』とは?」
2025.10.20
#394 「岐阜県瑞浪市に今月オープンした『化石食堂』その魅力に迫る!」
あなたは「化石」と聞いて、何をイメージしますか? 「化石」と聞いて、パッとイメージするのは「恐竜」でしょうかね?これまで北海道を始め、18の県で恐竜の化石が見つかっ...
2025.10.13
#393 「山形市のコーヒー会社が作る新しい魅力のコーヒー!バレルエイジドコーヒーの秘密に迫る!」
あなたが印象に残っているコーヒーってありますか? 世界中で愛されている飲み物の一つ「コーヒー」。「コーヒーは毎日飲みます」と言う方、多いと思います。一言に「コーヒー...
2025.10.06
#392 「子どもたちの『サンマ』の解決に向けて!三重県津市で月一回実施されているプレーパークの魅力に迫る!」
あなたは「サンマ」と聞いて、何をイメージしますか? 10月に入って、やっと暑さも和らいで過ごしやすい季節になりましたね。今、子どもたちが「外遊びをするケースがかなり...
2025.09.29
#391 「新潟県小千谷市で誕生した『マヨネーズのようでマヨネーズじゃない』新しい調味料とは?」
あなたの家の冷蔵庫の中に、マヨネーズはありますか? 万能な調味料「マヨネーズ」。唐揚げに付けたり、お好み焼きにかけたり、エビマヨ、ツナマヨ…。「マヨネーズ」の主な材...
2025.09.22
#390 「奈良県内を走るバス会社が販売をしているちょっとユニークなバス停アイテムとは?」
あなたはよくバスを利用しますか? いきなりですが、あなたに問題です。日本で最初にバスが走った町はどこでしょうか?東京?それとも大阪?…正解は「京都」です。 明治3...