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2023.12.11

#297「愛媛県西条市に注目のライブハウスがオープン!そこに込められた想いに迫る!」の巻

あなたは、ライブハウスに行ったことがありますか?

僕は80年代を代表するロックバンドBOØWYの大ファンです。この間も、元BOØWY の布袋寅泰さんのライブへ行ってきました。BOØWY が1986年に日本武道館でコンサートをやった時、ボーカルの氷室京介さんが言った言葉「ライブハウス武道館へようこそ!」これは、日本のロック史に残る名言と言われています。

紅白に出ているような超有名なバンドやミュージシャンも、最初は小さいハコ(箱)=ライブハウスからスタートするわけです。ライブを重ねて、少しずつ集客を増やしていって会場もバンドも大きくなっていく。BOØWYも、最初はライブハウス、新宿LOFTが原点ですよ!

今回はそんな「ライブハウス」にまつわる話題!

愛媛県西条市に「MUSIC BOX HACO」というライブハウスが先月オープンしたのですが、このライブハウスが、全国的にも珍しいあるもので出来ていて話題になっています。一体、どのようなライブハウスなのでしょうか?

西条市(さいじょうし)は、愛媛県の東予地方にある市。西日本最高峰石鎚山の麓に位置し、瀬戸内海燧灘に面する。
西条市の名水百選にも選出されている「うちぬき」と呼ばれる自噴水(地下水)やカブトガニなどで広く知られ、西条市が取り組んできた工業(製造業など)を中心とする産業振興方針を現代でも継承しており、西条市の工業出荷額は四国の市町村の中でも上位に位置する金額でもある。wikiより引用

MUSIC BOX HACO」の代表、安田光さんにお話しを伺います。

 

晴の輔 先月オープンされた「MUSIC BOX HACO」とは何で出来たライブハウスなのでしょう?

 

安田「木で出来た木造建築です。地元の大工さんにかなり頑張っていただきました。」

晴の輔 木造のライブハウス!

 

安田「全国的にも多分珍しいのではないかと思います。大体は商業ビルなどの地下で、居抜きで防音してやるのが基本です。木造ですから音漏れしたら近隣の方に迷惑をかけてしまうので気遣いましたね。」

晴の輔 木造だと中は響く?

 

安田「響くというか、ちょうどいい塩梅。上手くいけば凄い音が鳴るなと思って始めました。」

晴の輔 ある意味、アコースティックギターの中にいるような?

安田「そうですね、ライブハウスなのにホールのように全体が鳴るみたいな。」

 

晴の輔 綺麗に響くことを「鳴る」といいます。

 

安田「はい。」

安田「そうですね。僕も昔、音楽をやっていたので、木の中で演奏した方がいい音が鳴るのではないかと。」

 

晴の輔 なるほど!規模は?

 

安田「スタンディングで150人、座席ありで80人ぐらいですね。」

晴の輔 いい感じのコンパクトなスペースです。

 

安田「そうですね。それ以上大きくなると管理も難しいし、ちょうどいいキャパだと思います。」

 

晴の輔 先月にオープンでした。最初に舞台に上がったのはバンドだったのですか?

 

安田「『こけら落とし』は2days、初日は『PERSONZ』。

 

翌日は元ビートクールセイダーズのヒダカさんのやっている『THE STAR BEMS』にお願いしました。

 

安田「パンチがないといかんなと思って頑張りました。」

 

晴の輔 安田さんは以前にもライブハウスの運営などをやっていたのですか?

 

安田「ライブハウスの運営経験はありませんが、10代後半から28歳まで音楽業界にいましたので、少しだけノウハウがあり多少の事は理解出来ました。」

安田「本業は (有)エナジー安田と言うガス会社の代表をしております。主催の野外フェスイベント『ストーンハンマー』が今年10周年を終え、一年に一回だけ音楽に触れる場だけではなく、年間通して音楽に触れる場所が必要だと思いライブハウスも作りました。」

 

晴の輔 イベントもやりライブハウスも作られた!

 

安田「地元の子が活躍する場所もフェスがあるのに、普段演奏する場所がないのは健全ではないと思い頑張って作りました。」

晴の輔 地元にいる若者の「表現する場」を作りたいという思いもあったのですね?

 

安田「フェスをやる時も、若い子が育ってくれたらいいなっていうことで始めたのです。」

晴の輔 若者が発散する場が必要。

 

安田「音楽だけにこだわらず、何かを吐き出したい、若い時のエネルギーがいっぱいあります。そんな場所があったらいいですよね。」

 

晴の輔 安田さんはガス会社の代表です。ガス抜きの場を作ったと。

 

安田「(笑)そうなのです。僕の人生テーマは『人にエネルギーを』なので『家庭にはガス、人にはエネルギー』です。」

安田「何かやろうとしている若者を見るのは本当いいです。」

 

晴の輔 皆、原石です。誰が光るか分からないですけど「夢が詰まっている箱」です。

 

安田「『MUSIC BOX HACO』という名前も、ライブハウスとしての『箱』、皆が宝物を詰めていっぱい詰まった『箱』になったらいいなと付けたのです。ですからこれから皆さんに、箱の中身を詰めて行ってもらうという作業があります。」

晴の輔 これからいろんな宝を詰めていく。楽しみですね。

安田「はい、自分が一番楽しみです。」

 

 

「どっちだ!?晴の輔」

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

晴の輔さんが、MUSIC BOX HACOでライブをやるなら・・・

「晴の輔トークライブをやる」

それとも

「晴の輔落語会をやる」

どっちだ!?晴の輔

 

これはねせっかく西条市に行くのだから落語をやりたいですよ。えー…あ!決めました!

 

 

「晴の輔落語会をやる」

 

 

 

今日は「愛媛県西条市に注目のライブハウスがオープン!そこに込められた想いに迫る!」というトピックスでお届けしました。木造のライブハウスでしたね。元々音楽業界にいらっしゃって今はガス会社もやられている。そんな安田さんが作ったライブハウス。やっぱりエネルギーを吐き出す場所は大事ですよ!安田さんの地元への想いも感じます。気の響きを体感してみたいです。

そんな「ライブハウス MUSIC BOX HACO」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

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      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。