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2026.06.29

#430「佐賀県唐津市呼子町で展開している町興しプロジェクトに迫る!」

あなたは「港町」と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか?

今回の「週刊なるほど!ニッポン」は、佐賀県唐津市にある港町・呼子町が舞台です。

唐津市は、佐賀県の北西部に位置しており、面積は佐賀県全体のおよそ20%を占めるという大きな町。その最北部・玄界灘に面した港町が呼子町です。

呼子町(よぶこちょう)は、佐賀県の最北部にあった町。2005年(平成17年)1月1日に唐津市と東松浦郡(玄海町・七山村を除く)の8市町村で合併(新設合併)し、「唐津市呼子町」となった。
漁業が盛んで新鮮な海産物と「呼子の朝市」で知られ、観光客も多い。夏には呼子大綱引が行われ、町全体がにぎわう。気候は、玄界灘からの北風の影響により、夏は比較的涼しい。wikiより引用

有名なのが「呼子の朝市」。大正時代からおよそ100年の歴史があって、なんでも元日以外、毎日開催されているそうです。そして、呼子と言えば「イカ」普段、お刺身やお寿司のネタで食べるイカは白いですよね?

でも、呼子で食べる「イカの活き造り」は、色が透き通って、とにかく鮮度がすごいのです!

もう今食べたい!

そんな呼子で今、町興しプロジェクトが展開されていて注目を集めているのです。やっぱりキーワードは「イカ」ですかね?一体どんなプロジェクトなのでしょうか?

このプロジェクトの火付け役「株式会社アミナコレクション」の代表取締役社長、進藤さわとさんにお話しを伺います。

 

晴の輔 進藤さんが火付け役の、呼子の町興しプロジェクトですが、どんな取り組みなのでしょうか。

 

新藤「『呼子・鯨の町興し』というプロジェクトでして、呼子の観光活性化のため、古民家や空き家を活用してさまざまな事業を展開しております」

新藤「鯨です。呼子はイカのイメージが強いと思うのですけど、江戸時代に捕鯨で栄えていて、呼子にとって鯨は繁栄の象徴なのです。町興しをするにあたって、鯨を象徴的に掲げて、かつての繁栄を取り戻し、再び町を元気にしていこうということで、鯨をテーマにしています」

晴の輔 捕鯨ですと、大金持ちの人も結構いらっしゃったのですか。

 

新藤「そうですね。その時代には甚六さんという江戸の金持ち番付にも名前が載るような人がいました」

中尾甚六の家

晴の輔 やっぱり「鯨の町興しプロジェクト」と聞くと、思わず「ほげ~」となってしまいますけど。

 

新藤「呼子らしい町興しをしたいという思いがありました。そういう歴史も絡めた方が呼子らしく、誇りを持って元気になれるのではないかというイメージがありました」

新藤「過疎化などで空き家が増えていたので、空き家対策も含めて、例えばサウナであるとか、ホテルであるとか、かき氷店であるとか、クラフトビールのブルワリーであるとか、そういったものを開業しています。観光客の方にも喜んでいただいていますし、町全体がどんどん楽しくなってきているので、もっといろいろな人に来てもらえるような取り組みをしています」

堀木エリ子さんの和紙作品と、八幡神社宮司・八幡さん、進藤宏子さん、進藤さわとさん

晴の輔 いろいろな角度から盛り上げようとされているのですね。

 

新藤「そうですね。もともとは呼子のお祭りの復興から入ったのがきっかけでした。父が亡くなる前から呼子の町興しをやっていまして、父が亡くなってしまったので、私はその意思を継いで、まずは呼子の祭りを復興しようという活動をしていました。祭りは復興できたのですけど、一方で空き家がどんどん増えていました。祭りを復活させても、住む人がいなくなってしまったら本末転倒ですから」

戦前まで呼子町の各地で行われていた「呼子くんち」が復活。呼子に伝わる民話「親子鯨の弁天様詣り」になぞらえ、和紙で漉き上げた親子鯨の山車を引きながら、町中を練り歩きます。

晴の輔 お父さんの故郷が唐津だったのですか。

 

新藤「そうです」

新藤「そうですね。実際に歩いていても若い人が増えているなと感じますし、市の人流データを見ても呼子は2割以上上がっている状況です。また、サウナを開業したり、コスメの有名ブランドさんが施設を作ったりした関係もあって、今まで呼子に来ていなかった関東から来る方や若い方が来るようになりました」

晴の輔 呼子とコスメという組み合わせは意外でした。でも今、すごく好循環に向かって動き出している感じがします。今後、呼子をどんな場所にしていきたいですか。

新藤「外から見ても面白いことをやりたい人が呼子に集まってくる。観光客も楽しくなりますし、若い人が移住して『自分も何かやりたいな』と思うようになる。そんな好循環が生まれるといいなと思っています。」

 

晴の輔 新藤さんの会社は民間企業ですよね。民間の会社がこうした町興しに関わることの大切さというのはありますか。

 

新藤「そうですね。やっぱり行政だけだと人の面でも限界がありますし、お金の面でも厳しい部分があります。ご縁のある地域で、元気な会社が本気で取り組んでいけば、日本の地方衰退も変わるのではないかと思っています」

 

晴の輔 初めは祭りを復活させたいというところから始まって、お祭りを復活させても今度は担い手がいない。観光客が増えるのももちろんいいですけど「自分もここで何かやりたい」と思う人が増えるところまで考えられているのですね。

新藤「それが最高だと思っています」

新藤「『鯨のようなスケール』は今後使わせていただきます(笑)」

 

【どっちだ!?晴の輔】

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

晴の輔さんが、呼子町へ行ったら・・・

・鯨の町興しプロジェクトで出来たサウナに入りたい

それとも

・呼子のクラフトビールが飲みたい

どっちだ!?晴の輔

 

おぉン、これはねサウナに入った後、クラフトビールが飲みたいですよね…えっとね…これね、うン決めました!

 

「鯨の町興しプロジェクトで出来たサウナに入りたい」

 

今日は「佐賀県唐津市呼子町で展開している町興しプロジェクトに迫る!」というトピックスでお届けしました。呼子の町興しは、イカではなく鯨でした。

呼子は江戸時代、鯨漁によって大いに繁栄した歴史があるそうです。その鯨をシンボルに掲げ、サウナやかき氷店、クラフトビールのブルワリーなど、幅広い取り組みで町興しを進めています。

インタビューの後、新藤さんは「最低でも10年は続けたい」と話していました。頼もしい!

もし呼子へ行く機会があれば、訪れるたびに何かが変わっているかもしれません。そんな予感がする、とても前向きな町興しでした。

そんな「呼子鯨の町興しプロジェクト」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

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      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。