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2022.09.26

#234「愛媛県松山市に新たに誕生した日本を代表する夜景スポット!日本夜景遺産に認定されたその場所とは?」の巻

あなたが好きな夜景スポットはありますか?

星空の美しさとはまた一味違う「夜景」。

僕が好きなのは、飛行機で夜、地方都市から東京に戻るとき、羽田空港の上空で飛行機の窓から見下ろす東京都心の夜景。粒々の光がものすごく密集していて遠くまで続いている。その光の中に赤っぽく光る東京タワーを見つけた時の喜び。そんな見下ろす俯瞰夜景だけじゃなく、地上から見るイルミネーション、空港の滑走路…それから「隠れた夜景スポット」としてよく話題になっている「工場夜景」もいい。ちなみに「100万ドルの夜景」。この言葉、日本で生まれた言葉って知っていました?なんでも戦後の1950年代後半、高度経済成長で電気の使用料が増えて、神戸の六甲山から見える夜景の電気代を、当時のドルに変換したら100万ドルだったのだとか。だから令和の今は「1000万ドルの夜景」にパワーアップしています。

今回は、そんな「夜景」にまつわる話題を!

先月、愛媛県松山市のある場所が「日本夜景遺産」に認定されて、話題になっています。松山のどこの場所なのでしょうか?

松山市(まつやまし)は、愛媛県の中部に位置する市。愛媛県の県庁所在地及び四国最大の都市であり、中核市に指定されている。四国地方では、唯一人口50万人を超える都市である。中四国地方でも人口規模は広島市、岡山市に続く第3の都市となる。wikiより引用

松山市 公園緑地課の金浦正臣さんにお話し伺います。

 

 

晴の輔 「日本夜景遺産」に認定された場所というのはどこなのでしょう?

 

金浦「『松山総合公園展望広場』です。松山市の中心部からやや西で、県外からのアクセス拠点でもあるJR松山駅からほど近い丘陵地にあります。歩いても5分程度で行けます。」

晴の輔 ちょっと小高いところになっているのですか?

 

金浦「松山総合公園の頂上で『芝生広場』とヨーロッパ城郭風の『展望塔』があり、その高さは松山城の天守閣広場とほぼ同じぐらいで、約131mになります。」

晴の輔 松山城は山の上にあります。

 

金浦「そうです山城と言われています。」

金浦「展望広場からは同じく日本夜景遺産で、ライトアップされた松山城を中心に松山市内の夜景が一望でき『展望広場』の3階にある『展望塔』に登っていただけると360度の夜景が楽しめるようになっております。」

展望塔

晴の輔 360度ですか!

 

金浦「はい、瀬戸内海まで見通せるようになっています。」

 

晴の輔 ライトアップされている「松山城」も日本夜景遺産に選ばれている。

松山城

金浦「別のタイプになるのですが『ライトアップ夜景遺産』に選んでいただいております。」

金浦「これは非常に珍しいのではないかと思っております。是非みなさんに観ていただきたいと思っております。」

 

晴の輔 贅沢です!松山で夜景のイメージはあまりなかったです。自然から都市の光、歴史ある松山城と多種多様なものが味わえます。そもそも松山市民には有名なスポットだったのですか?」

 

金浦「夜景の素晴らしさには自信があったのですが、実は市民の皆さんにもあまり知られていなかったというのが実情です。」

金浦「松山城のライトアップは皆さん目に付くのですが。」

 

晴の輔 そうか、松山は「坊ちゃん」だから、皆さんあまり夜出ないとか?(笑)。

 

金浦「(笑)」

 

晴の輔 金浦さんご出身はどちらですか?

 

金浦「松山生まれの松山育ちですね。」

 

晴の輔 生粋の松山っ子!金浦さんはこの夜景をいつ頃知ったのでしょう?

 

金浦「正直、この公園が出来てからしばらは知らなかったのですが、子どもを連れてカブトムシを取りに行ったことがありまして、その時に初めてここの夜景凄い!というのに気付きました。」

 

晴の輔 カブトムシのおかげ。

 

金浦「そうです。虫のおかげってことですね。」

 

晴の輔 松山の夜景の魅力はどういうところでしょう?

金浦「夜景を作り出している一つ一つの光は皆さんの想い、例えば『ご家庭での団らんの光』や『防犯灯の光』のように皆を守る光であったりします。それらの光が『街という集まり』でつながった時、素晴らしい風景であると感じていただくことが魅力です。同じ夜景は存在しないはずですし。」

 

晴の輔 なるほど!どのようなPRを考えていますか?

 

金浦「なかなか知っていただけてない現状があります。この受賞を機に皆さんに知っていただくことは、市としてチャンスであると捉えており、全国の皆さんにぜひ松山にお越しいただく一つの契機として利用させてもらっています。」

金浦「ありがとうございます。」

 

 

「どっちだ!?晴の輔」

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

晴の輔さんが、松山へ行って夜景を楽しむなら・・・

「日本夜景遺産の松山総合公園展望広場へ行く」 

それとも

「同じく日本夜景遺産のライトアップされた松山城へ行く」

どっちだ!?晴の輔

 

あぁ、これはどっちも行くよ!せっかく松山に行くのだから…え~…決めました!

 

「日本夜景遺産の松山総合公園展望広場へ行く」

 

 

展望広場からの夜景を心から楽しんだら

 

今日は「愛媛県松山市に新たに誕生した日本を代表する夜景スポット!日本夜景遺産に認定されたその場所とは?」というトピックスでお届けしました。認定された場所は、市の中心部からほど近い松山総合公園展望広場でした。松山の魅力と言えば賑やかな街、温泉、お城、文学!そこにさらに夜景が加わりましたね。

そんな「松山総合公園展望広場」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

 

-WEB版こぼれ話し1-

晴の輔 どういった点が評価されたとお考えですか?

金浦「松山総合公園の豊かな自然、都市の光、歴史がある松山城など、多彩な風景が一望できる点を評価していただいたと思っています。」

晴の輔 認定されて、率直に今のお気持ちは?

金浦「埋もれていた『宝』を外部から発見していただき大変にありがたいです。」

 

-WEB版こぼれ話し2-

晴の輔 認定された夜景スポットが、観光や町の活性化に繋がる効果になります。

金浦「松山市には道後温泉松山城など観光施設が数多くあります。さらに『松山総合公園の夜景』を観光のプランとして楽しんでいただければ、もう一日滞在していただけるチャンスも広がるのではと期待しています。」

晴の輔 一日では回り切れない。

金浦「松山は美味しいものたくさんありますので、さらに一泊していただければ活性化につながります。」

 

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    パーソナリティ
    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。