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2023.06.26

#273「山形市が市内のラーメン店を紹介する究極のラーメンサイトを開設!そこに込められた想いとは??」の巻

あなたは、ラーメンを食べるためだけに出かけたりしますか?

新横浜にラーメン博物館が誕生したのが1994年。来年の春で30年になります。醤油、とんこつ、みそ、塩…全国の名店の味が飛行機に乗らずに食べにいけるというコンセプトでオープン。この30年で日本のラーメンはさらに進化を遂げ、海外の方が飛行機に乗って、日本のラーメンを食べにくる時代になりました。

日本で初めてラーメンを食べた人は、第二代水戸藩主の徳川光圀、あの水戸黄門。江戸時代、1697年に初めて中華麺を食べたという説は有名です。ところが数年前に、それを覆す史料が現れました。江戸時代から200年以上も前、室町時代の1488年に「経帯麺」という中華麺を食べたという記述が出てきたのです。しかも、そのレシピは現代のラーメンの麺とほぼ同じ。日本のラーメンの歴史は深く、そして今も確実に進化しています。

今回は、そんな「ラーメン」にまつわる話題!

山形市が今年になって、市内にあるラーメン店を紹介するラーメンサイトを立ち上げて話題になっています。

山形市(やまがたし)は、山形県の中部東に位置する市。
市域は旧南村山郡・東村山郡(現在は村山地方)に属しており、当域を管轄する村山総合支庁の所在地でもある。県内人口最大都市であり、東北地方では、青森市に次いで8番目に人口の多い都市である。周辺11市町村と共に「山形連携中枢都市圏」を形成している。この参加市町村を山形都市圏とした場合、人口は約51万人で、東北地方では、仙台都市圏・郡山都市圏に次いで3番目に多い都市圏人口である。wikiより引用

ラーメンを紹介するまとめサイトは検索すると結構ありますよね。でも、自治体が中心となって紹介するケースは珍しいような?

山形市商工観光部・ブランド戦略課 課長の高橋大さんにお話しを伺います。

 

晴の輔 山形市が開設した市内のラーメン店を紹介しているサイトとは?

 

高橋「『#推しメンやまがた』という山形市のラーメン店を紹介するサイトです。山形市のラーメンは、多種多様なラーメンがあることが特徴です。ラーメンを検索して自分の『推しメン』を探したり、自分の推しのラーメンを他の人に薦めることができるよう、サイト掲載店のラーメン名刺が作成できたりもします。」

晴の輔 なるほど

 

高橋「また、ラーメンの麺の太さ、スープや出汁の種類も選択して検索可能です。」

高橋「Instagramとも連携しているので、お店の評判もわかるような形にしています。多種多様がゆえに、山形のラーメンは『札幌ラーメン』や『博多ラーメン』に埋没していたところがあるのかなって思っていましたが、その多種多様性を売りにしていきたいという思いで作りました。」

 

晴の輔 なるほど!自治体がラーメン店を紹介するサイトは珍しいですよね?

 

高橋「そうですね。ラーメンに特化したサイトはないかと思います。」

高橋「もともとは、総務省の家計調査における中華そばの消費金額が8年連続日本一という実績がありました。ただ、実績はあったもののそれをうまくPRできていなかったことから、部署横断的に若手中心のプロジェクトチームが結成され、その中でラーメンを活用した政策を提案してもらい、先ほどあったラーメン名刺などの提案とあわせて生まれたアイディアです。」

ラーメン名刺ご利用方法

晴の輔 ラーメンの消費金額8年連続日本一!

高橋「8年連続日本一ですから、それを活かした町おこしを市長が若手に施策を考えろと投げかけていたところ、昨年2位に落ちてしまいました。(笑)それでも今年1位を取り戻して『めでたしめでたし』です。」

高橋「とても身近な食べ物として親しまれています。例えばお客様が来ると出前を取ってラーメンでもてなすとかですね。今がシーズンのさくらんぼを作っている農家さんが、昼ご飯に自分の農園に出前したりします。また山形市は2007年までの74年間、日本で一番暑い最高気温記録を持っていたぐらい夏は暑いのですよ。」

 

晴の輔 暑い町でしたらラーメンは温かいですから消費量は下がるのでは?

 

高橋「普通は下がるのですけど、そこで考えられたのが『冷やしラーメン』。これは山形市発祥のラーメンでして、暑いがゆえにラーメンの汁ごと冷やして食べようと発明されまして、それが夏でも食べられるので消費額が落ち込まないのです。」

 

晴の輔 なるほど!そんな理由があるのですね!

 

高橋「四六時中その季節にあったラーメンが食べられる町ですね。」

高橋「はい『ラーメンの町』と売り込むことによって、山形市にたくさんの方にお越しいただいて『地域の活性化』に繋がるといいなと思っております。」

 

晴の輔 キャッチフレーズなどはあるのですか?

 

高橋「ラーメン店の方々と一緒になって考えまして山形市のラーメン「山ラー」というロゴを作りました。(笑)」

晴の輔 なるほど!

 

高橋「賛同していただけるお店の前に『のぼり』を置かせていただいています。2位に落ちた時点でラーメンの方も危機感をお持ちになられて『もう1回ラーメンを売り上げていこうよ!』と「ラーメンの聖地、山形市」を創る協議会が設立されました。その取り組みの中で『山ラー』ロゴを作り『ラーメンの聖地山形市宣言』もさせていただいています。」

晴の輔 僕も「山ラー」になりたいですね。

 

高橋「是非!(笑)」

 

 

「どっちだ!?晴の輔」

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

晴の輔さんが、山形市に行ってラーメンを食べるなら・・・

「冷やしラーメンを食べる」

それとも

「温かいラーメンを食べる」

どっちだ!?晴の輔

 

せっかく山形に行ったら絶対両方食べるけど。冷やしか、暖かいのか…えーと、よし、決めました!

 

 

「冷やしラーメンを食べる」

 

 

冷やしにします!理由は山形のラーメン、略して「山らー」この響きがかっこいいから

今日は「山形市が市内のラーメン店を紹介する究極のラーメンサイトを開設!そこに込められた想いとは??」というトピックスでお届けしました。山形市はラーメンの消費金額が日本一なのですね!正直知らなかったです。サイト見ました。山形のラーメンがどれだけ多種多様かよく分かりました。あなたも検索してみてください、必ず「推しメン」が見つかります!

そんな「#推しメンやまがた」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

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    パーソナリティ
    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。