あなたは、辛い物・激辛料理は好きですか?
日本で初めて「激辛ブーム」が起こったのは1980年代と言われています。令和になった今も、激辛の食べ物はよく見かけますね。一言で「辛い」といっても、辛さには種類があります。唐辛子や胡椒のような、ピリッとした刺激が口の中に残る辛さ。ワサビやマスタードのように、鼻にツーンとくる辛さ。人によって「得意な辛さ」「苦手な辛さ」があると思います。
そんな「辛味」を感じ取るのが味覚神経…と言いたいところなのですが、味覚神経で感じると味は「甘味、塩味、酸味、苦味、うま味」の5種類で「辛味」は入らないのです。「じゃあ辛味って何で感じ取るのか?」というと痛みと同じような刺激として感じ取る味なのです。つまり「辛味は痛み」?美味しければ何でもいいのですけどね。これからますます暑くなって、辛い物が食べたくなる季節に!
今回は、そんな「辛い物」にまつわる話題!舞台は、福島県の平田村にある「道の駅ひらた」。
道の駅ひらた
ここに激辛の代名詞「ハバネロ」を使った商品がたくさんあって新しく「ハバネロポテトチップス」が発売され、話題になっているのです。なんでも平田村は「日本一辛い村」を目指しているのだとか。「日本一辛い村」…なんかインパクトありますよ!
「道の駅ひらた」の駅長、高野哲也さんにお話しを伺います。
高野哲也さん
晴の輔 ハバネロのポテトチップスとはどのような商品なのでしょうか?
高野「文字通りのポテトチップスにハバネロパウダーをまぶしたものですが、辛いだけのスナックを作るのはイヤだったので、ビーフ味をベースにしたバーベキュー風味などをしっかりつけて、その上にハバネロパウダーで辛みづけしました。」
高野「道の駅ひらたの商品で、辛い物が苦手な方でも大丈夫なものは一つもありませんッ!」
晴の輔 ひとつもないのですか?
高野「はい。『辛い物が苦手でも大丈夫ですか?』とお客様に聞かれることがありますが『苦手でしたらご遠慮いただいた方が無難ですよ』と答えています。中途半端な辛さにすると、コアなファンの皆様から怒られちゃうのですよ。」
晴の輔 ええっ!道の駅ひらたでハバネロを使った商品はどのようなものがあるのでしょう?
高野「『ハバネロ戦隊カラインジャー』というふざけた名前のレトルトカレーが4種類、『ノーマル』から『激辛レッド』『手羽先グリーンカレー』『生地獄』ご用意しています。また同じシリーズの激辛もつ煮込み、ハバネロ味噌、ハバネロ一味、ハバスコ。」
激辛モツ煮込
ハバネロ味噌
ハバスコ
晴の輔 ハバスコ?
高野「これはまるで『タバスコ』のパクリみたいでしょ?
高野「さすが!上手いことおっしゃいます!他にも『ハバネロオリーブオイル』がありますが、もう自分でもいくつあるか分からないです(笑)。」
ハバネロオリーブオイル
晴の輔 とにかく激辛商品がずらりと並んでいて棚が発火しそうです。その中でも名物は?
高野「一番売れているのは『ハバネロ戦隊カラインジャー』シリーズの『生地獄カレー』と『ハバネロソフトクリームの地獄級』ですかね。」
晴の輔 えっ?ソフトクリームにハバネロ?
高野「初級・上級・地獄級、三つのクラスがありまして、全て『R-20指定』なのですよ。未成年の方は保護者の同意が必要です。『地獄級』をお食べになる時は『自分の責任で食べます』との念書を書いてチャレンジしていただいております。」
晴の輔 それくらいの辛さなのですね!「道の駅ひらた」さんは売上を上げたい!そういう気持ちはあまりないのですか?(笑)。
高野「(笑)。そんなことはないですよ(笑)。北海道や関西地方からお出でになり召し上がる方がいらっしゃるのです。」
高野「それがですね。日常的に食べるかというと…ほとんどないと思います。」
晴の輔 (笑)。面白いですね!「日本一辛い村」を目指すというよりは遊び心満載です!
高野「そもそも『日本一辛い村』の定義は自分たちも分かりませんし、言い出したのもここまでやるのだったら『日本一辛い村』を目指そうじゃないかと。『日本一辛い村』の横断幕を貼ろうとした時に『辛い』という漢字って別の読み方だと『つらい』になってしまうのです。これじゃちょっとまずい!となったので、ふりがなを「からい」とふりました。遊び心が半分以上かもしれませんね。」
晴の輔 とてもいいですね。
高野「特に震災の後、福島県はすごく暗いイメージがあって『いやいやそんなことないよ』『こんな遊び心もあってゆとりを持っていろんなことをやろうとしているのだよ』というのを全国に発信したい気持ちも実はあったのです。」
高野「ありがとうございます。」
「どっちだ!?晴の輔」
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。
晴の輔さんが、食べられそうなのは・・・
「ハバネロポテトチップス」
それとも
「ハバネロソフトクリーム地獄級」
どっちだ!?晴の輔
あぁ、そう僕は甘党です。ですから地獄級の辛さはね…無理かもなあ…じゃあ、決めました!
「ハバネロポテトチップス」
今日は「福島県にある『道の駅ひらた』のハバネロ商品が話題に!目指すは、日本一辛い村??」というトピックスでお届けしました。辛いものガチで揃えましたね。「激辛もつ煮込み」にタバスコじゃなくて「ハバスコ」「生地獄カレー」…僕だったら一口で無理だろうな。辛いものに自信がある方チャレンジしてみては?でも自己責任ですからね。
そんな「道の駅ひらた」に
それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。
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