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2020.12.28

#143 福島県「SNSがきっかけで話題に!福島県会津芦ノ牧温泉にある「鬼滅の刃」の聖地とは?」

あなたは、「今年、流行ったもの」と聞いて、何を思い浮かべますか?

今年も残りわずかとなりました。皆さんはどんな一年でしたか?今年は「地球の厄年」だったと僕は捉えています。「新語流行語大賞2020、年間大賞」は「3密」でしたね。トップテン入りした言葉を見ると、半分はコロナ関連。トップ10の中で社会現象になっている言葉「鬼滅の刃」はご存知ですよね?僕も映画見ました。でもコミックはまだ読めてないのです。「鬼滅の刃」を簡単に紹介すると、舞台は大正時代、家族が鬼に襲われ、妹を鬼にされてしまった主人公の竈門炭治郎が、妹を人間に戻す方法を探しながら、鬼と戦うという物語。シリーズ累計発行部数は電子版を含めると12,000万部を突破!映画も大ヒット!さらにこの作品をきっかけに、全国いろんな場所が聖地になりました。「第一生命経済研究所」の試算によると「鬼滅の刃」の経済効果は、少なくとも2,700億円に上るのだとか。すごい破壊力。「コロナ」という鬼も退治してって言いたくなります。今回はそんな「鬼滅の刃」がきっかけで、話題になっている場所をピックアップ。福島県会津芦ノ牧温泉に「大川荘」という老舗の旅館があるのですが、そこが「鬼滅の刃」に出てくる、敵のアジト「無限城」に似ていると SNS で話題になり、多くのファンが訪れています。旅館の方は、この鬼滅の刃ブームをどう感じているのか?

大川荘」の女将、川又美江さんにお話し伺います。

 

晴の輔 たくさんのファンの方が、訪れていると思うのですが、効果を実感し始めたのはいつ頃から?

 

川又「SNSなどで話題になってきたのは、3月頃からで、その後ちょこちょこと写真を撮りに来るお客様がいらっしゃいました。4月中旬から6月まで休館しておりましたので、実感としては、再開してからの7月からですかね。」

 

晴の輔 初めは分からなかった。話題になっていることを知って、どう思われました?

 

川又「最初はビックリしました。『鬼滅の刃』作品自体分からず、『無限城』のカットだけ拝見しまして『似ているのかな』と思いました。」

 

晴の輔 具体的には、どこが似ているのですか?

 

川又「『浮き舞台』という舞台がありまして、そこで三味線を弾いてお客様をお出迎えするようになっています。そこが『無限城』の琵琶を弾いている場所に、似ていると言われます。

晴の輔 三味線演奏は、昔からあったのですね。ロビーは一階、そこより少し低い所に舞台があり「浮き舞台」は見下ろすのですね。訪れたファンの反応はどうですか?

 

川又「入ってきて最初の言葉が『凄い!』『凄く似ている!』といただいているので、大分似ていると感じております。」

川又「たくさん撮られています。」

 

晴の輔 週刊少年ジャンプでの連載ですから、ジャンプして撮る人とかいますか?

 

川又「(笑)私の見ている限りではジャンプはいなかったですね。(笑)刀を持って撮られているお客さんはいますね。若いお客様、ご家族でいらっしゃいます。特にお子さんたちが喜んでいて、禰󠄀豆子の格好とかされています。」

 

川又「(笑)そうです。かなり皆さんそういう格好で来られています。」

 

晴の輔 コスプレをして、旅館に来る。その人たちからすると「大川荘」がテーマパーク。

 

川又「そうですね。あるお客様は『家族をどこにも連れていけなかったので、ひとつのテーマパークとして子どもが喜んで、楽しめて、すごく嬉しいです。』とお声をかけてくださいました。

 

晴の輔 旅館としては嬉しいですね。コロナ禍で大変な年でした。

 

川又「そうですね。再開したときは『どうなってしまうのか?』と心配しました。GoToキャンペーンとの相乗効果という部分は大きいかなと思いますが、かなりのお客様に戻って来ていただき、また新しいお客様もいらっしゃることは、とても助かっております。」

 

晴の輔 「棚からぼたもち」的、ご先祖様からのプレゼント的な感覚じゃないですか。「大川荘」はいつからあるのですか?

川又「1953年、創業67年を迎えております。」

 

晴の輔 「大川荘」の魅力というのはどういうところですか?

川又「名前の通り大川、正式名称、阿賀川沿いに立地しておりますので、その渓谷と対岸の山々の四季折々の絶景が魅力です。これからの時期は何と言っても雪景色です。会津は雪が深いので、露天風呂や、お部屋などから景色をお楽しみ頂いております。」

晴の輔 景色を楽しみながらゆっくりお湯に浸かれる。創業67年にして、後から出てきた「鬼滅の刃」の舞台に、似ていると言われました。

 

川又「ビックリしています。作者の方がいらっしゃったのか、たまたま似ているのかもしれませんし。」

川又「そうですね教えていただきたいです。」

 

 

 

「どっちだ!?晴の輔」。

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーでございます。

 

「晴の輔さんが、大川荘へ行って、楽しみたい場所は・・・

『三味線の演奏が行われる、浮き舞台』

それとも

『四季の景色が魅力の、露天風呂』 

どっちだ!?晴の輔」

 

行ったらね、両方楽しみたいけど選ぶなら…

 

 

決めました!

 

 

 

 

「三味線の演奏が行われる、浮き舞台」

 

 

この舞台が「無限城」に似ていると言うので話題になったのでしょ。

 

 

今日は「SNSがきっかけで話題に!福島県会津芦ノ牧温泉にある「鬼滅の刃」の聖地とは?」というトピックスでお届けしました。「無限城」に似ているという大川荘の「浮き舞台」見てみたいなあ。お子さんが禰󠄀豆子の格好をして訪れるのですからね。「鬼滅の刃」の世界に浸れて、さらに温泉にも浸れる。ここが聖地と呼ばれるのも分かりますね。

 

そんな「大川荘」に

今年も一年「週刊なるほど!ニッポン」、全集中のおしゃべりでお届けしました。

それではまた、来年もお会いしましょう!よいお年を!立川晴の輔でした。

 

-WEB版こぼれ話し1-

晴の輔 会津芦ノ牧温泉は、どんな場所(街)ですか?

川又「大川沿いに集まっている温泉街でして、小さい温泉街ではありますが、各旅館共に四季折々の自然をお楽しみいただけます。会津の南に位置しておりまして、『下郷町』観光でも有名な茅葺き屋根の宿場町『大内宿』、自然豊かな南会津にもほど近く、市内観光や奥会津の観光にも便利な立地でございます。」

晴の輔 自然豊かがご自慢。新幹線だとどこが近く?

川又「郡山駅です。あとは白河駅ですね。」

晴の輔 周りの旅館から「何が起きているのだ?」と言われません?

川又「(笑)驚かれています。」

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    パーソナリティ
    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。