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2023.07.03

#274「愛知県半田市の製粉メーカーが作った麦茶は、ちょっと変わった一味違う麦茶?」の巻

あなたは「夏の飲み物」と聞いて、何をイメージしますか?

梅雨が終わると、いよいよ夏本番。年々暑さが増しているように感じますが、今年の夏はどうなのでしょうか。この時期から怖いのが熱中症。皆さん、こまめな水分補給を心掛けてください。そんな暑い時の定番の飲み物と言えば「麦茶」!昔から『夏に麦茶を飲むことは身体にいい』と聞きますが、これにはいくつか理由があります。麦茶を飲むことで、身体を冷やす効果があります。そして、汗によって水分と一緒に排出されたミネラル分を補ってくれる。血液をサラサラにし、血圧を下げる効果もあるのだとか。そして麦茶には、カフェインやタンニンが含まれていないので、赤ちゃんからご年配の方まで安心して飲むことができます。麦茶は、夏に飲むのにうってつけの飲み物なのです。

今回は、そんな「麦茶」にまつわる話題!

愛知県半田市にある「尾張製粉」という老舗の製粉会社がちょっとユニークな麦茶を発売して、話題になっているのです。普通の麦茶とどう違うのでしょうか?

半田市(はんだし)は、愛知県の尾張地方にある市。知多半島の中央部に位置している。計量特定市
江戸時代中期から本格化した醸造業の成長とともに、港湾都市として発達した。明治以降は知多半島における行政の中心となる。太平洋戦争後には鉄鋼や自動車関連産業などの製造業も進出している。名古屋都市圏の中心市の1つであり、特に知多地域における政治・経済・文化の中心機能を担っている。wikiより引用

尾張製粉株式会社」の代表取締役社長 榊原総一郎さんにお話しを伺います。

代表取締役社長 榊原総一郎さん

晴の輔 新しい麦茶とはどのような麦茶なのでしょう?

 

榊原「麦茶にリンゴの香りをつけた、アップルフレーバー麦茶のことです。」

晴の輔 「アップルフレーバー麦茶」ですか。紅茶でフレーバーというのは良く見ますが「麦茶」では珍しくないですか?

 

榊原「そうですね。珍しいと思います。お店では販売されているみたいですけれども、まだまだ一般的ではない商品だと思います。」

榊原「ベースは、国産の大麦を使っているので味は麦茶に近いです。しかし、アップルの香りとほのかな風味がついているので、麦茶とはまた違う風味に感じられると思います。」

 

晴の輔 水出しなどで作るのですか?

 

榊原「どちらかと言いますと麦茶よりは紅茶に近くて、形態としましては、1食タイプのティーバッグなので熱したお湯で抽出していただきます。」

晴の輔 それを冷まして冷蔵庫で冷やしてもよろしいのですか?

 

榊原「そうですねあまり想定はしてないのですけれども、アイスティーがあるぐらいですから、そういうお楽しみ方も夏などはいいとは思います。どちらかというと今までの水分補給のためにごくごく飲む麦茶というよりは、ちょっと一杯のものをゆっくり時間かけて飲んで、リラックスの時間を提供できるというような商品を作りたいなと思って作っています。」

晴の輔 なるほど!味と香りを楽しむ!麦茶とリンゴの味・風味の相性は?

 

榊原「私も最初はどうかなと思っていたのですけれども、結構いろんなフルーツの風味とマッチして相性はそれぞれ悪くなかったです。意外な発見でした。」

 

晴の輔 色々と開発段階で試されたのですね。

 

榊原「そうです。他のフルーツはもちろんのこと、チョコレートやキャラメルなどのフレーバーも合うかなと色々テストしました。」

榊原「(笑)そうですね。そのイメージありますね。」

 

晴の輔 相性はいいのかなと思っています。今後は他のフレーバーも?

 

榊原「柚子フレーバーを準備しています。柑橘の香り、特に柚子は皆さんをお好きだと思いますので。」

 

晴の輔 アップルを皮切りにこれから色々出されるのですね。

 

榊原「そうです。色んなフレーバーがあれば『今日はリンゴで』『今日は柚子にしようかな』と選ぶ楽しみも出てきますので、バラエティも取り揃えていきたいと思っています。」

榊原「麦茶市場が量販店・コンビニなどで売るペットボトルの方に大きくシフトしていて、利便性が良いものですから、どんどん伸びていくことは歓迎できるのですけど、家庭で楽しむというタイプの方は、成長しているとは言えない状況です。新しい麦茶の価値をどうやれば提供できるのかと考える中で『ホット麦茶』という切り口もそうですし『リラックスタイム』にフィットする麦茶、贈り物として使ってもらえるっていうそういう新しい麦茶の取り組みをしたいと思い開発に至っています。」

 

晴の輔 なるほど!確かに夏の水分補給、ペットボトルのイメージが強いです。その真逆の方向なのですね。

 

榊原「新しい麦茶の一面に光を当てたかったというところもあります。」

榊原「我々自身が固定概念にとらわれ過ぎていたところがあったのですけれども、今回社内の若手を中心に今までにない発想で、商品開発できたので私自身も楽しんで携わっています。」

 

 

「どっちだ!?晴の輔」

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

晴の輔さんが、夏のギフトとして贈り物をするなら・・・

「アップルフレーバー麦茶を贈る」

それとも

「普通の麦茶を贈る」

どっちだ!?晴の輔

 

普通の麦茶を贈ったら…それは普通でしょう。贈るならアップルですよ。でもえーと、これ…あ、決めました!

 

 

「普通の麦茶を贈る」

 

 

 

今日は「愛知県半田市の製粉メーカーが作った麦茶は、ちょっと変わった一味違う麦茶?」というトピックスでお届けしました。フレーバーの麦茶でしたね。アップルフレーバー!ごくごく飲むイメージの麦茶ですがリラックスしたい時ほっとしたい時に飲む麦茶。いいじゃないですか飲んでみたい!

そんな「尾張製粉アップルフレーバー麦茶」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

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      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。