あなたは「ねぎを使ったご当地グルメ」と聞いて、どんな料理をイメージしますか?
日本を訪れる外国人観光客が右肩上がりで増えていますね。そんな外国の方々は、東京や京都だけでなく「地方の名物・地方の料理を食べたい」というニーズが今、とても高いのです。考えてみたら日本は、その土地その土地の食文化がしっかりあり。それを守りつつ、新しい地元の名物を作ろうとみんな試行錯誤しています。
今回はそんな「地元の名物・ご当地グルメ」の話題!
舞台は、埼玉県の深谷市。
「深谷」と言えば、新しくなる一万円札の渋沢栄一の出身地。そして「深谷ねぎ」が有名です。ねぎの独特の香りは「アリシン」と呼ばれる成分で、体力回復や、血行をよくして身体を温めるなどの効果があり、免疫力を高める食材の1つです。そんなねぎの産地である深谷市に「道の駅おかべ」という所がありまして、そこで「深谷ねぎ」を使った新しいご当地グルメが誕生して話題になっているのです。
なんでも「ねぎ」からはとても想像もつかないようなグルメなのだとか。
「道の駅おかべ」の古澤和彦さんにお話しを伺います。
晴の輔 「道の駅おかべ」で売っている「深谷ねぎ」を使ったご当地グルメとは?
古澤「『深谷ネギソフトクリーム』のことです。」
晴の輔 ねぎを使ったソフトクリーム!?ご当地ソフトってやつですか?
古澤「私の知る限りは無いですね。」
晴の輔 僕も聞いたこと無いです。具体的にはどのようなものでしょう?
古澤「バニラ味のソフトクリームに『ねぎの粉末パウダー』をふりかけて、小口切りした冷凍の「深谷ねぎ」をトッピングしています。」
晴の輔 ええっ!?ねぎをトッピング?
古澤「深谷市のイメージキャラクターである、ゆるキャラの『ふっかちゃん』の角を模した緑色のチョコを左右対称に刺して「ふっかちゃん」に見立てています。」
晴の輔 はあ~…。黄緑色っていうかもう「ねぎだらけ」!こだわった部分はありますか?
古澤「『ねぎの緑』『ねぎの上品な青い香り』『甘い白い部分』。それと『深谷ねぎ』のシャキシャキする音、ソフトクリームに『ねぎ』の食感を際立だせたところです。」
晴の輔 なるほど!ソフトクリームを食べて「滑らか」などの言い方をしますけど、ソフトクリーム食べてシャキシャキの食感ですか!
古澤「そうなのです。深谷ねぎを味わっていただきたくて、冷凍したねぎを乗せたことで食感を強調しました。」
晴の輔 はあ~、実際に食べた方の反響はいかがでしょう?
古澤「ねぎの香りと程よい苦味がジワジワと来て、次にバニラソフトの甘さが口いっぱいに広がり、冷凍ねぎのシャキシャキ食感と、再び甘さがやって来るけれど後味はやっぱり『ねぎ』が残ります。でも『ネギソフトは美味しいです』との感想をいただいております。」
古澤「試作の時も含めたくさん試食しました(笑)。初めて食べた印象は一口目『ねぎの粉末パウダー』が青い香りとねぎ本来の辛味を運んできます。どうかと思いましたが、ねぎがバニラソフトと調和することでマイルドな味わいになり、おいしい『深谷ネギソフトクリーム』が出来ました。」
晴の輔 食べているうちにクセになっていくような感じですか。すごい組み合わせですね。甘さとねぎの香りをどうマッチングさせるか?
古澤「はい(笑)。」
晴の輔 「深谷ネギソフトクリーム」を作るきっかけは何だったのでしょう?
古澤「ここ1~2年前から、ご当地ソフトを目的に来館されるお客様が多く『ご当地ソフトありますか?』と問い合わせがあったのがきっかけですね。」
古澤「そうですね。各地のご当地ソフトを巡る方もいらっしゃると伺っていました。ですから深谷ならではの『深谷ネギソフトクリーム』を作りたかったのですね。」
晴の輔 もし渋沢栄一が「深谷ネギソフトクリーム」を食べたら何と言いますかね。
古澤「(笑)最初は『?』という表情になるかもしれませんが『美味しい』と言ってくださると思います。」
晴の輔 金額を一万円にしよう!…それは言わないですか(笑)。実際にはおいくらなのでしょう?
古澤「税込み480円で販売しております。」
晴の輔 深谷を代表する「ご当地グルメ」になるといいですよね。
古澤「多くの方にシーズン以外にも食べてもらえるような『ご当地ソフト』になれればいいですね。」
「どっちだ!?晴の輔」
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。
晴の輔さんが、今度の独演会の枕で深谷市のネタをしゃべるのなら・・・
「深谷ネギソフトの事をしゃべる」
それとも
「渋沢栄一の事をしゃべる」
どっちだ!?晴の輔
あぁ、渋沢栄一の功績はすごいからね。いろんな話がありますよ。でもね…、これは決めました!
「深谷ネギソフトの事をしゃべる」
今日は「埼玉県深谷市の道の駅で衝撃のご当地グルメが誕生!特産の深谷ねぎが○○に!?」というトピックスでお届けしました。深谷ねぎを使ったソフトクリームだったとは!すごいですね。作るきっかけはお客様の声。しゃきしゃき食感のソフトクリームってそうないと思いますよ。食べてみたい!
そんな「深谷ネギソフトクリーム」に
それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。
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