あなたは、「○○マップ」と聞いて、どんなものを思い浮かべますか?
先日、用があって浅草に行ってきました。平日にもかかわらず、ものすごい人で賑わっていましたよ~。7割、いや8割が海外の方。いろんな言語が飛び交っていて、自分が海外にいるような気分になりました。また、海外の方は楽しそうに観光しているのです。スマホで写真を撮りまくったり、慣れない着物を着てはしゃいでいたり、観光マップを片手にきょろきょろしていたり。雷門の前に観光センターがあって、ちらっと覗くと様々な言語の観光マップがズラリと並んでいます。
僕は、地図を見るのが大好きなのですが、最近は紙の地図を見ることが少なくなりましたね。ほとんどスマホかタブレットの地図を見ています。ですから、旅行へ行ったときは必ず、紙の観光マップをもらうようにしています。あのイラストをふんだんに使った観光マップ、いいですよね~手作り感があって!
今回はそんな「マップ」の中でも、ちょっとユニークなマップが作られたという話題!
舞台は栃木県栃木市。
栃木市が今、市内のあるスポットを載せた地図を配布しているのですが、ありそうでなかったユニークなもので、話題になっているのです。一体どんなマップなのでしょうか?
栃木市観光交流館「蔵なび」の羽山理子さんに、このマップについてお話しを伺います。
晴の輔 栃木市が作ったあるスポットのマップとは、どのようなマップなのですか?
羽山「ズバリ『栃木市恋愛スポットマップ』です。
晴の輔 観光ではなくて恋愛?
羽山「具体的には、デートコースに使える場所や、恋愛にまつわる様々なスポット、ハート形のものや、おすすめの飲食店も載っているマップです。栃木市は「蔵の街」だけでなく「鯉の街」とも呼ばれています。「魚の鯉」と「恋」をかけてみたものなどバラエティに富んだいろんなスポットを、栃木市のファンから募集しそれを載せたものです。」
晴の輔 なるほど!栃木市は、小京都とか小江戸みたいな感じで、蔵の街ですよね。でも「鯉の街」でもあるのですね。
羽山「栃木市を南北に流れる巴波川に鯉が泳いでいるのですね。それなので『鯉の街』とも呼ばれています。
晴の輔 その鯉と恋愛の恋にかけている(笑)。
羽山「ファンの方から70件の応募をいただきましたが、重複などもあり63スポット載っています。」
晴の輔 ちょっと教えていただいてもいいですか。
羽山「まず『うずまの鯉のぼり』ですね。放送日までには終わってしまうのですけど、毎年春に「巴波川」に全部で1,151匹の鯉のぼりが泳ぐ圧巻の光景です。1,151は『いい鯉』という語呂合わせで「いい恋よ、来い」みたいな意味での応募でした。」
晴の輔 いいですね!羽山さんがおすすめのスポットは?
羽山「掲載されているものですと『栃木シティの試合観戦』です。栃木市には「栃木シティ」というサッカーチームがあって、カップルで試合観戦するのに私は憧れます。同じチームを応援していると、ハイタッチしたりハラハラしたり、2人の距離が縮まるような感じがするので、付き合いたてのカップルにも、マンネリしてきたカップルにも、または付き合う前の2人で行ったり、同じチームを応援している縁で出会ったりっていうのもステキだと思います。」
羽山「カップルの人たちに来て欲しいですし、市内のカップルの人たちも、もう一度地元のデートスポットを見直して欲しいです。栃木市のファンの人たちがおすすめするスポットが、観光案内やイベントで使われて栃木市の魅力発信、さらなる魅力の発掘などに結びついていけばいいなと思っています。」
晴の輔 栃木市を好きになってくれる人、ファンになってくれている人たちの声をいっぱい拾い上げて大事にされているのですね。栃木市恋愛スポットマップは、今後も見つけて増やしていかれるのでしょうか?
羽山「そうです。継続的にSNSで募集をして増えてまいりましたら、Vol.2、Vol.3と発信したいですね。」
羽山「(笑)」
「どっちだ!?晴の輔」
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。
晴の輔さんが、これから栃木市でデートをしようとするカップルに薦めるスポットは・・・
「『うずまの鯉のぼり』を薦める。」
それとも
「『羽山さんが推す、栃木シティのサッカー観戦』を薦める。」
どっちだ!?晴の輔
いやあ、鯉のぼりはもう終わっているでしょ。来年の春まで見られないでしょ。それはね勧められないな。一択だよ。あ、でもね…分かった、決めました!
「栃木シティのサッカー観戦を薦める」
サッカーにします。それは何故か?
今日は「栃木市が作った『あるスポット』を紹介したマップが話題に!その気になる中身とは?」というトピックスでお届けしました。観光スポットマップじゃなくて恋愛スポットマップでした。恋愛スポットが63ヶ所もあります。一日一ヶ所としたら全部回るのに2ヶ月かかりますよ!栃木市は、人も魚も恋の街ということで!
そんな「恋愛スポットマップ」に
それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。
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