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2019.06.10

#62 埼玉県 「埼玉県『日傘男子広め隊』が、日本のお父さんたちを救う!?」の巻

あなたは父の日に何をプレゼントしますか?

 

今年の父の日は、6月16日。皆さん、お父さんを労いましょう!その日くらいは…。百貨店に行ったら父の日に向けて、「男性用の日傘」が目立つようにディスプレイされていました。環境省が百貨店と協力し、「男性も日傘を使うよう呼び掛ける」キャンペーンをしていたり、あと日傘といえば、東京都・小池知事が発表した「かぶる日傘」の試作品。あれ…インパクトありました。

東京オリンピックの暑さ対策…。「かぶる日傘」確かに両手が空くのは便利です。あの姿がね…現代の傘地蔵?紫外線はよけられるけど、回りからの視線が集まっちゃう!

 

日傘をさす男性は正直、町を歩いてても、まだあまり見かけないですかね。そんな中、いち早く、男性日傘の普及啓発に取り組んで大活躍しているのが、埼玉県庁で結成された「日傘男子広め隊」!カッコいいでしょう?ちょっと興味があります。

 

では、埼玉県 温暖化対策課 安西智美さんにお話しを伺います。

 

 

 

晴の輔 ちなみに安西さんは、日頃から日傘を使われているのですか?

 

安西「はい、よく使っております。女性ものですと、色とか柄が数限りなくありますね。」

 

晴の輔 女性にとってはファッションの一部。

 

安西「男性もそういった形になってくると、もっと違ってくると思うのですけど、まだ取り組みとして始まったばかりですので。」

 

晴の輔 正直、僕もまだ抵抗がありますね。「日傘男子広め隊」はどのような活動しているのですか?

 

安西「晴の輔さんのように、男性で日傘って差しにくいと思っている方がいますし、女性でも『男性が日傘?』と思っている方もいらっしゃるので、そういった方々に、目に見える形で、男性職員が通勤や出張の時に、積極的に日傘を使います。それをご覧になった回りの方が『男性も日傘を使っているのだね』と思っていただけるように、日頃から率先的に使ってアピールする活動をしております。」

晴の輔 埼玉県庁の職員が「日傘男子広め隊」として使っているのですか?

 

安西「2017年、環境部の職員20人ぐらいで最初結成したのですが、昨年は市の男性職員にも協力いただいて、100人ぐらいで率先して日傘を差す行動をしております。」

 

晴の輔 埼玉県がこういったことを始めたのは?

 

安西「ヒートアイランド現象の影響もあって、気温が高くなりやすいのが埼玉県の特徴で、熱中症の搬送者数も全国的に見ても高く、そのうち成人部分に占める男性の割合は約7割。女性ですと『紫外線対策』で日傘を使っていらっしゃいますけど、男性は何もしない方が多いです。」

 

晴の輔 あまり日焼けとか気にしないですからね。

 

安西「日傘の価値観を『紫外線対策』から『暑さ対策』という形に変えていければと思っております。」

 

晴の輔 でも見た目というか「日傘男子広め隊」が回りから【うしろゆびさされ隊】になったりしているとか(笑)

 

安西「(笑)そうですね。ただスマートに日傘を使っている男性職員が多くてですね、好感が持てるな!と色眼鏡なく思いますので。」

晴の輔 スマートな差し方ってあるのでしょうか?

 

安西「まずは『恥ずかしがらない』人目を気にして差すと、背筋が丸まってしまったりします。」

晴の輔 堂々と差す。

 

安西「子どもが小さくて、前に抱っこしている時に日傘を差す男性は『パパ素敵!』と女性から高評価ですのでおススメです。」

安西「赤ちゃんを守れるので、そこから始まって『涼しいので自分も使ってみる』ようになれば、いいかなと思います。まさに今なのですけど、県内百貨店さん、量販店さん29店舗と連携した『父の日に日傘を贈ろう』キャンペーンを展開中で、男性用日傘の種類とか色とか品揃えが、たくさん増えております。折りたたみの『晴雨兼用』という男性が一番使いやすいものが揃っていて、買うなら今年がチャンスです。」

晴の輔 そうか、こうやってお話ししていると「僕も差してみようかな」と思いますね。

 

安西「着物で差されたりするとすごくカッコイイと思います。」

晴の輔 着物だとどちらかというと「番傘」のイメージがあります。

 

安西「そうですね、でもシックな洋傘も、凄く着物に合っていまして、今は着物・浴衣に合った日傘もファッションとして、ご提案をしようと企画中です。晴の輔さんには、是非とも『先端ファッション』で差していただきたいと思います。」

 

 

 

 

「どっちだ!?晴の輔」

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーでございます。

 

今、お題が来ました!「東京オリンピック観戦で日傘を使うなら・・・

『普通の日傘』  それとも 『かぶる日傘』 どっちだ!?晴の輔」

 

出た!かぶる日傘!着物姿で普通の日傘を差すイメージは、今出来ているしなあ…

 

 

あ…決めました。

 

 

 

『かぶる日傘』

 

 

かぶる日傘は「かぶりもの」でしょ? かぶる→熱中症防止!(帽子)

 

 

今日は、「埼玉県『日傘男子広め隊』が、日本のお父さんたちを救う!?」というトピックスでお届けしました。

よーし、僕もね「日傘男子デビュー」しますよ。日傘は何がいいか?埼玉県の百貨店に探しに行きますよ!

 

 

そんな「埼玉県『日傘男子広め隊』」に

 

それでは次回もお会いしましょう、立川晴の輔でした。

 

 

番組内でお約束した「日傘男子デビュー」

使用している日傘は

埼玉県と東レ株式会社の共同企画
「埼玉県×サマーシールド®」(男女兼用、晴雨兼用)
サイズ:全長55cm収納時25cm×6cm×6cm
重さ:255g
カラー:アイスグレー

 

更に和服日傘男子にも挑戦しました!

 

 

 

-WEB版こぼれ話し1-

晴の輔 やっぱり日差しが避けられると快適なんだ、熱中症防げるのだ、とか体感できますよね。

 

安西「直射日光が当たりませんし、素材によって暑さを遮ってくれるので、かなり涼しくて、じりじりくる暑さが無くなります。データでは4度から9度ほど頭上の体感温度が下がったり、クールビズの涼しい服装と併用すると、汗の量も20%ほど下がるとのデータもあります。」

晴の輔 日傘は差した方がいいですよね。

 

安西「例えばイベントの時、炎天下の下で、待ち時間が長いとか、観光地で長時間歩く時などのタイミングから、日傘を差してみる。」

 

晴の輔 男のプライドではないですけど、暑さに耐えているのがカッコいい!みたいなものがあるのかな?

 

安西「なるほど。年齢の高い男性の方ほど、『日傘はちょっと』とおっしゃられます。日傘のイベントをやっている時に、よくそうしたお話を奥様方から伺います。一方、20代の男性にお話し聞いたら『こんなに暑いのに何故差さないのか、分からない』とおっしゃっていました。」

 

晴の輔 その彼はスマートに差しているのでしょうね。

 

安西「そうですね。恥ずかしいという思いでは差していないでしょうね。」

 

晴の輔 徐々に変わっていきそうですね。

 

安西「人の意識なので、少しずつという形にはなると思います。私たちは、無料体験会などで効果を体験していただいて、なるべく目に触れやすく、買いやすい状況を百貨店さんや量販店さんと作ってまいります。」

晴の輔 傘を差す前に、買いやすい状況を作る!広め隊の方々は頑張っているのですね。

 

安西「昨年は『どこで買ったらよいのか分からない』とか『種類が少ない』とかのお声があったので、こうしたキャンペーンを半年くらい準備してやっているところです。」

 

 

-WEB版こぼれ話し2-

晴の輔 日傘は荷物としてかさばります。使わない時とか。最近はどうなのでしょう?

 

安西「100g代のとても軽いものや、コンパクトなものなどが揃っています。一方で日本の匠が作ったような、しっかりとした素材のものがあったりしますので、お好みによって選べるようになっています。価格帯も3千円ぐらいから1万円超えるようなものまで、色々バリエーション持たせております。雨傘をビジネスバッグに入れっぱなしにしている方が多いと聞きます。それを晴雨兼用に変えて使っていただきたいと思っております。」

晴の輔 折り畳み傘は持っていますからね。でも何故か日傘になると、かさばるとか荷物、というイメージがありますね。それから、東京都が考えた「かぶる傘」

 

安西「私も友人から写真が送られてきました(笑)」

 

晴の輔 同じ日傘キャンペーンをしている者として、どう思いましたか?

 

安西「手が空く形を突き詰められたのかなと思いました。私どもは普段の生活の中で、使いやすい方を追求して取り組んで行ければと思います。」

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      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。