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2023.02.06

#253「広島市にある水族館が、水族館ならではの面白いおみくじを販売!その中身とは?」の巻

あなたは今年、おみくじを引きましたか?

僕は1月3日、初詣に行きました。お参りして、そのあとおみくじを引いたのですが…なんと「大吉」でした~!いえーい!嬉しいですよ!

おみくじは「大吉」が一番いいのは分かるのですが、「中吉、小吉、吉」あたりは、縁起の順番がイマイチわからないですよね?明確な順番はないそうです。その理由は、神社やお寺によって、おみくじの内容や見解がそれぞれ異なるから。でも基本的な運勢の順番は「大吉」「吉」「中吉」「小吉」「末吉」「凶」の順だそうです。順番よりも、そのおみくじに書いてある内容をしっかり読んで、生活のヒントにすることが大事なのです!

そんなおみくじですが「日本のおみくじの発祥の地」はどこだと思います?

滋賀県にある「比叡山延暦寺」なのです。そこに「元三大師堂」という場所があり、平安時代に「元三大師」という方が、観音菩薩に祈念して授かった「偈文」と呼ばれる言葉が「おみくじの原型」と言われているそうです。

今回は、そんな「おみくじ」にまつわる話題!

広島市にある「マリホ水族館」が、ちょっとユニークなおみくじを販売していて、話題になっているのです。一体、どんなおみくじなんでしょうか?

広島市(ひろしまし)は、広島県西部の安芸地方にある市。広島県の県庁所在地及び最大の都市で、政令指定都市である。
中国地方の中西部にあり、市域は、中区・東区・南区・西区・安佐南区・安佐北区・安芸区・佐伯区の8区で構成される。 中国・四国地方で最大の人口を有する市でもあり、大企業の支店や官公庁の出先機関が多く拠点を置く中国地方の支店経済都市・地方中枢都市である。wikiより引用

マリホ水族館」の館長、宇井賢二郎さんにお話しを伺います。

晴の輔 マリホ水族館で引ける「おみくじ」が話題になっています。どんな「おみくじ」なのでしょうか?

 

宇井「普通のおみくじではなくて水族館ですから、魚にちなんだおみくじとなっております。」

晴の輔 どんなことが書かれているのですか?

 

宇井「マリホ水族館広島にありますので、広島の海・瀬戸内海の魚や海洋生物たちが出てきます。おみくじって言うと普通『凶』が出たり『大吉』が出ればいいですよね?でもここでは海の幸の名前でして、例えば『あなたはアナゴです』となります。凶とか吉では無く魚の名前や海の幸の名前が出てきます。」

※マリホ水族館のアナゴではありません

宇井「『おさかなおみくじ』にはそのような順列は無いのです。12種類ありまして、例えば『マアナゴ』ですとアナゴの生態をもじった内容になっています。細長い体でアナゴは海の中で穴に入ります。外敵に襲われないように、その柔軟な体でいろんなところに隠れるのです。ですから『アナゴ』でしたら『アナゴはその柔軟な身体で身を隠します。あなたも今年は柔軟な考えを持っていきましょう』と書いてあるのです。」

 

晴の輔 柔軟に生きた方がいい!

 

宇井「魚の生態に合わせた『有り方』を書いてあります。」

 

晴の輔 なるほど!他の魚などにも、その生態に合わせた言葉が書かれているのですね。

 

宇井「そうです。ところで穴子の旬ってご存知ですか?」

宇井「穴子の旬は夏です。ですからアナゴを引いたら『夏がベストシーズンでしょう』と書いてあります」

 

晴の輔 その人にとっては夏がいい時期でしょう!おみくじ引きながら魚の生態の勉強にもなるのですね。

宇井「そうですね。ただおみくじを引いてもらいたいだけではありません。元々考えていたのは『水族館を楽しんでもらいたい、魚や海洋生物のことを知ってほしい』です。でもなかなか知る機会は少ないので、おみくじをきっかけに知ってもらうことが面白いと思いました。」

晴の輔 どなたの発案なのでしょう?

 

宇井「私です。」

宇井「広島では知っている方多いかと思いますが住吉神社がありまして、そこで祈祷していただいております。ですから住吉神社のご利益も恐らくこのおみくじに、かかっているはずです。」

 

晴の輔 水族館に行って楽しんで、さらに神社のご利益がある!

 

宇井「あとは、それを信じてもらうだけです『信じるものは救われます!』」

 

晴の輔 (笑)占いで情報を得ることは、生態を知りたいという気持ちを後押ししてくれます。

宇井「『えっ?私アナゴなの?』と引いた時に驚かれるのですけど、書かれていることを読んでみると『なるほどね』となり『じゃあ私もちょっと柔軟な考えを持たなきゃダメよね』と思われるようです。『もっと詳しく知りたくなりました』となる一つのきっかけ作りだと思っています。」

 

晴の輔 おみくじを通じて楽しみながら地元の海、そこに住む魚のことを知るのはいいですね

宇井「そんな風に思っていただければ幸いです。」

 

晴の輔 みずみずしいアイデア!

 

宇井「水族館だけに(笑)。」

 

 

「どっちだ!?晴の輔」

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

晴の輔さんがおさかなおみくじで引き当てたい海の幸は・・・

「瀬戸内のマアナゴ」 

それとも

「瀬戸内の牡蠣 」

どっちだ!?晴の輔

 

うン、まぁね、おみくじは引いて何が出てくるかだからね…選ぶのはね、選ぶの?えー…決めました!

 

 

引き当てたいのは「瀬戸内のマアナゴ」

 

やっぱりね柔軟性をもって日々を送りたいですからね。

今日は「広島市にある水族館が、水族館ならではの面白いおみくじを販売!その中身とは?」というトピックスでお届けしました。いやこのおみくじは瀬戸内にいる「海の幸」の良さを楽しく知ってもらいたい!そういう思いが詰まっていますね。どんなお魚が出てくるのか?何だろう2、3回引いちゃいそうですね。

そんな「マリホ水族館のおさかなおみくじ」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

 

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    パーソナリティ
    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。