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2022.03.28

#208 「奈良市で誕生した新食感のわらび餅!その賞味期限は驚きの38秒!?」

あなたは最近「わらび餅」を食べましたか?

もちもちでプルプルの食感と、ほどよい甘さが魅力の「わらび餅」。

きな粉をたっぷりかけたり、黒蜜をちょろっと垂らしたり、パウダーにまぶしたりと様々な味が楽しめる身近な和菓子の1つ。

「わらび餅」の原料は「わらび粉」と「砂糖」と「水」。とてもシンプル。「わらび粉」は、ワラビの根に含まれるデンプンから作られるのですが、製造に手間がかかるうえ、取れる量もとても少ないため、非常に希少価値の高いもの。そのため、スーパーでよく売られている「わらび餅」は、さつまいもやタピオカ、葛などから取れるデンプンを使って作られることが多いのだとか。ちなみに「わらび粉100%」で作った「わらび餅」は、よく見かける半透明のような白っぽい色じゃなくて、少し黒っぽい色あいです。

そんな「わらび餅」の歴史を調べてみると、平安時代前期の醍醐天皇の好物だったと言われています。今から1,000年以上前に「わらび餅」は存在していたのですね。

今回は、そんな「わらび餅」にまつわる話題を!

舞台は奈良県奈良市

奈良市(ならし)は、奈良県の北部に位置する市。奈良県の県庁所在地及び最大の都市であり、中核市に指定されている。
奈良時代に都が置かれたことから古都と呼ばれる。また京都に対して南都とも呼ばれた。wikiより引用

さくら茶屋の和菓子

奈良は「わらび粉」の名産地で「わらび餅」が名物。そんな奈良市に今月オープンした「さくら茶屋」という和菓子店が、新食感の「わらび餅」を販売していて、話題になっているのです。なんでも、その「わらび餅」賞味期限は、たった「38秒」!これは一体どういうことなのでしょうか?

 

この「わらび餅」を販売している「さくら茶屋」の店長、内田藍花さんにお話し伺います。

 

晴の輔 「賞味期限が38秒のわらび餅」と聞いてビックリしたのですが、これは…どういうことなのでしょうか?

 

内田「『揚げているわらび餅』でして『提供されてから38秒以内』が一番美味しく食べられる『わらび餅』になります。」

晴の輔 お客さんは38秒で食べなければいけない。

 

内田「そうですね(笑)ちょっと急いで!(笑)」

 

晴の輔 ちなみにこのインタビューは38秒以内?

 

内田「(笑)いえいえ。大丈夫です。」

内田「外は衣でサクッと、中はトロッとした食感の新しいわらび餅になっていて、ほぼ飲み物みたいになっています。」

 

晴の輔 「ほぼ飲み物!」揚げたわらび餅は他店にはあります?

 

内田「聞いたことはないですね。」

 

晴の輔 そうですよね。食べられた方の反響は?

 

内田「美味しいという声ももちろんありますが、新食感に驚かれる方が多いです。」

 

晴の輔 美味しいを飛び越えて「新食感」!揚げてから38秒だと、かなり熱々では?

 

内田「中までは熱くないです。」

内田「そうです。」

 

晴の輔 見た目のインスタ映え的なこだわりはあります?

 

内田「『黒蜜』『きな粉』『5色あられ』をかけていて、見た目はカワイイ感じになっています。」

晴の輔 写真撮るのも38秒以内にとってもらいたい!

 

内田「すぐ撮って、すぐに食べていただきたいです。」

 

晴の輔 (笑)38秒過ぎてしまいますからね。そんな「揚げわらび餅」を作るきっかけって何だったのでしょう?

 

内田「新商品を考えている際に、行きつけの料理屋さんにお土産でわらび餅を持っていき、わらび餅を『揚げたり』『焼いたり』してみて欲しいと頼んだのがきっかけです。」

 

晴の輔 馴染みのお店に頼んでみた!

 

内田「美味しかったので、新商品となりました。」

 

晴の輔 頼んでみるものですね。これだってことになり

内田「そうですね。『油の種類』『あられもちの大きさ』などを様々試してみました。」

 

晴の輔 それで38秒にたどり着いた。私の勝手な感想なのですが39秒だったら「サンキュー」で語呂がいいかな。「サンキューわらび餅」で売り出せます。

 

内田「38秒は『親しみやすい数字』であると思います。」

 

晴の輔 確かに「サンパチ」という響きはいいですね。

 

内田「そうですそうです。」

 

晴の輔 「さくら茶屋」さんは他にどのような商品があるのでしょう。

 

内田「お店の看板商品は、桜あんを練り込んだ桜の風味がする『桜わらび餅』を販売しております。」

桜わらび餅

こがね餅

晴の輔 そちらも美味しそうです。それにしても38秒のインパクト凄いです。

 

内田「なかなか聞かないですね。」

内田「そうかもしれないです。」

 

 

 

【どっちだ!?晴の輔】

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーでございます。

「晴の輔さんが、奈良のさくら茶屋さんに行ったら、まず注文するのは・・・

お店の看板『桜わらび餅』

それとも 

賞味期限38秒の『揚げわらび餅』 

 

どっちだ!?晴の輔」

 

まずは看板商品から食べてみたいかな。桜の季節ですしね。でも、あ、待てよ、これは…決めました!

 

 

「まず注文するのは、賞味期限38秒の揚げわらび餅」

 

 

せっかく奈良に行くのだから「揚げわらび餅」こそ

 

今日は「奈良市で誕生した新食感のわらび餅!その賞味期限は驚きの38秒!?」というトピックスでお届けしました。わらび餅を焼いたり、揚げたりしてみて、たどり着いた「揚げわらび餅」38秒以内で食べるのが一番美味しいそうです。これがいつしか奈良の新名物になるかもしれません。

そんな「さくら茶屋の揚げわらび餅」に

それでは、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした。

 

 

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      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。