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2025.04.14

#367 「長野県松本市で、結婚式の新しい形を提案する『IINDA(いいんだ)』とは?」の巻

あなたが思う「憧れの結婚式」ってどんな結婚式ですか?

編集長の立川晴の輔です。僕は落語家です。落語以外で数をこなしたお仕事といえば、結婚披露宴の司会ですかね~司会と余興を合わせたら100組以上はやりました。おめでたいお仕事ですからね、逆に緊張感を持ってやりましたよ~。そうそうコロナ禍の時の結婚披露宴は大変でした。スタッフさんがソーシャルディスタンスを保ちながら配膳したり、こまめに換気をしたり…あ、あとね、地方に住んでいるおじいちゃん・おばあちゃんが東京まで来られないから、リモートで出席するんです。会場内のスクリーンに映し出されてね、話かけるの。「鹿児島のおじいちゃん・おばあちゃん~」って。そしたらね、おじいちゃん・おばあちゃんが笑顔で手を振ってくれて。途中、通信環境が不安定になって、おじいちゃん・おばあちゃんの画面がピタッと止まっちゃったりなんかしてね、一時停止状態に。まあいろいろありましたよ~

今の結婚式のキーワードは「多様化・個性」なのだそうです。結婚式を挙げない「ナシ婚」なんて言葉もあるくらいですから、形式・しきたりによりとらわれなくなってきているようですね。

今回はそんな「結婚式」にまつわる話題!舞台は、長野県松本市

松本市(まつもとし)は、長野県の中信地方に位置する市。中核市、国際会議観光都市に指定されている。県庁所在地の長野市に次ぐ県内2位の人口をもつ中信地方の中心都市である。
国宝松本城を中心とする松本藩の旧城下町。城下町は松本城の外堀に沿って善光寺街道が通っており、千国街道や野麦街道が分岐する交通の要衝となっている。
キャッチフレーズは「文化香るアルプスの城下町」、「三ガク都(楽都、岳都、学都の三つのガク都。音楽、山岳、学問を標榜する)」などがある。市のマスコットはアルプちゃん。

MAW株式会社」という会社が手掛ける「IINDA」と呼ばれる結婚式にまつわるサービスが注目を集めているのです。一体、どんなサービスなのでしょうか?

「MAW株式会社」の代表、星野大輔さんにお話しを伺います。

 

晴の輔 星野さんが手がけている「IINDA」というサービスは、どのような内容なのですか?

星野「ものすごく簡単に言うと、結婚式場が一切載っていない結婚情報サービスなのです。そして、結婚式を通して『地域と人をつなげるプラットフォーム』でもあります」

 

晴の輔 結婚式場が載っていない?…もう結婚情報誌とは全然違うのですね。

 

星野「はい『結婚式場ではない選択肢が見つかる・選べる』をコンセプトに、サービスを展開しています」

星野「すでにご予約いただいているところですと、温泉街、市内のクラフトビールのタップルーム、あとは古民家のカフェやワイナリー、農園などもあります」

晴の輔 古民家のカフェとかクラフトビールのタップルームはイメージできるのですけど、農園もあるのですか?

星野「はい、農園がレストランをやっていたりするので、そういった場所で結婚式を挙げることも可能です」

星野「カップルの方には『こんな選択肢があってもいいんですね!』と驚かれることが多いです。ゲストの反応もとても印象的で『次は友人とこの場所にまた来たい』と言っていただくこともあります。一般的な結婚式場ではあまり聞かれないような『また来たい』『リピートしたい』といった感想をいただけるのが、とても嬉しいですね」

星野「そうですね『ありがとう』とか『おめでとう』を言いたい人たちが集まる場をつくることが、結婚式の一つの役割だと思っていて。だからこそ、3時間で400万円とかではなくて、もっと自由に、たとえば半額や1/3の価格で、自分の好きな場所に、好きな人たちが集まる。そんな本質に特化したサービスが『IINDA』なのです」

 

晴の輔 サービス名の「IINDA」には意味があるのですか?

 

星野「私は長くウエディング業界に携わってきましたが、その中で新郎新婦様が感じる『しがらみ』や『窮屈さ』から解放されたいという思いを強く感じていました。『こうじゃなきゃいけない』という固定観念を『こうでもいいんだ』と思えるようなものに変えたい――そんな想いから『いいんだ』という言葉を大切にしています」

晴の輔 その「いいんだ」ですか!ここで結婚披露宴をやってもIINDA!

 

星野「そうなのです『ここでもIINDA』『会費制でもIINDA』『ご祝儀がなくてもIINDA』とか、いろんな『IINDA』ですね」私たちは、結婚式にまつわる“時間・場所・お金・気持ち”という、この4つを今まで無理して合わせていたものに対して、無理のない選択肢を提案していきたいと思っています」

 

晴の輔 星野さんの長年の経験から生み出たものなのですね。星野さんが感じる、結婚式の一番の魅力って何ですか?

 

星野「正直、一番を決めるのは難しいのですが『この人生で良かったな』『間違ってなかったな』と、そう思えることだと思います。ここまで歩まれてきた新郎新婦はもちろん、育ててきた親御さんも『この日が来たんだ』と、それまでの人生を肯定できる日になる。それが、結婚式の魅力じゃないかと思います」

星野「ありがとうございます。そうですね!これからはそう言います(笑)」

 

晴の輔 本当に素敵です。ちなみに、このサービスは長野県限定なのですか?

 

星野「はい、現在は長野県限定ですが、今後は他の地域にも展開していくサービスにする予定です」

星野「色々な地域の方と人をつなげていくプラットフォームに成長していけたら、いいなと思います」

 

【どっちだ!?晴の輔】

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

晴の輔さんが、IINDAの話しを聞いて、これから結婚式を考えているカップルにおススメする場所は・・・

・古民家カフェをおススメする

それとも

・農園をおススメする

どっちだ!?晴の輔

 

おぉ、結婚式はね、古民家カフェか?農園か?ん~星野さんの会社は長野県の松本市だよね…んん~、決めました!

 

 

「古民家カフェでなく、農園でなく、Jリーグ・松本山雅のホームスタジアムをおススメする」

 

 

今日は「長野県松本市で、結婚式の新しい形を提案する『IINDA』とは?」というトピックスでお届けしました。結婚式を、こんな場所で行ってもいいんだ!披露宴の時間は短くてもいいんだ!タキシードじゃなくて私服で行ったっていいんだ!ってね、このIINDAというサービスは結婚式の幅をグッと広げてくれますね。結婚式をより自由に!

そんな「IINDA」に

それでは次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

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    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。