あなたは「冬が旬の野菜」と聞いて、何を思い浮かべますか?
おととい僕は豆乳鍋を食べました。市販の鍋つゆに具材をたっぷり入れてぐつぐつぐつぐつ…豆乳風味の出汁と、肉の脂身に、白菜やねぎの野菜が合うのです。
鍋は、身体が温まるからこの時季いいですよね!そんなお鍋に欠かせない野菜と言えば「ねぎ」じゃないでしょうか?
「ねぎ」は、奈良時代に日本に伝わったと言われています。
大きく分けると2種類。
□白い部分を食べる「根深ねぎ=長ねぎ」
代表的なのが、群馬の「下仁田ねぎ」や埼玉の「深谷ねぎ」。
下仁田ねぎ
深谷ねぎ
□緑色の葉の部分が多い「葉ねぎ=青ねぎ」。
代表的なのは京都の「九条ねぎ」。
九条ねぎ
「ねぎ」は、血行促進、殺菌作用、疲労回復などの効果があって風邪の予防になります。
今回はそんな冬が旬の「ねぎ」にまつわる話題!
舞台は「日本のマチュピチュ」とも呼ばれる絶景が有名な「竹田城跡」がある兵庫県朝来市。
朝来市(あさごし)は、兵庫県の北中部に位置する市である。但馬県民局管轄地域。但馬地方の南端に位置する。
山陰地方である但馬と神戸市などの京阪神方面の間に位置し、兵庫県内で交通の要衝である。また「日本のマチュピチュ」と称される竹田城がある。wikiより引用
ここに「岩津ねぎ」という特産のブランドねぎがあるのですが、この「岩津ねぎ」を使った新たな名物を作ろうと、ある食べ物を開発して話題になっているのです。ねぎを使ったある食べ物…一体何でしょうか?
「朝来市商工会ご当地グルメ開発部会」の代表、古屋敷和也さんにお話しを伺います。
古屋敷「岩津ねぎのキムチです。」
晴の輔 キムチですか!
古屋敷「そうなのです。ねぎのキムチは一部市販化もされているようなのですけども、私どもの特産品『岩津ねぎキムチ』の商品化は今回初めてでございまして、当然世界初となっております。」
晴の輔 なるほど「岩津ねぎ」を使ったキムチの出来栄えはいかがですか?
古屋敷「漬け込む前にネギを加熱することで、ねぎ特有の『ねぎ辛さ』を抑え、本来の甘さも感じられるような仕上がりとなっております。辛さについては本来の旨味を感じられるように、市販のキムチと同じような食べやすい辛さに仕上げております。」
古屋敷「そうですね『岩津ねぎ』は加熱すると甘みが増すのです。ですから加熱具合がなかなか難しくて大変でした。」
晴の輔 ネギを使った食べ物はたくさんあると思うのですけど、キムチを選ばれた理由は?
古屋敷「『岩津ねぎ』を使って何かできないかと会議を重ねました。キムチは今どこの家庭の食卓でも置いてあるような、なじみのある食品になったということ、それと南あわじ市で特産の玉ねぎを使ったキムチ『キムチの玉様』という、玉ねぎを使ったキムチがあるということを聞きまして、工場見学にも行かせていただき、商品化に向けていろいろと試作して完成させました。」
試作品
晴の輔 淡路島は「玉ねぎのキムチ」、朝来市は「岩津ねぎのキムチ」!
古屋敷「はい、そうです。」
晴の輔 岩津ネギの特徴はどこにありますか?
古屋敷「白い部分と青い部分が、ほぼ同じくらいの長さになっており、白いねぎの良さと青ねぎの良さの『いいとこどり』のねぎです。冬の冷え込みが厳しくなると甘さと柔らかさが一段と増して美味しくなり、青葉の部分から白根まで大変柔らかく、全てを余すことなく食べられるのが特徴ですね。」
古屋敷「柔らかくて鍋料理に最適です。朝来市にはブランド牛で但馬牛があるのですけども『すき焼き』は絶品です。また、豪快な食べ方なのは畑で引っこ抜いて、アルミホイルで包んで丸焼きにしてそのままガチッと食べる方法もあります。イベントなどでも提供されているのですけど本当に甘くて美味しく食べていただいています。いろいろな料理として楽しんでもらえるのは岩津ネギの魅力だと思います。」
晴の輔 但馬牛と岩津ねぎのすき焼き!もうたまらないです!!
古屋敷「(笑)はい、たまらないと思います。」
晴の輔 それにキムチも添えてある!
「どっちだ!?晴の輔」
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。
晴の輔さんが、岩津ねぎのキムチを食べに、朝来市へ行ったら・・・
「その足で竹田城跡を見に行く」
それとも
「古屋敷さんにあいさつへ行く」
どっちだ!?晴の輔
そりゃね、インタビューを受けていただいたから挨拶してね、その後に竹田城趾へ行きたいけど…えーとこれは…あ!じゃあ、決めました!
「古屋敷さんにあいさつへ行く」
今日は「兵庫県朝来市の特産!冬の味覚「岩津ねぎ」を使った新しい試みとは?」というトピックスでお届けしました。新たな試みは「岩津ねぎ」を使ったキムチでしたね。そもそも「岩津ねぎ」は白ねぎと青ねぎのいいとこどりのねぎですよ甘いねぎ。そのねぎを使ったキムチですから食べると口の中に旨味が広がるのでしょうね、食べてみたい。
そんな「岩津ねぎのキムチ」に
それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。
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