ニッポン放送「ラジオ情熱ラボ〜ビジネスの先に〜」

毎週日曜日の21時からお送りします。

パーソナリティは、花王株式会社 DX戦略推進センター ECビジネス推進部 生井秀一と、アナウンサー八木ひとみです！

スタートアップ企業や注目の新規事業、未来に向けて情熱を注ぐ人、企業を代表する方をゲストにお招きし、事業を起こす際の進め方、成功へのマインドセットなど、ビジネスの実用的なお話を伺います。

今回のテーマは「テレビ広告のDX」！

急成長したコネクテッドTV

八木：テレビと言っても、ABEMAもそうですが、
従来のテレビではない番組コンテンツが急成長していますよね。
この辺りの成長の勢いの背景にはどういったことがあるのでしょうか？

野屋敷：これまでのテレビのコンテンツは、時間と場所が制限されていたものが多かったんですが、時間とデバイスが解放されつつあるというのが一番大きいと思います。

八木：従来の地上波やBSではない、
コネクテッドTVというのはどういったものをいうのでしょうか？

野屋敷：簡単に言うと、インターネットにつなげるテレビです。
YouTubeや、Netflix、Amazonプライム・ビデオなどはottデバイスになります。

生井：コネクテッドTVが家にあることで身近なものになりましたね。
お客様の行動変化も大きかったのではないでしょうか？

野屋敷：そうですね。
デバイスがテレビとしてあるだけで、その先で見るものに関しては、地上波とネットのコンテンツが共存してきています。

ott広告とは

八木：ott広告の配信を支援しているのがAJAさんということですね。
従来の広告と、ottの広告は何が違いますか？

野屋敷：ottはマネタイズモデルの仕方が違います。
TVerさんはスポンサーからの広告収入メイン、Netflixさんは課金のみなど。
広告か、課金かで分かれるんですが、AJAとしては広告でマネタイズするメディアの支援をしています。

八木：広告でマネタイズするというのはこれまでのメディアと変わらないと思うのですが、ネットでの変化はあるのでしょうか？

野屋敷：ユーザーの体験は、テレビのデバイスの中で、地上波、TVerで見逃し配信を見る、Netflixを見るなど、行動が散在しています。
AJAを使うことによって、どこのメディアにも広告を出せるので、
ユーザーのさまざまなタッチポイントで広告が最適化できています。

生井：ユーザー行動に応じて広告の配信ができるのは画期的ですね。

野屋敷さんが仕事で最も大切にしていること

八木：野屋敷さんが仕事で最も大切にしていることは何ですか？

野屋敷：困った時に自分に聞いてもらえる、自分の名前イコールこれと言った、
タグのようなものを作ることですね。

八木：例えばottといえば野屋敷さん、と言うことですね。
野屋敷さんのこれからの夢は何でしょうか？

野屋敷：2008年に今の会社に入社して、広告マーケティング領域の仕事を多くしてきたんですが、当時はテレビが強くてデジタルはおまけでした。
今はデジタルが上回っていますが、いわゆるGAFAといった海外プレイヤーが多すぎますよね。
なので、日本初で世界と戦えるプロダクトを作りたいです！

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