ニッポン放送「ラジオ情熱ラボ〜ビジネスの先に〜」

毎週日曜日の21時からお送りします。

パーソナリティは、花王株式会社 DX戦略推進センター ECビジネス推進部 生井秀一と、アナウンサー八木ひとみです！

スタートアップ企業や注目の新規事業、未来に向けて情熱を注ぐ人、企業を代表する方をゲストにお招きし、事業を起こす際の進め方、成功へのマインドセットなど、ビジネスの実用的なお話を伺います。

今回のテーマは「代謝の良い組織創り」！

野屋敷さんの経歴について

八木：2008年にサイバーエージェントに新卒で入社をされていますが、
当時のサイバーエージェントは、黎明期など、どんな時代だったのでしょうか？

野屋敷：当時はアメーバブログができて2〜3年の時で、
これからブログがネットではやるかもしれないというタイミングでした。
どういう企業なのか、受けている側もわかっていなかったですね。

生井：サイバーエージェントの本体で要職についてから別会社にいくというのは、リスクや出世から外れるなどの意識はなかったですか？

野屋敷：個人的にはなかったですね。
上が抜けることが、組織の新陳代謝にとって一番早いことだと思います。
僕自身が、同じポジションにずっといるのが嫌で、
下にバトンを渡すと、責任感から、頑張って実力との差を埋めていきます。
それがサイバーエージェントの育成のフレームとしてありますね。

株式会社AJAの事業内容

八木：株式会社AJAはどういう事業内容なんでしょうか？

野屋敷：「Ameba」をはじめとした数多くのメディア運営により蓄積した
広告配信に関するノウハウと技術を取り入れたアドテクプロダクトを、
外部メディアへ提供し、提携メディアのマネタイズを支援しています。

生井：起業するに至った経緯を教えてください。

野屋敷：弊社グループでは、半年または一年に一度、組織全体をデトックスする会議があります。
市場の環境の変化が早いので、そこで今後の戦略を代表取締役社長の藤田に提案するんですが、
AJAもその時に起業アイデアを提案しました。

八木：いつかは社内起業したいという意識があったんでしょうか？

野屋敷：ありました。
いつかは経営者として頑張りたいと思っていました。

野屋敷さん流のマネジメントスタイル

生井：以前チラッと聞いたことがあるんですが、野屋敷さん流のマネジメントスタイルは、基本的にはお任せし細かいことは言わないとか。
そのあたりはどうでしょうか？

野屋敷：その通りですね。
弊社では、大事なところを「センターピン」と呼んでいるんですが、
大事な肝となる1点は僕も入りますが、それ以外のところはやりたいようにやらせています。
小さなトライアンドエラーを彼ら・彼女ら自身に委ねてやっていますね。

生井：なかなかできないですよね。
口出ししたいのをこらえて任せる秘訣はなんでしょうか？

野屋敷：僕自身がそれで育ったからというのが大きいです。
自分で決めて失敗して学ぶことにより成長しますね。

次回も野屋敷 健太さんに引き続きお話をお伺いします！

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