ラジオ情熱ラボ〜ビジネスの先に〜

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2022.12.19

#46 ゲストは、前回に引き続き、オルビス株式会社 代表取締役社長 小林 琢磨さん!

ニッポン放送「ラジオ情熱ラボ〜ビジネスの先に〜」

毎週日曜日の21時からお送りします。

パーソナリティは、花王株式会社 DX戦略推進センター ECビジネス推進部 生井秀一と、アナウンサー八木ひとみです!

スタートアップ企業や注目の新規事業、未来に向けて情熱を注ぐ人、企業を代表する方をゲストにお招きし、事業を起こす際の進め方、成功へのマインドセットなど、ビジネスの実用的なお話を伺います。

ラジオ情熱ラボ

今回のテーマは「デジタルとリアルの融合」!

小林 琢磨(こばやし・たくま)

1977年生まれ。

2002年 株式会社ポーラへ入社、
2010年にグループの社内ベンチャーとして
立ち上げた 株式会社DECENCIA(ディセンシア)社長へ就任。

2017年オルビス株式会社のマーケティング担当取締役、
2018年に代表取締役社長に就任。
この年、新生オルビスのビジョンを掲げ、
「ORBIS U(オルビス ユー)」をリニューアル。
翌年1月には、「飲む」次世代スキンケア
「ORBIS DEFENCERA(ディフェンセラ)」を発売。

2029年への長期目標を見据え、
〈心地よくいることで 生まれる美しさ〉という、
本質的な体験価値を模索し続けている。

 

コロナ前に取り組んでいた物流改革

八木:オルビスは、eコマース(ネット通販)を主体としながらも、実際に試したいお客様に向けて実店舗での販売も行ってきました。
コロナ禍で変化はありましたか?

小林:オルビスは国内売り上げの約75%が通販、25〜30%が店舗で、全国に100店舗以上の直営店がありましたが、そこが大ダメージを受けました。
かつ、ポイントメイクなどのメイク分野も大変なことになりましたね。
店舗で買っていただいていたお客様を、いかに通販に誘導し離脱させないかを最初に取り組みました。

生井:コロナ禍でECが75%もあったということは、注文が殺到して物流面でも大変だったのではないですか?

小林:そこまで殺到してはいませんでしたが、
実はコロナになる前から、物流センターの自動化に投資をし、取り組んでいました。
なぜかというと、2018年に物流クライシスがあったので、
これからの人口減に伴い物流をどれだけ自動化できるかを考えやっていました。

オルビスにおけるDXの目的

八木:2018年の代表取締役社長就任後、ブランド変革に取り組まれてきました。
その一環としてデジタルトランスフォーメーション(DX)にも
取り組まれているそうですが、物流の自動化もDXの一環だったんでしょうか?

小林:そうですね。
2018年から準備して、コロナ禍真っ只中の2020年に倉庫が切り替わりました。

八木:オルビスにおけるDXの目的はどういったものでしょうか?

小林:DXの目的として、デジタル化やEC化比率を上げるなどがよく聞かれますが、
それはどうでもいいと思っていて、
「顧客価値を高めるためのブランド体験の進化」を明確な目的にしています。

小林さんのこれからの夢

生井:本当にいろいろな改革をされている小林さんですが、今後の夢は何でしょうか?

小林:一人一人が自己肯定感が高く余裕を持ち、いろいろな人を受け入れられる状態になっていくと、世の中は少しずつ良くなっていくと思うので、そういうことをやっていきたいなと思います。
あとは、Appleのような化粧品メーカーになりたいですね。

八木:Appleですか?

小林:Appleは最高のクリエイティビティがありながらも世界一のマスになっていますよね。
普通は、マスになるとクリエイティビティは失われるのですが、Appleは両立しているので、そういうブランドになりたいです。

 

番組への感想やご質問をお待ちしています!

番組では、リスナーの皆さんからのビジネスについての質問、感想をお待ちしています!

 メールアドレス:  jl@1242.com 

この日の放送は、期間限定でradikoタイムフリーサービスで聴くことができます。

<12月25日(日)までの期間限定!radikoタイムフリーで聴く>

番組名:「ラジオ情熱ラボ~ビジネスの先に~」

放送日時:2022年12月18日(日)21時00分~21時20分

出演者 :八木ひとみ、生井秀一

 

 

 

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