ニッポン放送「ラジオ情熱ラボ〜ビジネスの先に〜」

毎週日曜日の21時からお送りします。

パーソナリティは、花王株式会社 DX戦略推進センター ECビジネス推進部 生井秀一と、アナウンサー八木ひとみです！

スタートアップ企業や注目の新規事業、未来に向けて情熱を注ぐ人、企業を代表する方をゲストにお招きし、事業を起こす際の進め方、成功へのマインドセットなど、ビジネスの実用的なお話を伺います。

今回のテーマは「広告ビジネスのDX」！

広告ビジネスのDXによる変革

八木：今日のテーマは「広告ビジネスのDX」ということで、
あらゆる業界でDXは進んできていますよね。

生井：そうですね。
デジタルになってやれることが増えましたけど、ノウハウがたまっているようでたまっていないので、その辺りを詳しく伺いたいですね。

八木：加藤さん、広告ビジネスのDXとは具体的にどういうことをするんでしょうか？

加藤：DXと言っても幅が広いので、わかりやすい例、および、D2CがやっているDXを説明します。

ネット広告には【A/Bテスト】があります。
【A/Bテスト】とは、全く同じ条件で複数の広告パターンをうって、
その反応から最も効果の高い広告を測定するテストのことを言います。

次に、ネット広告をクリックした先に、写真違い・キャッチコピー違い・フォント違いなどの４パターンくらいのサイトに誘導します。
どのサイトが一番申込率が高いかを常に測定しています。

昔の広告は感覚で選んでいたんですが、
ネットでは一回は露出してみて、どんなに映えていようと、一番申込みが来るものが一番いいクリエイティブとされています。

デジタル広告によって、売れるとわかったものに、予算を一極集中できるようになりました。

生井：これは変革の話ですね！
４パターンのサイトは、
リアルだと売り場を変えなくてはいけないですが、
デジタル化によって簡単に売り場を作ることができるようになったということですね。

加藤さんが仕事で最も大切にしていること

八木：いろいろお話いただきましたが、加藤さんが仕事で最も大切にしていることはなんですか？

加藤：一番重要なことは、目標と夢を持って行動すること！
日本人の行動率は１割以下なんですよね。

八木：そんなに低いんですね！

加藤：インプットしたことをちゃんとアウトプットする人が非常に少ない国です。
逆を言えば、夢を持って行動すれば必ず叶う、ジャパニーズドリームがありますね！

八木：ジャパニーズドリームですか！？

加藤：アメリカのビジネスエリート層は行動量がすごいので、そこで戦うのは大変なんですが、日本では自分さえ行動すればライバルがいないから成功しやすいです。
ハングリーなビジネスマンにとってはチャンスでしかない環境ですね。

加藤さんの今後の夢

生井：加藤さんの今後の夢は何でしょうか？

加藤：今後の夢は、海外事業の展開などいろいろありますが、
１番の夢は、50数人の社員にドラマを見せてあげることです。

私はもともと大企業にいたんですが、風景がそれほど変わらなかった。
うちは今、社員50数名のベンチャーですが、
彼らがいつか引退するときに、見渡せば社員が数千人になって、高層ビルの最上階を全部借りているかもしれない。
入社した時はしょぼかったけど、日本を代表する会社になり、自分の人生はドラマだったし幸せだった、と思いながら花束を持ちエレベータを降りていく、のようなドラマを味わってほしいです。
それが半永久的な夢ですね。

生井：今までの人生は悔いなし、という理解でいいでしょうか？

加藤：そうですね！明日死んでも幸せだったと言えますね。
ただし、ハングリーなので（笑）、もっともっと幸せになってバブリーな未来を作っていきたいです！

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