ラジオ情熱ラボ〜ビジネスの先に〜

  • TOP
  • ブログ一覧
  • #43 ゲストは株式会社ジンズホールディングス 代表取締役CEO...
2022.11.29

#43 ゲストは株式会社ジンズホールディングス 代表取締役CEO 田中 仁さん!

ニッポン放送「ラジオ情熱ラボ〜ビジネスの先に〜」

毎週日曜日の21時からお送りします。

パーソナリティは、花王株式会社 DX戦略推進センター ECビジネス推進部 生井秀一と、アナウンサー八木ひとみです!

スタートアップ企業や注目の新規事業、未来に向けて情熱を注ぐ人、企業を代表する方をゲストにお招きし、事業を起こす際の進め方、成功へのマインドセットなど、ビジネスの実用的なお話を伺います。

ラジオ情熱ラボ

今回のテーマは「常識を覆す力」!

田中 仁(たなか・ひとし)さん

1963年群馬県生まれ。

2001年、アイウエア事業「JINS」を開始。
2013年、東京証券取引所第一部に上場。
2014年、群馬県の地域活性化支援のため「田中仁財団」を設立し、
起業家支援プロジェクト「群馬イノベーションアワード」
「群馬イノベーションスクール」を開始。

現在は前橋市中心街の活性化にも携わる。
慶應義塾大学大学院、政策メディア研究科 修士課程を修了。

 

創業の経緯

八木:創業にあたって、メガネに着目したのはどういう理由なんでしょうか?

田中:ビジネスで韓国に行った際に、南大門や東大門で、『メガネ1本3,000円で15分でお渡しします』という日本語の張り紙がそこらじゅうにあり、日本人の観光客がたくさん買っていたんです。
日本でメガネは3万円くらい、お渡しまでには最低でも1週間くらいかかりますが、
日本と韓国との差が不思議でメガネ業界を調べたのがきっかけですね。

八木:なるほど。

田中:いろいろ調べていくと、小売業者などの中間業者が入るので、マージンで高くなることがわかりました。
当時ユニクロさんが原宿でフリースを出して大ヒットしていた時代でした。
SPAという製造小売業という業態がすごく注目されていた時で、
同じようにメガネも製造から小売まで一貫してやれば、お客様に低価格でお渡しできるんじゃないかなと思って始めました。

生井:メガネをSPAモデルでと思ったのは当時田中さんが初めてたっだんでしょうか?

田中:そうですね。
うちがオープンしたのが2001年の4月なんですが、2月に下北沢にZoffさんがオープンして、同じようなことを考える人がいるんだなと思ったのが印象的ですね。

JINSのコンセプト

八木:2015年に発売された「JINS MEME(ジンズ ミーム)」がありますが、
新しいことをやろう、常識を覆したい、などの思いで作られたんでしょうか?

田中:JINSのビジョンは「Magnify Life」なんですが、
人々の人生を拡大し、JINSのサービスや製品によってお客様が豊かな人生を送れるような会社になりたいと思っています。

これまでのメガネの常識を超え、メガネの可能性をもっと開いて新しい当たり前を作っていきたいなと思っていた時に、
東北大の脳科学の川島先生とディスカッションする中で、目の黒目の動きや瞬きの速さによって脳内の状況が分かるのではないかということで、目の動きや瞬きをセンシングする「JINS MEME」を作りました。

目だけではなく体の動きもセンシングするようにして、さまざまな体の異常を早期に検知できないかということで、今動いています。

生井:単なるおしゃれや、視力だけではない新しい価値を、センシングによって見つけ出そうとしているわけですね。

田中さんが大切にしていること

生井:新しい事業など、情報収集や何かを探索する際に気をつけていることや大切にしていることはありますか?

田中:そうですね、一生懸命やっていても事業化することが難しいこともありますが、
自分がワクワクするかしないかが事業を推進する上で重要だと思いますね。

八木:かなりシンプルですね。
そのワクワクでメガネの常識を覆してこられたんですね!

 

次回も田中 仁さんに引き続きお話をお伺いします!

番組への感想やご質問をお待ちしています!

番組では、リスナーの皆さんからのビジネスについての質問、感想をお待ちしています!

 メールアドレス:  jl@1242.com 

この日の放送は、期間限定でradikoタイムフリーサービスで聴くことができます。

<12月4日(日)までの期間限定!radikoタイムフリーで聴く>

番組名:「ラジオ情熱ラボ~ビジネスの先に~」

放送日時:2022年11月27日(日)21時00分~21時20分

出演者 :八木ひとみ、生井秀一

 

 

 

最新番組ブログ
パーソナリティ
  • 八木ひとみ
    八木ひとみ
  • 生井秀一
    生井秀一