ニッポン放送「ラジオ情熱ラボ〜ビジネスの先に〜」

毎週日曜日の21時からお送りします。

パーソナリティは、花王株式会社 DX戦略推進センター ECビジネス推進部 生井秀一と、アナウンサー八木ひとみです！

スタートアップ企業や注目の新規事業、未来に向けて情熱を注ぐ人、企業を代表する方をゲストにお招きし、事業を起こす際の進め方、成功へのマインドセットなど、ビジネスの実用的なお話を伺います。

今回のテーマは「売れる広告」！

加藤さんの経歴

生井：三菱商事と言えば名だたる会社ですが、そこから広告業界に行かれたのはどういう経緯だったんでしょうか。

加藤：就職活動の際には広告業界志望でしたが、英語が話せますので、商社業界も受けていました。
一番最初に受かったのが三菱商事で、当時、就職人気ランキング１位でしたので、箔もつくだろうという事で（笑）就職しました。
それからもともと行きたかった広告業界に転職したという流れですね。

八木：起業をされたきっかけは何だったんでしょうか。

加藤：もともと、高校生の頃から起業を志望していました。
祖父が起業家で、かなり成功したんですが、父の代で倒産してしまい、両親が離婚して、
いつか起業して母親孝行をしようと思っていました。
家や車を買ってあげるなど、会社員ではなし得ない夢だったので、起業しました。

「株式会社 売れるネット広告社」を起業

加藤：起業をする上で意識したことは、「リスクのない起業」です。
そのためにやったことは、実力をつけることと、知名度をつけることです。
ADK時代に、業界誌に自分の連載記事の原稿を持って営業に行きました。
あらゆる業界誌が連作を載せてくれたおかげで、「ADKの加藤公一レオ」という名前が浸透しました。

八木：入念に準備されたんですね！
「株式会社 売れるネット広告社」という社名にされた理由は何でしょうか？

加藤：これはものすごく狙った社名です（笑）。
狙いは2つありまして、1つ目は漢字で目立つこと。デジタル業界の社名は99％カタカナなんですね、なので単純に日本語にしたら目立ちます。
もう1つはSEOと言って、検索エンジンに引っ掛かることです。
世の中のD2C会社がネット広告で検索する際の複合キーワードが「売れる」や「売り上げ」なので、検索した際に、うちは１位です。

生井：なるほど！SEO対策は大切ですね！
戦略性がありますね。

デジタル広告で意識していること

八木：広告業界は、ものすごいスピードでいろんなことが変わっていると思いますが、ここから先を見ていくための勉強をする際に、心がけていることはありますか？

加藤：意外だと思われるかもしれないんですが、過去のもの、先人のノウハウを見ます。
デジタル広告業界にいると、テクノロジー寄りになって、テクノロジーが全て解決してくれると過信してしまうことがあります。
折込チラシやDM、コールセンターなどは昔からあるので、先人の貴重なノウハウや知識をいかにデジタル業界に逆輸入できるかをすごく意識しています。

生井：デジタルはあくまでも手段ですからね。

加藤：そうですね。
先人の方々をリスペクトした上で勉強をしなくてはもったいないですね。
そこを勉強し、いかに横展開できるかが大切だと思います。

次回も加藤 公一 レオさんに引き続きお話をお伺いします！

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