#6 ゲストは前回に引き続き株式会社ビームス執行役員 DX推進室室長矢嶋正明さん！

ニッポン放送の新番組「ラジオ情熱ラボ〜ビジネスの先に〜」

毎週木曜日の21時からお送りします。

パーソナリティは、花王株式会社 DX戦略推進センター ECビジネス推進部生井秀一とアナウンサーの八木ひとみです！

スタートアップ企業や注目の新規事業、未来に向けて情熱を注ぐ人、企業を代表する方をゲストにお招きし、事業を起こす際の進め方、成功へのマインドセットなど、ビジネスの実用的なお話を伺います。

ラジオ情熱ラボ

今回のテーマは「顧客と個客」！

生井：前回はビームス流マーケティングについてお伺いしましたが、今回はテクノロジーを使ってどのようにマーケティングしてるのか伺ってみたいと思います。

八木：生井さん、『情熱ラボ』今夜のテーマをお願いします！

生井：『顧客と個客』！

株式会社ビームス執行役員 DX推進室室長矢嶋正明さんから見た「顧客と個客」とは

八木：今日のテーマは「顧客と個客」ですが、この違いをどのように捉えていますか？

矢嶋：長い年月、また何度もご利用いただいているお得意様が「顧客」かなと思います。一方で「個客」は読んで字の如く一人一人のお客様のことですが、この「個客」には「顧客」も全て含むという部分が大事だと思います。

「個客」に寄り添うマーケティング

生井：これからは1人1人の個客を見てマーケティングをしないといけないと思うのですが、デジタル技術を使った新たなマーケティングはありますか？

矢嶋：弊社はECサイトでご購入いただいた際にスタッフの手書きのメッセージを入れているのですが、もう一つとしてレーベルのディレクターやバイヤーなど普段おもてに出ないスタッフが、お客様だけにパーソナライズしたお礼のメッセージ動画をサイトの中で紹介しています。
購買データをしっかり取り込んでいるからこそサイトに再訪した際にできることです。

今後のアパレル業界は

八木：矢嶋さんが思い描く今後のアパレル業界の未来はどういったものでしょうか。

矢嶋：現在はお客様の趣味嗜好が多様化した時代を迎えています。
洋服は誰にでも必要なものではあるのですが、その中で自分らしさや自分が好きなど自分主体になってきているのもインターネットの普及と同時進行だと思っています。
お客様の好きなものに対してスタッフがいいねと共感し、またお互いにこだわりの部分をいいねと言いあえるコミュニティや関係性を大事にしていきたいと思っています。