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2023.04.10

#262「滋賀県彦根市が先月完成させた『ひこねいろカルタ』、その目的とは?」の巻

あなたのお家に「かるた」はありますか?

小さい頃、お正月におじいちゃんおばあちゃんの家に帰省して、親戚と一緒に「かるた」で遊んだりしませんでした?読み手の声に耳を傾けて集中して、言葉を聞いた瞬間に、絵札を探してパーンと取る!わずか数秒の真剣勝負。誰が一番多く絵札を取ったかを競う。でも大人になってからは、やる機会はほとんどないですよね

広瀬すずさんが、主人公で映画化されたマンガ「ちはやふる」。あれで、競技かるたが注目されました。競技かるたは「小倉百人一首」。馴染みがあるのは「いろはかるた」ですかね?「犬も歩けば棒にあたる」みたいな諺を用いたもの。それから、その土地の文化や特色をかるたにした「郷土かるた」。これも結構ありますよね。群馬県の「上毛かるた」などは有名です。「かるた」は、遊びながら集中力と暗記力が鍛えられる。いいですよ!日本独自のカードゲームです。

今回は、そんな「かるた」にまつわる話題!

舞台は滋賀県彦根市

彦根市(ひこねし)は、滋賀県東部にある市。県東部の中心となる都市である。1937年(昭和12年)に市制施行。
彦根市域を含む旧・犬上郡は、古より近江国の交通の結節点であった。中世から近世にかけては、全国に信者を持つ多賀大社(在・犬上郡多賀町多賀)の参詣道(高宮村も経由)が隆盛した。江戸時代初期に整備された中山道の宿場町としては彦根市域では鳥居本宿(元・坂田郡内、現・彦根市鳥居本町)と高宮宿(元・犬上郡内、現・彦根市高宮町)が置かれ、なかでも鳥居本宿は中仙道中近江国内で随一の賑わいを見せた。wikiより引用

あのマスコットキャラクターの「ひこにゃん」でお馴染みの町!その彦根市が先月「ひこねいろカルタ」というオリジナルのかるたを完成させて話題になっているのです。一体、どんな「かるた」なのでしょうか?

彦根市広報戦略課の舩橋知之さんにお話しを伺います。

 

晴の輔 「ひこねいろカルタ」とはどのような「かるた」なのですか?

 

船橋「一言で申し上げますと『今の彦根』を表すカルタです。彦根城やひこにゃんなど、これまでから市民の皆さんになじみがあるものに加え、最近インスタ映えする写真が撮れるとして有名になった『あのベンチ』や、彦根市のご当地グルメ『ひこね丼』など、比較的最近話題となっているキーワードも入れて句を制作しました。」

彦根城

ひこにゃん

ひこね丼

晴の輔 「かるた」は。その土地の伝統とか昔のことを知るみたいなイメージがあります。今回は今のことを題材にした「かるた」なのですね。

船橋「『ひこね丼』というご当地グルメに関しましては『もう食べた ご当地グルメ 彦根丼』となっております。

インスタ映えするスポット『あのベンチ』は『絵になると 集う琵琶湖の あのベンチ』という読み札になっています。」

あのベンチ

晴の輔 読み札を考えたのは?

 

船橋「市民の皆さんが中心となって考えております。『ひこねいろカルタ』は有志の市民さんと市が組織する『彦根市シティプロモーション戦略推進委員会』という組織が制作をしております。」

 

晴の輔 「彦根あるある」が詰まっている市民と一緒に作ったかるた!

 

船橋「有志の市民の皆さんが設定したキーワードに、一般募集したイメージ・エピソード反映して作りましたので、まさに『彦根あるある』が詰まったかるたと言えます。」

船橋「やはり彦根から始まるキーワードがどうしても多いので頭文字が『ひ』ばかりにならないように工夫しました。」

 

晴の輔 (笑)なるほど!「ひ」から始まるものが増えちゃいます。

 

船橋「私がいいなって思った句を一つ紹介してもいいですか?『堀端で 鍛える伝統 城周り』こちらが彦根城の句です。でも恐らく聴かれても分からないと思うのです。」

晴の輔 そうですね。僕は分かりませんでした。

 

船橋「私も正直、札を設定する時に分からなかったです。どのような意味かと聞いたところ、彦根城のお堀の周りをランニングして鍛える。城の周りを走るから『城周り』と言うらしくて、それを『彦根あるある』ということで採用いたしました。これは市民からしか出ない想いが詰まった句でございます。」

 

晴の輔 東京で言うところの、皇居の周りを走っているランナーと同じです。地元の人しかわからないワードが入っているのは良いですね。やりたくなってきたのですけど販売はしているのですか?

 

船橋「今のところ販売する予定はないですが、例えば『学校に貸し出す』『施設に置いてもらって遊んでもらう』などは考えています。」

 

晴の輔 これからですね

 

船橋「そうですね。いろんなイベント企画などで『ひこねいろカルタ』をお持ちして、参加者の皆さんに遊んでいただけることを考えております。」

船橋「そう言っていただけるとありがたいです。」

 

 

「どっちだ!?晴の輔」

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

晴の輔さんが、彦根市で「ひこねいろカルタ」を楽しんだ後やりたいのは・・・

「ひこね丼が食べたい」 

それとも

「ひこにゃんに会いたい」

どっちだ!?晴の輔

 

うーン、かるたを楽しんだ後にやりたいこと…じゃあ…はい決めました!

 

 

「ひこね丼が食べたい」

 

 

彦根丼、ご当地どんぶりを食べますよ。

 

今日は「滋賀県彦根市が先月完成させた『ひこねいろカルタ』その目的とは?」というトピックスでお届けしました。令和の彦根の街を題材にした、遊びながら今の彦根を知ることができる。次の元号になった時に懐かしいってなるでしょうね。読み札絵札に興味がある方は、コチラの彦根市のホームページをチェックしてみてください。

そんな「ひこねいろカルタ」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

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    パーソナリティ
    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。