あなたのお家に「かるた」はありますか?
小さい頃、お正月におじいちゃんおばあちゃんの家に帰省して、親戚と一緒に「かるた」で遊んだりしませんでした?読み手の声に耳を傾けて集中して、言葉を聞いた瞬間に、絵札を探してパーンと取る!わずか数秒の真剣勝負。誰が一番多く絵札を取ったかを競う。でも大人になってからは、やる機会はほとんどないですよね
広瀬すずさんが、主人公で映画化されたマンガ「ちはやふる」。あれで、競技かるたが注目されました。競技かるたは「小倉百人一首」。馴染みがあるのは「いろはかるた」ですかね?「犬も歩けば棒にあたる」みたいな諺を用いたもの。それから、その土地の文化や特色をかるたにした「郷土かるた」。これも結構ありますよね。群馬県の「上毛かるた」などは有名です。「かるた」は、遊びながら集中力と暗記力が鍛えられる。いいですよ!日本独自のカードゲームです。
今回は、そんな「かるた」にまつわる話題!
舞台は滋賀県彦根市。
あのマスコットキャラクターの「ひこにゃん」でお馴染みの町!その彦根市が先月「ひこねいろカルタ」というオリジナルのかるたを完成させて話題になっているのです。一体、どんな「かるた」なのでしょうか?
彦根市広報戦略課の舩橋知之さんにお話しを伺います。
晴の輔 「ひこねいろカルタ」とはどのような「かるた」なのですか?
船橋「一言で申し上げますと『今の彦根』を表すカルタです。彦根城やひこにゃんなど、これまでから市民の皆さんになじみがあるものに加え、最近インスタ映えする写真が撮れるとして有名になった『あのベンチ』や、彦根市のご当地グルメ『ひこね丼』など、比較的最近話題となっているキーワードも入れて句を制作しました。」
晴の輔 「かるた」は。その土地の伝統とか昔のことを知るみたいなイメージがあります。今回は今のことを題材にした「かるた」なのですね。
船橋「『ひこね丼』というご当地グルメに関しましては『もう食べた ご当地グルメ 彦根丼』となっております。
インスタ映えするスポット『あのベンチ』は『絵になると 集う琵琶湖の あのベンチ』という読み札になっています。」
晴の輔 読み札を考えたのは?
船橋「市民の皆さんが中心となって考えております。『ひこねいろカルタ』は有志の市民さんと市が組織する『彦根市シティプロモーション戦略推進委員会』という組織が制作をしております。」
晴の輔 「彦根あるある」が詰まっている市民と一緒に作ったかるた!
船橋「有志の市民の皆さんが設定したキーワードに、一般募集したイメージ・エピソード反映して作りましたので、まさに『彦根あるある』が詰まったかるたと言えます。」
船橋「やはり彦根から始まるキーワードがどうしても多いので頭文字が『ひ』ばかりにならないように工夫しました。」
晴の輔 (笑)なるほど!「ひ」から始まるものが増えちゃいます。
船橋「私がいいなって思った句を一つ紹介してもいいですか?『堀端で 鍛える伝統 城周り』こちらが彦根城の句です。でも恐らく聴かれても分からないと思うのです。」
晴の輔 そうですね。僕は分かりませんでした。
船橋「私も正直、札を設定する時に分からなかったです。どのような意味かと聞いたところ、彦根城のお堀の周りをランニングして鍛える。城の周りを走るから『城周り』と言うらしくて、それを『彦根あるある』ということで採用いたしました。これは市民からしか出ない想いが詰まった句でございます。」
晴の輔 東京で言うところの、皇居の周りを走っているランナーと同じです。地元の人しかわからないワードが入っているのは良いですね。やりたくなってきたのですけど販売はしているのですか?
船橋「今のところ販売する予定はないですが、例えば『学校に貸し出す』『施設に置いてもらって遊んでもらう』などは考えています。」
晴の輔 これからですね
船橋「そうですね。いろんなイベント企画などで『ひこねいろカルタ』をお持ちして、参加者の皆さんに遊んでいただけることを考えております。」
船橋「そう言っていただけるとありがたいです。」
「どっちだ!?晴の輔」
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。
晴の輔さんが、彦根市で「ひこねいろカルタ」を楽しんだ後やりたいのは・・・
「ひこね丼が食べたい」
それとも
「ひこにゃんに会いたい」
どっちだ!?晴の輔
うーン、かるたを楽しんだ後にやりたいこと…じゃあ…はい決めました!
「ひこね丼が食べたい」
彦根丼、ご当地どんぶりを食べますよ。
今日は「滋賀県彦根市が先月完成させた『ひこねいろカルタ』その目的とは?」というトピックスでお届けしました。令和の彦根の街を題材にした、遊びながら今の彦根を知ることができる。次の元号になった時に懐かしいってなるでしょうね。読み札絵札に興味がある方は、コチラの彦根市のホームページをチェックしてみてください。
そんな「ひこねいろカルタ」に
それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。
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