あなたは一日にSNSをどれくらい見ていますか?
いまや当たり前のように使っているSNS。ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略でSNS。あなたも利用していると思います。LINE、ツイッター、フェイスブック、インスタ…。ちょっと前までは、友達や仲間と共通の趣味・話題で繋がって、その情報を共有して楽しむというのがメインでした。それが昨今では、それぞれのケースに応じてSNSを使い分ける時代になっています。大まかな特徴でいうと、LINEは普段のコミュニケーションツール。ビジネスの連絡や友達との気楽な会話。ツイッターは書き込みのツール、文字制限はあるものの拡散力が高い。インスタグラムは写真、映える写真ってやつ。それぞれの目的によって、こっちで一言つぶやいたりこっちで動画アップをしたり、その投稿から爆発的に反響を呼ぶことも。いわゆるバズるってやつ。そこから一気に時の人になった方もいます。
今、若い人たちは、何を投稿すればバズるのか?バズるにはどうすればいいのか、それを楽しみながらやっている。ちょっとうらやましいくらいですね。
そんななか、長崎県島原市が先月、まちの魅力をPRするために新たに「あるSNS」を開設して話題になっています。ツイッターやインスタグラムは、他の自治体でもかなり活用しているイメージですが、一体何を始めたのか?
島原市シティプロモーション課・広報戦略班の塩士敬一郎さんにお話しを伺います。
晴の輔 島原市が新しく始めたSNSというのはズバリ何ですか?
塩士「ズバリ、若い人たちに人気の動画サイト『TikTok』です。」
晴の輔 「TikTok」ですか!自治体がSNSを活用してのPRは、珍しい事ではないと思いますが「TikTok」っていうのはちょっと珍しい。
塩士「そうですね。今までもSNSで発信はしてきたのですが、TikTokでは若い人たちが楽しんで見てくれるような動画を中心に発信したいと思っています。」
晴の輔 島原市は若い子を取り込みたいと!最初に上げた動画はどのようなものでした?
塩士「最初の動画は、島原市の公式キャラクター『しまばらん』が、島原の映えスポットでダンスを踊っている動画です。」
晴の輔 ゆるキャラ!
塩士「郷土料理『かんざらし』というスイーツをイメージしたキャラクターですね。」
晴の輔 なるほど!動画は収録と編集があるではないですか。若い子がやっているのですか?
塩士「現在は、私が動画の収録・編集をやっています。」
晴の輔 すいません、塩士さんはおいくつ?
塩士「29歳です。」
晴の輔 ということはTikTok世代ではないですよね?どうでしょう実際にやられて。
塩士「動画の編集なのですけど、全てスマートフォンで編集をしています。これが意外と簡単なのです。撮影をしてそのまま現地で編集して投稿することもあります。」
塩士「島原市民の方から『TikTok見たよ!』と年配の方からも声をかけていただけることが多くて、島原市民の方たちが、もっと島原を好きになって街全体に活気が出てきたかなという印象を受けています。中には『うちのところも撮影にしに来ていいよ』とか言ってくださる企業さんもいらっしゃいました。」
晴の輔 市民とのコミュニケーションが活発になっているのですね。
塩士「協力していただいている皆さんは『島原が大好き』なので『笑顔や楽しい雰囲気』を世界に伝えていければと思っております。」
塩士「(笑)いえいえ、おそらく長崎県で今TikTokをしているのは島原市だけなので、結構注目度が高いのかなと思っております」
晴の輔 なるほど!今後このTikTokを使ってどんな島原の魅力を発信していきたいですか?
塩士「意外と知られていない島原の魅力や、暖かな雰囲気、おススメスポットなどをお伝えていきますので、ぜひ島原市TikTokのフォローをお願いします!」
晴の輔 TikTokによって島原のファンを増やす!それを「島原の乱」じゃなくて「島原のファン」という形で!
塩士「いいですね。『島原のファン』をたくさん増やしていきたいと思っております。」
塩士「(笑)まずは自分が一番島原を好きになって、その好きな部分を発信していければと思っております。」
「どっちだ!?晴の輔」
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。
晴の輔さんが、TikTokを始めるなら・・・
「友達と始める」
それとも
「仕事仲間と始める」
どっちだ!?晴の輔
あ~、TikTokをやるのだからね、仕事仲間か?…これはね…よし、決めました!
「友達と始める」
あのね、高校時代の仲の良い友達とやる!何故か?
今日は「長崎県島原市が新たに始めたPR!その戦略は、若者に大人気のあのSNS?」というトピックスでお届けしました。自治体もTikTokを活用する時代になりましたね。島原市の魅力を若い人たちにPRしてファンになってもらう。PRを始めたら市民のご年配の方が見たよ!と新たな交流も生まれているようですね。
そんな「島原市のTikTok」に
それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。
-WEB版こぼれ話し1-
晴の輔 「TikTok」を利用するアイデアは、最初誰がおっしゃったのですか?
塩士「実は、若手職員のアイデアから生まれた企画です。島原市のシティプロモーション課で話し合い、本格的にスタートしました。」
晴の輔 やはりそうでしたか。TikTokを活用しようと思ったきっかけは?
塩士「島原市は島原城や武家屋敷など歴史的な観光名所は知られているものの、他にも美味しい食べ物や、映える景色などもいっぱいあります。そこで、若い人たちに知ってもらいたい!ファンになってもらいたい!と考えTikTokを活用することになりました。」
晴の輔 若い人に島原市をもっと知ってもらいたい!
福士「いろいろな一面を見せてファンになってもらいたいですね。」
晴の輔 TikTokでファン作り!
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