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2021.03.08

#153 大阪府「楽しみながら学ぶ!『大阪検定WEBチャレンジ~冬の陣~』、その中身とは?」

あなたは、ご当地検定を受けたことがありますか?

地域の歴史や、文化、観光などの知識を競う「ご当地検定」。目的は、その「地域のことを知ってもらいたい」「関心を持ってもらいたい」。それが「その地域の活性化」に繋がれば嬉しいわけです。そんな「ご当地検定」の火付け役は、2004年に行われた「京都・観光文化検定試験」。この検定がきっかけとなり、全国各地で行われるようになってブームに。「ご当地検定」と聞くと、仕事に必要な資格というよりは「知識試し」のイメージがあります。でも中には、実際に仕事に活かせるものもあります。三重県の「伊勢商工会議所」が主催する「検定お伊勢さん」。上級編に合格して、研修を経て「お伊勢さん観光案内人」に認定されると、有料の観光ガイドとして、活動できるのだそうです。未だに根強い人気の「ご当地検定」全国にはたくさんありますが、今回、大阪の「ご当地検定」をピックアップ。名前は「なにわなんでも大阪検定」というもの。タイトルから、面白い。この検定、受験者数が全国の「ご当地検定」で2番目に多いのです。その検定が、今年は「コロナ禍」で、インターネット上で、誰でも無料で参加できる「大阪検定WEBチャレンジ~冬の陣」として実施されているのです。「ご当地検定」なのに楽しみながら、学ぶことができるという噂です。一体どのような内容なのか?

大阪商工会議所・地域振興部の山元篤さんにお話し伺います。

 

 

晴の輔 「大阪限定WEBチャレンジ~冬の陣~」これはインターネットで受けられる検定なのですね。

山元「通常は年に一回、資格試験の形式で、ペーパーにて行っていましたが、今回のコロナ禍を考慮し、今年度はWEB上でのテストを、試しに行うことにしました。」

 

晴の輔 どのような内容なのでしょう?

 

山元「大阪に関する『最近のトピック』に加えて、インターネットを使いますので『企業のコマーシャルソング』『昔の映像』などを見て答えるような、クイズ的な問題も出題しており、獲得点によって、自分の実力が判定できるような仕組みにしています。」

 

晴の輔 なるほど。それは、ペーパー試験では出来ません。

 

山元「『昭和初期の、大阪での地下鉄開通式』の映像ですとか、非常に貴重な映像などを、入手し、楽しみながら問題解いていただけるようにしております。」

 

晴の輔 それが楽しみながら、学ぶことができるということなのですね。

山元「スマホでも大丈夫ですので、お風呂に入りながら受けることができます。隙間時間を利用していただければ。4月5日までが、試験期間ですが、何回でも受けることができます。『大阪の奥深さ』を、見て頂けるような問題を、60問作っており、違う問題がどんどん出るようになっています。」

 

晴の輔 そういうことですか。難易度とか級などは?

 

山元「大阪在住の方は、大体『2級レベル』ぐらい、大阪に旅行したことがある方は『3級レベル』を目指して頂けるような難易度です。300点満点なので、その点数によって1級から4級まで区別する形式です。」

晴の輔 大阪限定ですから「〇〇でボケてください」とか「〇〇に突っ込んでください」などの問題も、あるのかなと思ってしまいました。

 

山元「それに近い問題はあります。」

 

晴の輔 あるのですか!(笑)

 

山元「『なんでやねん』という『突っ込みの言葉』がありますが『それのイントネーションを答えてください』という問題です。(笑)」

晴の輔 (笑)

 

山元「実際に音声を聞いて解いていただければと思います。」

 

晴の輔 大阪ならではの問題は、どのようなものがあります?

 

山元「それでは第一問!(ジャン♪)『通天閣のてっぺんには、光で天気予報が表示されます。白一色の場合の天気は何でしょう?』1.晴れ 2.くもり 3.雨 どれでしょう?」

山元「残念!正解は1.の『晴れ』でした。『曇り』はオレンジ色でして、『雨』は青色です。『雪』はピンク色となっています。」

 

晴の輔 通天閣のてっぺんで、天気予報をやっているのは知りませんでした。

 

山元「普段気付かないですけど通天閣は『天気予報』をしているのだと、気にしていただければ。」

 

晴の輔 これだけで見に行きたくなります。問題作っている方も、楽しんでいますね。

 

山元「楽しいですね。はい。」

 

晴の輔 どなたが作っているのですか?

山元「秘密なのですが『大阪の超人』と言いまして、大阪検定の過去1級に合格された方々が、いろんな問題を作ってらっしゃいます。」

晴の輔 「東大王」がよくTVに出ていますが「大阪王」が問題作っている。

 

山元「そうです。『大阪王』が、厳選した『大阪の良さ』が分かるような問題を、作っております。」

 

晴の輔 この検定を通じて、どんなことを発信したいのでしょう。

 

山元「『自分の街が、こんなにも素晴らしいものである』ということに、気付かない方も多いのですが『大阪は長い歴史を持っている』『豊かな文化のある立派な町』であるという誇りを持っていただきたいですし、また全国の方には、大阪と言うと『お笑い』『たこ焼き』『タイガース』だけではなくて『色々な、親しみやすさがある町』なのだということを感じていただければと思っております。」

 

晴の輔 大阪はイメージが強いですから

山元「それも大阪の文化の一つではありますが、広い大阪の一部です。それ以外の大阪も知っていただきたいですね。」

山元「『問題を作る側』になっていただければ。」

 

 

 

 

 

「どっちだ!?晴の輔」。

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーでございます。

 

「晴の輔さんが『大阪検定WEBチャレンジ~冬の陣~』を受けるとしたら・・・

『まずは3級を目指す』

それとも

『いきなり1級を目指す』 

どっちだ!?晴の輔」

 

いきなり1級!?いきなり高得点を叩きだせるかね?でも…

 

 

決めました!

 

 

 

 

「いきなり1級を目指す」

 

 

やるからにはね、勉強してね1級を目指したいよ。頑張る!

 

 

 

今日は「楽しみながら学ぶ!『大阪検定WEBチャレンジ~冬の陣~』、その中身とは?」というトピックスでお届けしました。WEBで、無料で何回でも受けられる。山元さんのお話しを聞いていると、検定というよりは「クイズ感覚」で手軽に受けられますね。皆さん時間がある時に是非!

 

そんな「大阪検定WEBチャレンジ~冬の陣~」

それではまた、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした。

 

-WEB版こぼれ話し1-

晴の輔 合格すると証明書などいただける?

山元「『WEBチャレンジ』では画面上で、判定結果が表示されます。合格者の中から抽選で『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン』など大阪を楽しめる施設の、無料チケットを進呈しております。無料で検定、無料のチケットを獲得していただいて、大阪を楽しんでもらいたいです。」

晴の輔 賞品もあるのですか?

山元「『文楽劇場の観戦チケット』『コンサート』などが当たるようになっています。」

晴の輔 好きな時に受けられて、チケットも当たるかもしれない!

 

-WEB版こぼれ話し2-

晴の輔 今回は「冬の陣」ですよね?「夏の陣」もあった?

山元「はい『夏の陣』は8月から10月にかけて、日本全国各地から1,726名の方にご参加いただきました。大阪の方が各地で活躍されていらっしゃいます。『大阪生まれだけど東京で暮らしている』『大阪が恋しくなって』など、故郷を懐かしく思って検定を受けられている方が多く見受けられます。」

晴の輔 故郷を懐かしんで受けられる。

山元「『大阪への郷土愛を醸成したい』という思いもありますので、多くの方に検定を受けていただきたいですね。」

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      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。