キツネと聞いてどんな食べ物をイメージしますか?いなり寿司?油揚げ?それとも赤いカップうどん?宮城蔵王キツネ村にあるキツネパンがインスタ映え!

古典落語にはキツネはよく出てきます。キツネと言えば稲荷神社。稲荷神社の鳥居をくぐると必ずあるのがキツネの石像。

何故に稲荷神社がキツネかと言いますと、そもそも稲荷神社とは農業の神様。農家の敵は農作物を食い荒らすネズミ!キツネはそのネズミが好きなんですよ。ネズミを食べてくれるから農家の人たちにとって、ありがたい存在。それでキツネを崇めるようになって、大好物のネズミを揚げて(!!)お供えするようになったのです大昔は。

ところが仏教が広まって、生き物を殺してお供えするのはよろしくないぞ、となってある時からネズミを揚げたものではなくて、豆腐を揚げたもの、つまり油揚げをお供えするようになった。そのうちにキツネの好物はネズミではなくて、油揚げになったというわけです。だからうどんの上に油揚げが乗っているのを「キツネうどん」と言ったり、油揚げの中にご飯が入っているとお稲荷さんと言うのだそうです。
今回、宮城県白石市にある「宮城蔵王キツネ村」。
ここはですね、珍しい種類のキツネが100匹以上いる、国内唯一のキツネとふれあえる動物園なんです。
そのキツネ村ではキツネパンがあるらしいのです(驚)。
「宮城蔵王キツネ村」の村長、佐藤文子さんにお話しを伺います。
-キツネ村を作られたきっかけは?
佐藤「こちらのオーナーがペットとしてキツネを飼っておりました。昔はキツネを養殖していた人が大勢おりましたので、譲り受けたのが始まりです。」
-僕は落語家なので、落語にはキツネはよく出てくるのですよ。『キツネは七化け、タヌキは八化け』なんてことも言いまして、どちらかと言うとキツネはずる賢いイメージがあるのですけど?
佐藤「ところが飼ってみますと、そうしたイメージは全く無いですね。やっぱりずる賢いのは人間ですよ(笑)」
-そうですよね、我々ですよね(納得)。それではどのような性格なのでしょう?
佐藤「キツネはイヌ科なのですけど、性格はネコです!」
-ややこしいですね(笑)
佐藤「イヌは学習するといろいろと何度でも出来ます。ところがキツネは出来ない…だから家畜になれなかったのですね、そうした動物です。」

-(笑)
佐藤「もうシャイというか、警戒心が強いというか…」
-キツネ村にお客さん行かれますよね?
佐藤「キツネたちもそれだけは学習して、お客様は『エサをくれる人』なのですよ」
-(笑)あ~、あ~なるほど(笑)。キツネの好物って何なのですか?
佐藤「キツネはお稲荷さんで油揚げって言いますよね?でもキツネは雑食で何でも食べます。一番好きなのはネズミ。」

-あ!やっぱり!落語の中でもネズミが好物って出てくるのです。
佐藤「ホントにネズミが好きですね」
-キツネは子育てってどんな感じなのですか?
佐藤「キツネは基本的に誰の子どもでも育てるんですよ。子育て放棄した親がいると、別なのがすぐに上手に育てます。そして秋になって『子別れの儀式』の時期になります。これは物凄い勢いで親が子どもをけ散らすのです。」

佐藤「いきなり威嚇して追い払うのです。これは子どもを自立させるためです。一年で独り立ちするのです。」
-小さい頃は誰かれなく愛情注いで、ある時期が来たら立派な大人にするために『子別れの儀式』を行う…と。現代の母親はそれ…出来ない…ですよね。キツネから学べばいいのですね?でも話を聞こうとすると臆病だから逃げてしまうのですよね?
佐藤「(笑)」
-キツネ村では【キツネパン】が食べられると聞きました。
佐藤「それはですね、キツネはこれからの季節、毛がもふもふのふわふわなのです。外国の人たちも『もふもふ』と言って世界共通語になっています(笑)。

そして丸まってしっぽで顔を隠して寝ます。それがまるでパンのよう。それで『もふみキツネパン』(笑)。それで写真集を作って販売しています。」

-ちょっと待ってください、『もふみキツネパン』というパンではなくて、もふもふの形のことをいうのですね?…僕はてっきり中にあんこでも入っているようなものかと。
それではキツネ村に行ったら、【もふみキツネパン】状態は見られるのですか?
佐藤「真冬とか、これからの季節は見られますよ。夏は毛が抜けてしまってみすぼらしいのでパンにはならないですね」

-(笑)
「どっちだ!?晴の輔」
スタッフの出した二者択一のお題をワタクシが選ぶというコーナー
お題は…「キツネにお供えするとしたら・・・「ねずみの油揚げ」それとも「パン」どっちだ!?晴の輔」
ふっふっふっふっふっ、パン?『もふみキツネパン』ですか?そもそもそれはパンではなくて、パンに似た状態のキツネでしょ?キツネにキツネはお供えしないでしょ。それはやっぱり好物をお供えしなくちゃ。
…決めました。
「パン」
んふふふふふっ、パンです。それもトースターで焼いたパン。こんがりキツネ色。

今日は、「宮城蔵王キツネ村では、キツネパンが味わえる!?」というトピックスでお届けしました。
宮城県白石市にある「宮城蔵王キツネ村」、東北新幹線で白石蔵王駅からレンタカーで20分ぐらい、この行き方がおススメだそうです。そして話に出てまいりました写真集「もふみキツネパン」は通販でも買うことが出来ます。詳しくは、公式HPで。
それでは次回もお会いしましょう!
週刊なるほど!ニッポン 編集長・立川晴の輔でした!コンコン!


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