お部屋やお店のインテリアとして使われるものの1つ、

『観葉植物』についてです。

 

■今週（1/9～1/13）のテーマ：『観葉植物』

 

1/9（月）　　『観葉植物の効果』

 

観葉植物とは、植物の葉っぱの形や色、模様などを観賞して

楽しむための植物を総称した言葉です。

“観賞用の植物”ですので、室内のインテリアとして

飾られることが多いんですネ。

 

観葉植物には、いくつもの効果があるといわれています。

例えば、『空気をキレイにしてくれる』。

そもそも植物は、二酸化炭素を吸って酸素を吐き出すという

光合成をおこなっていますので、観葉植物がある空間は、

常に新鮮な空気で満たされているそうなんですネ。

 

また観葉植物は、お部屋の湿度を調整してくれるとも

いわれています。

例えば湿度が低い時は、観葉植物から出される水分の蒸発量を

増やすことで、加湿してくれます。

逆に湿度が高い時は、水分を吸ってくれることで、

自然に調節してくれるそうなんですネ。

 

他にも、観葉植物には、気持ちをリラックスさせ、

ストレスを軽くする効果があることで、知られているそうです。

また、観葉植物の緑の色は、目の疲労を和らげてくれるとも

いわれています。

 

こうした癒しの効果はモチロンですが、観葉植物があることで、

お部屋の雰囲気が変わりますよネ。

これもリラックスできる要因の1つだそうです。

 

【感想】

我が家にも観葉植物、たくさんありますよ。

でも、こんなにたくさんの効果があるなんて知りませんでした。

湿度も調整してくれるんですネ～。

ありがたいなぁ～。

 

ウチの子たちはすくすく育って、いつの間にか大きくなっちゃうので、

よく剪定するんですが、感謝しながら剪定したいと思います。

 

 

1/10（火）　『観葉植物の豆知識①』

 

“日本独自の観葉植物”として、長年にわたって

親しまれているものに、『オモト』があります。

でも、『オモト』って聞いても、どんな植物なのか

イメージ湧かないかもしれませんよネ。

実際、私も分からなかったんですが、写真を見た時に

“あ～これ！見たことある！”って、すぐに分かりました。

 

この『オモト』という名前ですが、

漢字では『万年青』と書くそうなんですネ。

この漢字のように、常に青々と葉っぱを茂らせています。

そして、この名前は“万年繁栄しますように・・・”という意味を込めて

付けられたとされています。

 

『オモト』は日本が原産の植物で、1000年以上前から薬草として

使われていて、室町時代になると生け花に使われていたそうです。

 

そんな『オモト』を観葉植物として好んだのが、

徳川家康公だそうです。

その理由ですが、一説には家康公が江戸に幕府を開き、

その後、江戸城の本丸が完成した際、お祝いに贈られた

『オモト』の鉢植えとともにお城に入ったそうなんですネ。

 

そして、これを床の間に飾ったところ、

徳川300年の繁栄を築いた・・・といわれています。

 

その言い伝えから、引っ越しの際、新居に最初に『オモト』を運び込むと

運が開けるとして、大変なブームになったそうです。

 

【感想】

オモト・・・、よく見かける植物です。

昔、風水の先生に“羽田さん、東の方角にオモトを飾ったほうが良いですよ”って

勧めてもらったことがあるんですが、そのままにしてあったことに

今、気づきました（汗）

オモト、今からでも探してみようかな。

 

 

1/11（水）　　『観葉植物の豆知識②』

 

観葉植物の中で、とても人気が高いのが『モンステラ』です。

葉っぱに深い切り込みが入っていたり、穴が開いているのが、

大きな特徴です。

ハワイでは『希望の光を導く』といわれていて、

“新しい門出を迎える方”などへの贈り物としても、人気だそうです。

 

この『モンステラ』と並んで、人気なのが『パキラ』です。

手のひらを広げたような大きな葉っぱが特徴です。

別名『ｍｏｎｅｙ ｔｒｅｅ（マネーツリー）』とも呼ばれていて、

特に中国や台湾では。『幸運』や『商売繁盛』のシンボルとして

扱われているそうです。

風水では金運以外にも、“邪気を払ったり、健康運をアップする”と

いわれているそうで、水で葉っぱをキレイに保つと、

さらにその効果が長続きするんだそうです。

 

そして、もう1つ人気なのが、『サンスベリア』です。

葉っぱの表面にシマシマの模様が浮かんでいて、これがトラの尻尾に

似ていることから、『トラノオ』とも呼ばれているそうです。

 

この模様の大きさや濃さなどが、すべて異なることから、

どんな姿に成長するのかな？なんて

想像するのも楽しみの1つだそうです。

 

今ご紹介した『モンステラ』も『パキラ』も『サンスベリア』も、

お世話が楽なので、“初心者向け”として

プロの方もオススメしているそうです。

 

【感想】

パキラ、我が家にもありますよ。

マネーツリー、幸運、商売繁盛っていうシンボルツリーなんですネ。

知らずに置いていました（汗）。

 

確かにお手入れ、めちゃめちゃ簡単なんですネ。

時々、お水をあげて、日当たりの良いところに置いておくだけ。

あとは元気でいてくれます。

 

『パキラ』っていう名前も気に入っているんですネ。

意味を知って植物を置くっていうのも、またイイですネ。

 

 

1/12（木）　　『観葉植物の豆知識③』

 

日本で観葉植物が広まったのは、昭和30年以降の

高度成長期の頃といわれています。

 

当時、日本全国で都市化が進んだことで、

街からは緑が見られなくなったそうなんですネ。

特に都市部では、団地などの集合住宅に住む人が増えてきましたが、

集合住宅の場合、基本、お庭がありませんよネ。

 

そうなると、緑と親しむ場所や機会というのが減っていきましたが、

そんな中、室内で育てられる観葉植物が

注目されるようになったそうです。

 

観葉植物と同じように、室内に置かれる植物に『盆栽』があります。

この2つの違いですが、いろいろな解釈があるそうなんですネ。

 

一例をご紹介しますと、

『基本的に室内の直射日光の当たらない場所でも育てやすいのが、

観葉植物。基本的に屋外で日光や風を当てて育てるのが、盆栽』。

 

『鉢に植えている木やお花を楽しむものが、観葉植物。

植物を中心とした周りの景色を楽しむものが、盆栽』。

 

『インテリアや癒やしが目的なので、植物そのものではなく、

“植物を置いた空間全体”が主役なのが、観葉植物。

植物そのものが主役で、手を加えて小さな鉢の中で

大自然を表現しているのが、盆栽』。

 

【感想】

盆栽と観葉植物の違いなんて、考えたことなかったです（笑）

盆栽の世界も本当にスゴイんですよネ。

あと苔の世界も深いんですよネ。

やっぱり人間は植物とは、切っても切れない関係があるんだと、

つくづく思います。

 

 

1/13（金）　　『観葉植物の雑学』

 

観葉植物が必ずといってイイほど、

置かれているところがあるそうです。

どこかといいますと、銀行だそうなんですネ。

確かに、銀行のフロアには観葉植物があります。

 

その理由ですが、『観葉植物があることで、室内が明るく開放された

印象になり、雰囲気が良くなるため』

または『銀行に来られたお客さまや、銀行で働いている人たちの気持ちを

和らげたり、リラックスさせるため』といわれています。

 

実はそれに加えて、銀行にある観葉植物には

とっても大事な役割があるそうなんです。

銀行にある観葉植物って、どれも背が高いそうなんですネ。

言われてみれば確かに高い印象がありますが、

一説には170cmあるそうなんです。

 

こんなに高い観葉植物を置く理由ですが、これは強盗が現れた際、

身長の目安にするためなんだそうです。

 

人は犯人の特徴、例えば顔の特徴や着ている服などは

覚えることができても、身長までは正確に把握できないことが

多いそうなんですネ。

 

そこで例えば、170cmの観葉植物を置くことで、

これよりも犯人の身長が高ければ、『170cm以上でした』、

低ければ『それ未満でした』といったように、

判断の目安になるそうです。

 

【感想】

私は銀行にある観葉植物は“目隠し”で置いてあるのだと

思っていました。

 

とにかく、緑色は目にやさしいし、

空気も浄化してくれますし、犯人逮捕にも協力してくれる

ありがたい植物ですネ。

 

 

【今週の感想】

 

私たちの身近にある観葉植物ですが、

ともすれば名前も知らないまま、なんとなく置いてしまっています（汗）。

こんなにも奥が深いものだったんですネ。勉強になりました。

 

お部屋の雰囲気を変えてくれるだけでなく、

たくさんの役割があることも知りました。

これを機会に、お部屋にある観葉植物たちに

感謝の気持ちを込めて、声をかけていきたいと思いました。

 

 

【お知らせ①　次週（1/16～）からのテーマ】

 

色が赤くて、見た目も可愛らしい果物、『イチゴ』についてです。

 

【お知らせ②　番組で使用しているBGM】

 

◆オープニング　

♪ALL OF YOU　/ コルビー・キャレイ

 

◆エンディング

♪To Be　 /　 モントルー