羽田美智子のいってらっしゃい

2026.10.09

2026年10月5日週 テーマ「ドングリ」

子どもの頃、秋になると『ドングリ』を拾って集めた方、いらっしゃるかと思います。

・・・私もその1人です。そこで『ドングリ』についてです。

 

■今週(10/5~10/9)のテーマ:『ドングリ』

10/5(月) 『ドングリとは』   

 

私たちが『ドングリ』と呼んでいるのは、「ブナ科」の樹木の“果実”にあたる部分の総称です。

具体的には、『コナラ』や『クヌギ』、『クリ』などです。

ですので、『ドングリ』という“木”があるわけではないんですネ。

 

そんなドングリですが、漢字で「団栗」と書きます。

“団”という字には“丸い”という意味があって、つまり“丸い栗”ということになるそうなんですネ。

そして一説には、この「団栗(だんぐり)」が、“どんぐり”と呼ばれるようになったといわれています。

 

また、ドングリを粉にして、お団子を作っていたことから、

「団子栗」から“どんぐり”となった・・・という説もあるそうなんです。

 

さらに、『コマ』の“古い呼び名”が「ツムグリ」で、

それが『ドングリ』になった・・・という説もあるそうです。

子どもの頃、ドングリに穴を開けて、

そこに「つまようじ」を刺して、コマにして遊んだ方、いらっしゃるかと思います。

 

他にも、“丸い”という意味の“古い韓国語”、「ドングル・イ」が語源という説もあるそうです。

ちなみに英語でドングリは、「acorn(エイコーン)」だそうです。

 

【感想】

ドングリって、独特の形をしていて可愛いですよネ~(^^♪

帽子をかぶった人にも見えて、つい擬人化してしまうものですよネ。

きっとそこから、♪どんぐりころころ どんぶりこ・・・という歌ができたのかな?って思っています。

「団栗」と書いて、「ドングリ」。

そしてドングリの木があるわけじゃないんですネ。

 

10/6(火)   『ドングリの豆知識①』

 

ドングリは固いことから、“種”だと思っている方、

いらっしゃるかもしれませんが、実際は“果実”です。

 

果実と聞くと、“やわらかい果肉”のイメージがありますが、

ドングリのように“固い皮におおわれた果実”のことを、「堅果(けんか)」というそうです。

 

そしてドングリには、よく「帽子」とか「袴」、「お椀」って呼んでいる部分がありますよネ。

これを「殻斗(かくと)」というそうです。

 

この「殻斗」ですが、いくつも種類があるんですネ。

例えば、“トゲやイガなどがあるもの”。

『クヌギ』や『カシワ』、『クリ』などがあります。

実は『クリ』の「イガ」も、「殻斗」だそうです。

写真を見ますと、イガやフワフワしたものに包まれて、まるで守られているように見えますネ。

 

続いて、“ウロコ状のもの”。

『コナラ』や『ミズナラ』、『ウバメガシ』などがあります。

“ドングリの帽子”と思っているものにも、たくさんの種類があるんですネ。

 

そして、“横縞があるもの”。

『アラカシ』や『シラカシ』、『ウラジロガシ』などがあります。

 

【感想】

“ドングリ”とひとクチにいっても、みんな個性的です。

言うなれば、それぞれに“好みの帽子をかぶってきてくださ~い”って言ったら、

それぞれがみんな、ファッショナブルな帽子をかぶって集まってきた・・・というぐらい個性的ですネ。

こんなにたくさんの種類のドングリがあるんだなぁ~って見ると、圧巻ですネ。

だけどやっぱり、ドングリって可愛いですネ。

 

10/7(水)  『ドングリの豆知識②』

 

ドングリができるのは「ブナ科の木」ですが、同じ「ブナ科」でも

「コナラの仲間」、「マテバシイの仲間」、「シイの仲間」、

「クリの仲間」、そして「ブナの仲間」の5つに分けられるそうです。

そして日本には現在、「ブナ科の木」は22種類あるそうです。

 

ドングリは秋になると見かけることが多いですが、

同じドングリでも“実るまでの時間”というのは違うそうです。

 

例えば『コナラ』や『ブナ』、『カシワ』、『クリ』などは、“1年もの”。

“春”に花を咲かせて受粉して、“その年の秋”に実るそうなんです。

それに対して『クヌギ』や『マテバシイ』などは、“2年もの”。

同じように“春”に受粉しても、実るのは“次の年の秋”だそうです。

 

そんなドングリですが、小さな虫が中から出てくることって、ありますよネ。

一般的には「ドングリ虫」と呼ばれていますが、

その正体は「ゾウムシ」という虫の仲間の“幼虫”だそうです。

 

この虫は、ドングリがまだ成長過程の青い時期に、

小さな穴を開けて、そこに産卵するそうです。

そして産まれた幼虫は、ドングリの中身を食べて成長し、

大きくなったらドングリに穴を開けて、外に出てくるそうです。

 

ちなみに“虫がいたドングリ”は、振った時に“カラカラ”と音がしたり、

水に漬けておくと沈まずに浮いてくるそうです。

 

【感想】

ドングリ虫、見たことあります。

カラカラッと音が鳴るのは、中身を食べちゃうからなんですネ。

でもあんな固い殻に包まれて、さぞ安心して中で生活してるんでしょうネ。

ドングリには気の毒ですが、やさしいなぁって思いますネ。

 

10/8(木)  『ドングリの豆知識③』

 

秋になると森の地面には、一面にドングリが散らばっています。

これがもし全部、発芽したら、森は木でいっぱいになりますが、実際はそうはならないそうです。

 

といいますのは、地面に落ちたドングリはやがて芽を出しますが、

森の中でも“あまり光の当たらない場所”のドングリの芽は、

残念ながら大きくならず、枯れてしまうそうなんです。

また、リスなどの動物に食べられてしまうケースも多いそうです。

 

同じドングリでも、たまたま“日の当たる場所”に落ちたものや、

何かの拍子に“日の当たる場所”まで転がったり、リスなどの動物に運ばれたものが、

最終的に大きな1本の木に成長するそうです。

 

そんなドングリですが、“食べられるのか?”気になりますよネ。

実は多くのドングリは、「タンニン」や「サポニン」といった成分によって、

とっても“渋く”なっているそうです。

その“渋さ”は、「渋柿」を上回るといわれています。

 

そのため何度もくり返し“アク抜き”をしないと、

食べることはできないそうなんですネ。

それでも「シイ」の仲間である、「スダジイ」や「ツブラジイ」などは、

炒って軽くお塩を振るだけで、美味しく食べることができるそうです。

 

ちなみに韓国には、『トトリムク』という、

“ドングリの粉(デンプン)”を水に溶いて、煮つめて固めたものを使った伝統料理があるそうです。

『トトリムク』は「どんぐりこんにゃく」とも呼ばれていて、

低カロリーのため、ダイエット食品として人気だそうです。

 

【感想】

私、ドングリは食べたことはないなぁ・・・という記憶です。

どうしても“クマとかリスが食べるイメージ”なんですよネ。

この「トトリムク」、美味しそうですネ。

皆さんも試してみてはいかがでしょうか。

 

10/9(金)  『どんぐりころころ』

 

『どんぐりころころ』は、大正時代に作られた「唱歌・童謡」で、

1947年(昭和22年)に、小学校の音楽の教科書に登場しました。

 

作詞は、青木存義(あおき・ながよし)さん

作曲は、梁田貞(やなだ・ただし)さん。

 

この歌って、歌詞が“2番”で終わりですよネ。

一説によると青木さんは、あえて“3番”の歌詞を作らなかったそうなんです。

その理由ですが、“子どもたちに自分で作ってってほしい”という思いからだそうです。

 

それでも“幻の3番”として、広まっている歌詞があるそうで、

♪どんぐりころころ 泣いてたら 仲良し子リスがとんできて

落ち葉にくるんで おんぶして 急いでお山に連れてった・・・ですって。

 

この“幻の3番”ですが、1986年に

作曲家の岩河三郎(いわかわ・さぶろう)さんが、

この曲を“合唱曲”として編曲した際に作ったといわれています。

 

【感想】

なんて可愛い歌なんでしょうネ。

きっと歌い出したら誰もが唄える歌・・・ですよネ。

きっとおじいちゃんやおばあちゃんや小さいお子さんも、みんなで唄える素敵な歌ですネ。

ドングリの形や名前もホントに可愛いし、

みんなに愛されているドングリだなぁ・・・って思います。

 

【今週の感想】

ドングリ、子どもの頃、よく集めていましたが、

“大人になっても集めてますよ~”というリスナーの方がいらっしゃって、

それを聞いた時、なんだか温かい気持ちになりました。

ドングリって、子どもの頃からとても身近な存在なのに、意外と知らないことばかりでした。

この秋、ドングリを見つけたら、これは“〇〇の仲間かな?”って、じっくり観察したいと思います。

 

 

【お知らせ① 次週(10/12~)からのテーマ】

学校の授業の中で、“身体を動かすもの”といえば、『体育』です。

そこで『体育』についてです。

【お知らせ② 番組で使用しているBGM】

◆オープニング  ♪ALL OF YOU / コルビー・キャレイ

◆エンディング  ♪To Be  /  モントルー

パーソナリティ
  • 羽田美智子
    羽田美智子
    羽田美智子

    羽田美智子

    茨城県出身。1988年デビュー。女優として映画、ドラマ、CMなどで活躍中。94年、映画『RAMPO』でエランドール賞新人賞などを受賞。95年、映画『人でなしの恋』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。『花嫁のれん』(東海テレビ系列)シリーズ、『特捜9』(テレビ朝日)シリーズ、『おかしな刑事』(テレビ朝日)シリーズ、『ひよっこ』(NHK)など、数々の人気ドラマに出演している。2019年、実家の屋号である”羽田甚”を引き継ぎ、ネットショップ『羽田甚商店』をオープン。自身の五感を通して「本当にイイ!」と思ったものだけを紹介・販売している。
    羽田甚商店:https://hadajinshop.co.jp/