羽田美智子のいってらっしゃい

2026.10.16

2026年10月12日週 テーマ「体育」

学校の授業の中で、“身体を動かすもの”といえば、『体育』です。

そこで『体育』についてです。

 

■今週(10/12~10/16)のテーマ:『体育』

10/12(月) 『「体育の日」と「スポーツの日」』   

 

『体育』という言葉ですが、明治時代に、

英語の『physical education(フィジカル エデュケイション)』を日本語にしたものです。

『physical』は「身体(しんたい)」、『education』は「教育」という意味ですので、

『physical education』=「身体教育」です。

その「身体」の「体」と、「教育」の「育」から『体育』という言葉ができた・・・といわれています。

 

そして今日“10月の第2月曜日”は、『スポーツの日』です。

1964年(昭和39年)、“アジアで初めてのオリンピック”、『東京オリンピック』が行われました。

それを記念して、1966年に「国民の祝日」として誕生したのが、『体育の日』です。

“スポーツに親しみ、健康的な心身を育むこと”を目的としています。

 

当初、『体育の日』は、『東京オリンピック』の開会式が行われた

「10月10日」でしたが、2000年から「10月の第2月曜日」に移動しました。

さらに再び、『東京オリンピック』が開催されるのをキッカケに、

2020年に名前が、現在の『スポーツの日』に変更されました。

 

ちなみに『スポーツの日』と同じように、『国民体育大会・国体』も、

2024年から名前が『国民スポーツ大会・国(こく)スポ)』に変わっています。

 

【感想】

私、つい最近まで10月10日がずっと『体育の日』だと思っていたんですけども(汗)

子どもの頃からなじみ深い、抜けきれないなぁ・・・と痛感しています。

今は『スポーツの日』なんですネ。

そして10月第2月曜日、今年は今日が『スポーツの日』なんですネ。

 

10/13(火)   『体育の授業①』

 

現在のように、『体育』が学校の授業に取り入られるようになったのは

明治時代になって、学校の教育制度が誕生してからです。

 

また1885年(明治18年)、初代「文部大臣」に就任した森有礼(もり・ありのり)さんは、

“国民教育で重要なことは『知育』・『徳育』・『体育』の3つである“とし、

『体育』を“義務教育”に取り入れました。

 

『知育』とは“知識や教養を身につけること”、

『徳育』とは“道徳心や倫理観を養うこと”ですが、

それと同じように、“健康な身体づくり”をする『体育』も、子どもの教育にとても大切だと考えました。

・・・とはいっても、当時の『体育』は“軍隊式体育”で、

“軍事訓練”や“軍事教育”という意識が強かったそうです。

 

その後、時代とともに、『体育』に対する意識も変わっていきます。

現在、文部科学省では、『体育』とは、

「すべての子どもたちが、生涯にわたって運動やスポーツに親しむのに必要な基礎や、

健康・安全に生きていくのに必要な身体能力、そして知識などを身に付けること」としています。

 

このように、『体育』は“教育の一環”として、“運動の仕方”や“運動に関する知識”を学ぶものです。

それに対して『スポーツ』は、様々な目的の中で、“本人が自主的に行うもの”であるそうです。

 

【感想】

健康な身体づくり。

私の今の年齢になると、それが人生の最も一番大切だなぁ・・・って思えてきます。

健全な思考も健全な身体から・・・と思えるし、健康は本当に宝物ですよネ。

子どもの頃に戻れるなら、私ももっとスポーツに

いそしみたかったなぁ・・・って思っています。

 

10/14(水)  『体育の授業②』

 

小学校・中学校・高校には、『学校体育』と呼ばれる

“教育活動”があり、生徒それぞれの成長に応じて、その“内容”や“種目”などが異なります。

 

例えば「小学校」の場合、「低学年」、「中学年」、「高学年」によって“目標”が定められています。

全体的に「身体をつくるための運動」が“柱”としてありますが、

「低学年」の場合、運動に慣れ親しんでもらうために、“遊び”の要素が中心になっています。

 

それが「中学年」、「高学年」になると、“遊び”から“本格的な運動”へと変わっていきます。

例えば「低学年」の場合、“器械や器具を使った運動遊び”だったのが

「中学年」からは「器械運動」になります。

 

また、同じ「球技」でも、「中学年」からは“ルール性の高い種目”が

“授業”として加わり、「陸上競技」では“自分の記録への挑戦”が求められます。

さらに「保健」の要素も加わり、“健康的な生活”や“身体の発育”についても学んでいきます。

 

中学校から『体育』の名前は、『保健体育』になり、

“体育の活動”とともに、「運動」や「健康」に関する学習要素も高まります。

また「武道」や「ダンス」が、新しく科目として加わったりします。

 

【感想】

へぇ~、知らず知らずに段階を経て、

運動が身につくようにプログラミングされていたんですネ。

私が子どもの頃は、「ダンス」という授業がなくて、良かったような悪かったような・・・。

時々、この仕事でダンスの要素を求められますので、

子どもの頃に習得していたかったなぁ・・・って思いますよネ。

今は必須ですもんネ。

 

10/15(木)  『「体育祭」と「運動会」』

 

「体育祭」も「運動会」も学校行事の1つですが、

一般的には、中学校や高校で行われるのが「体育祭」で、

幼稚園や小学校で行われるのが「運動会」です。

 

また「体育祭」は、“体育の授業の成果を発揮すること”が目的です。

そして多くの学校で、“生徒が主体”となって、「体育祭実行委員会」が設立され、

この「実行委員会」を中心に運営が行われます。

学校によっては、「実行委員会」が競技を考えることもあるそうです。

 

それに対して「運動会」は、“楽しく身体を動かすこと”が目的です。

“先生が主体”となって運営し、「お遊戯」や「体操」、「ダンス」など、

“基本的な運動能力”を身につけるためのプログラムが用意されています。

また、“保護者の方が参加する競技”もあります。

 

そんな「運動会」ですが、年々、多様化している社会の中で、

“順位”や“勝ち負け”をつけないというところも増えています。

 

“変化”といえば、「体育祭」や「運動会」の種目の中には、“昭和の時代”にはおなじみでも、

“令和”の今は、廃止されているものがいくつもあります。

 

例えば「騎馬戦」や「棒倒し」、

棒を引っ張って陣地に持ち帰る「棒引き」、「組体操のピラミッド」などです。

いずれも過去にケガが相次いだため、それを考慮してだそうです。

 

【感想】

騎馬戦、なつかしいなぁ~。

組体操のピラミッドも、今の時代にはないんですネ。

ケガは付きものでしたからねぇ。

それに“運動会は10月”というのが定番でしたが、

今は暑いから春にやる学校も多いんですよネ。

時代とともにいろいろ変わるものですネ。

 

10/16(金)  『体育の豆知識』

 

学生時代、“体育が苦手でした”、“体育の時間が嫌いでした”という方、いらっしゃるかと思います。

その結果、大人になってもスポーツ全般に対して、

ネガティブなイメージを持っている方が少なくないそうです。

 

『体育』の場合、例えば“鉄棒の逆上がりができない”とか、

“跳び箱が飛べない”、“かけっこが遅い”、“泳げない”といったように

“できないこと”が他の人たちに明らかに分かってしまいます。

そして“できない=恥ずかしい”という思いから、

『体育』の時間が嫌いになってしまうんだそうです。

 

また「球技」や「リレー」のような“団体競技”の場合、

自分の“ミス”や“失敗”、“上手くできない”ことによって、

“周りに迷惑をかけてしまう・・・”という思いも、

『体育』が嫌いになる理由とされています。

 

これが他の教科、例えば『国語』や『数学』などの場合、

テストの点数が公にされることって基本的にはないですよネ。

それが『体育』のように、“できる・できない”というのが

他の人にもハッキリと分かってしまうことが、

後にトラウマになってしまうんだそうです。

 

これって、『音楽』の授業にもいえるそうで、

“上手に歌えない”、“楽器が上手く演奏できない”ということが

周りに分かってしまうことで、嫌いになる生徒もいるそうです。

 

【感想】

イヤ~、分かります。

私も体育の授業、あんまり得意じゃなかったんです。

“勝ち負け”がハッキリ分かるようなものよりは、

静かにコツコツできるもののほうが、私は好きでしたネ。

“体育好きだ”っていう人がまぶしく、うらやましく思っていました。

今となっては下手でも、もっと楽しめば良かったなぁ・・・と思います。

羞恥心が邪魔をするんですよネ。

でも張り切って体育、やってほしいですネ。

 

【今週の感想】

“運動は嫌いじゃないけど、体育は好きじゃなかったっていう人”、結構いますよネ。

例えば、“球技は好きだけど、器械体操は嫌いだった”という人。

また“陸上競技は好きだけど、水泳はイヤだった”という人。

その逆もあります。

“スポーツ万能”という言葉がありましたが、

そういう人にとっては、学校の体育の時間は楽しかったと思いますが、

そうじゃない人にとっては正直、苦痛な時間でしたよネ。

そうは言っても、身体を動かすことはイイことなので、上手くできなくても、

体育の時間が嫌いになってほしくないなぁ・・・って思います。

 

【お知らせ① 次週(10/19~)からのテーマ】

以前、“昭和のドラマ”を紹介したところ、

“今度は平成のドラマもやってください”というリクエストをいただきました。ありがとうございます。

そこで “平成ドラマ”の中から、『1990年代のドラマ』についてです。

 

【お知らせ② 番組で使用しているBGM】

◆オープニング  ♪ALL OF YOU / コルビー・キャレイ

◆エンディング  ♪To Be  /  モントルー

パーソナリティ
  • 羽田美智子
    羽田美智子
    羽田美智子

    羽田美智子

    茨城県出身。1988年デビュー。女優として映画、ドラマ、CMなどで活躍中。94年、映画『RAMPO』でエランドール賞新人賞などを受賞。95年、映画『人でなしの恋』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。『花嫁のれん』(東海テレビ系列)シリーズ、『特捜9』(テレビ朝日)シリーズ、『おかしな刑事』(テレビ朝日)シリーズ、『ひよっこ』(NHK)など、数々の人気ドラマに出演している。2019年、実家の屋号である”羽田甚”を引き継ぎ、ネットショップ『羽田甚商店』をオープン。自身の五感を通して「本当にイイ!」と思ったものだけを紹介・販売している。
    羽田甚商店:https://hadajinshop.co.jp/