都心にお住まいの方で、羽田空港に行かれる際に、
『モノレール』を使われる方、いらっしゃるかと思います。
そこで、『モノレール』についてです。
■今週(9/14~9/18)のテーマ:『モノレール』
9/14(月) 『モノレールとは』
同じ鉄道でも電車の場合、「2本」のレールの上を走りますが、モノレールのレールの数は「1本」です。
実はモノレールの『モノ(mono)』とは、ギリシャ語で数字の「1」という意味で、
そこから”1本のレールで走り、人や物を運ぶ鉄道”のことを一般的に『モノレール』と呼ぶそうです。
そんなモノレールには、2つの種類あります。
1つは「跨座式(こざしき)」。
漢字で”跨(またが)る”に”座る”と書きますが、
まさに“車両がレールの上に跨る形”をした「モノレール」です。
このタイプの「モノレール」は現在、『東京モノレール』、
『多摩モノレール』、『大阪モノレール』、『北九州モノレール』、
沖縄の『ゆいレール』、そして『ディズニーリゾートライン』の6つの路線があります。
もう1つは「懸垂式」。
“車両がレールの下にぶら下がる形”のモノレールです。
実はこの「懸垂式モノレール」は現在、
『千葉モノレール』と『湘南モノレール』の2つしかないそうなんですネ。
以前は『上野動物園のモノレール』や『広島スカイレール』がありましたが、
いずれも「令和」になってから、廃止されたそうです。
【感想】
モノレールの「モノ」って、「1本」という意味だったんですネ。
上に電線がなくて、スッキリとしたデザインで、
モノレールが走ってくると、いつでも“オッ!”と見入ってしまうんですよネ。
「懸垂式」も街の景観を高めていますよネ。
車両がぶら下がっているように見えるのが、
デザインとしては非常にカッコイイなぁ~って、私は見ています。
9/15(火) 『モノレールの歴史』
1821年、イギリスのエンジニア、ヘンリー・パーマーさんは、
「1本のレールに沿って車両を走らせる」というシステムを考え出しました。
そして1824年、パーマーさんはロンドンに、「貨物輸送用のモノレール」を造りましたが、
これが“世界最初のモノレール”とされています。
このモノレールは、レールの上をまたいだ車両を馬が引っ張って動かしていたそうです。
その後、1888年にアイルランドで、
蒸気機関車で貨物を引っ張る「跨座式モノレール」が整備され、実用化されるようになりました。
ちなみに、この『跨座式』ですが、
開発者のフランスのエンジニア、シャルル・ラルティグさんの名前から、「ラルティグ式」と呼ばれています
さらに1901年には、ドイツのヴッパータールで、「懸垂式モノレール」が誕生しました。
この「懸垂式」は、ドイツのエンジニア、カール・ランゲンさんが開発したことから、
「ランゲン式」と呼ばれています。
このモノレールは、『ヴッパータール空中鉄道』という名前で
100年以上経った今も、“街の大切な交通手段”として、市民の皆さんに利用されています。
・・・こうした歴史を経て、モノレールは次々と発展していきました。
【感想】
海外に行くと、可愛い車両のモノレールが走ってて、
目がくぎ付けになりますが、イギリスからモノレールは生まれたんですネ。
よく考えてみると、たくさんの人を乗せて、A地点からB地点、
そしてC地点へと運んでくれる鉄道全般の開発って、すごいものがありますネ。
・・・モノレールって素敵ですネ。
9/16(水) 『日本のモノレールの歴史』
“日本最初のモノレール”は、「遊具施設」の扱いではありますが、
1928年(昭和3年)、大阪で開催された『交通電気博覧会』の「空中電車」といわれています。
但し、運行期間はわずか“5日間”で、博覧会の閉幕とともに撤去されたそうです。
その後、1951年(昭和26年)、東京の『豊島園』に
同じく「遊具施設」として、「懸垂式モノレール」が登場しました。
このモノレールは、直径60mの円形の線路を走るもので、
「空飛ぶ電車」として報道され、注目を集めたそうです。
“法律に基づいた交通機関”としての“初めてのモノレール”は、
1957年、東京の『上野動物園』に開業したモノレールで、正式名称は『上野懸垂線』です。
その名のとおり、「懸垂式モノレール」で、動物園の東側と西側の約300mを、1分半ほどで結んでいました。
距離は短いですが、お年寄りや小さなお子さん、ベビーカーの親御さんからは、とても重宝されていました。
しかし2019年、“老朽化“などで運行を停止し、2023年には“廃止”となってしまいました。
それでもモノレールに代わる、“新たな乗り物”が誕生することが明らかになっていて、
2029年度には運行が始まる予定だそうです。
【感想】
「空飛ぶ電車」、可愛いなぁ~。最初に見た人は興奮したでしょうねぇ~。
上野動物園の新しくなるモノレール、とっても楽しみですネ。
2029年はあと3年後・・・。
待ち遠しいけど、きっとアッという間ですネ。
9/17(木) 『モノレール開業記念日』
今から62年前、1964年(昭和39年)の9月17日、
『東京モノレール』が「浜松町駅」と「羽田駅」の間で開業しました。
『東京モノレール』の開業は、この年の10月、『東京オリンピック』が開催される際、
羽田空港の利用者が増えることを想定して、“都心へとつながる新たな交通アクセス”として計画されたものです。
その際、“鉄道”ではなく、“モノレール”になったのは、
“鉄道よりも建設費が安かったから”、さらに“工事の期間が短くて済むから”といわれています。
それでも完成したのが、オリンピック開会式の“23日前”で、まさに“超特急”で工事が進められたそうです。
実は最初の計画では、起点は「浜松町駅」ではなく、「新橋駅」だったそうです。
ところが、モノレールを建設するための用地を確保するのが難しく、
最終的に「浜松町駅」に変更されたそうです。
ちなみに当時の『羽田空港駅』ですが、現在はないそうなんです。
といいますのは、1993年、羽田空港のターミナルが沖合に移転し、
その際、新しく『羽田空港駅』、現在の『羽田空港第1ターミナル駅』が
誕生しましたが、それに伴い、開業当時の『羽田空港駅』は、「B滑走路」の地下に埋められたそうです。
【感想】
東京モノレール、大好き!
以前は羽田空港へはクルマ移動がメインだったんですけども、
一度、モノレールに乗ったら、乗り心地がイイし、窓からの景色にやられてしまったんですネ。
ビルの谷間を通り抜ける時は、大都会の喧騒を味わい、
そこを抜けると海がキラキラ輝いて、とってもビューが良くて、快適だったんですネ。
私はモノレール、大好きです。
9/18(金) 『新交通システム』
見た目がモノレールによく似ている乗り物の1つに、一般的には『新交通システム』と呼ばれているものがあります。
『新交通システム』もモノレールも、どちらもゴムのタイヤで走っていますが、
モノレールは“1本のレールの上”を走っています。
それに対して『新交通システム』は、道路のような橋桁の上を走っています。
そして自動車と同じように、1つの車両に対して4つのタイヤがついています。
また『新交通システム』の中には、“自動運転”を採用して、“無人”で走っているものもあります。
この『新交通システム』の第1号は、
1981年(昭和56年)に開業した、神戸の『ポートアイランド線』です。
その後、大阪の『南港(なんこう)ポートタウン線』、
千葉県の『山万(やままん)ユーカリが丘線』、『埼玉新都市交通 伊奈線(いなせん)』、
埼玉と東京を結ぶ『西武山口線(レオライナー)』が開業しました。
さらに「平成」になると、横浜を走る『金沢シーサイドライン』や、
神戸の『六甲アイランド線(六甲ライナー)』、
東京の『ゆりかもめ』や『日暮里・舎人(とねり)ライナー』など、次々と開業しています。
いずれも見た目は「モノレール」によく似ていますが、違うんですネ。
【感想】
新都市交通・・・。
モノレールとは違っても、これもまた素敵な乗り物で、
いずれにしてもこういう乗り物は、街の人たちを助ける交通機関であり、
街のシンボルにもなっているものだなぁ・・・って思います。
モノレール、新交通システム、ともに素敵な乗り物だと思います。
【今週の感想】
番組でもお話しましたように、私は羽田空港に行く時はクルマで行くことがほとんどだったんですが、
「東京モノレール」を利用してからは、その快適さと魅力に、すっかりハマってしまいました。
私は「千葉モノレール」や「湘南モノレール」のような
「懸垂式」は乗ったことはないんですが、どんな感じなんでしょうネ。
乗ったことがあるという番組スタッフにお聞きしたら、
“道路の上を通る時、下を走るクルマとの距離が結構近くて、初めての人は驚くかもしれませんよ”と言われました。
どんな感じなんだろう?早く乗ってみたいです。
【お知らせ① 次週(9/21~)からのテーマ】
動物園に行かれる時、“お目当ての動物”っていませんか?
私の場合、『ゴリラ』なんです。そこで『ゴリラ』について・・・。
【お知らせ② 番組で使用しているBGM】
◆オープニング ♪ALL OF YOU / コルビー・キャレイ
◆エンディング ♪To Be / モントルー

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