スズキ・ハッピーモーニング 羽田美智子のいってらっしゃい

2020.12.18

2020年12月14日(月)

寒いこの時期、体を温めてくれる『スープ』についてです。

 

■今週(12/14~12/18)のテーマ:『スープ』

 

12/14(月)  『スープとは』

 

日本ではスープは“飲む”と言いますが、

海外では“食べる”と言います。

フランス料理やイタリア料理のフルコースでは、

前菜の次にスープが出てきます。

 

スープの歴史は紀元前1600年から1500年頃の

古代エジプトから始まります。

当時のスープは家畜や野生の鳥や獣の肉、そしてお野菜や

固くなったパンを一緒に煮込んだものだったそうです。

 

その後、11世紀から13世紀のヨーロッパでは

十字軍が遠征から香辛料を持ち帰ったことで、

スープに新しい味覚が誕生していきます。

 

さらに17世紀になると、フランスではスープも

正式な献立に加えられるようになりました。

 

日本では16世紀、室町時代の終わりの頃に『ソップ』という名前で、

スープが伝わったとされています。

それでもスープのことが本格的に知られるようになったのは、

明治時代になってからのことです。

 

それでもまだまだ、スープは“お店でいただくもの”という

イメージが強かったですが、1951年(昭和26年)に

缶詰のスープが発売されました。

それによって“市販のスープの文化が日本でも広まっていきます。

そういった歴史を経て、今ではスープは私達の生活に

欠かせないものになっています。

 

私もスープが大好きで、今、スープのレシピの本を買って、

いろいろなスープ作りにハマっているところです。

芯から温まって、お腹にやさしくて、今の季節に本当にイイですよネ。

 

 

12/15(火)  『スープの種類』

 

スープと聞いて、『コンソメ』や『ポタージュ』を思い浮かべる方、

いらっしゃるかと思います。

コンソメはブイヨンにお肉や香味野菜、香辛料、卵白を加えて煮込んで、

アクや脂などを取り除いて作ります。

とってもキレイに澄んだスープです。

 

ちなみにブイヨンとは、いろいろなスープの基本となるもので

和食でいう“お出汁”のことです。

牛のすね肉、または鶏肉、あるいは、お魚とお野菜と香辛料を

長時間煮込んで取ります。

 

そんなブイヨンに小麦粉やデンプンでとろみをつけて、

バターや牛乳、生クリーム、卵黄などを加えて作るのがポタージュです。    

 

スープもコンソメもポタージュも、

もともとはフランス語ですが、『スープ』という言葉の語源は

『ブイヨンに浸して食べるパン切れ』なんだそうです。

 

『コンソメ』の語源は『完成した』、

『ポタージュ』はフランス語で『お鍋』を意味する

“『ポット』で煮込んだもの”という意味だそうです。

そんなところからポタージュは“スープの総称”で、

コンソメもその他のスープも“ポタージュの一種”と

考えられるそうです。

 

私はポタージュの中でも、コーンポタージュか

パンプキンポタージュが好きかな。

 

“コンソメはサラッとしたもの”、“ポタージュはドロッとしたもの”、

そして“スープは総称”というイメージがありましたが、

すべてがポタージュの一種だったんですネ。

 

私の夢は将来、たくさんのスープを作るお店をやることです。

そんな夢が叶うとイイなぁ~と思っています。

 

 

12/16(水)  『世界三大スープ①』

 

三大スープ”と呼ばれる以上、3種類のスープだと思うのが

普通ですが、実は4種類あるそうなんです。

その理由ですが、世界中のグルメの中では、

まだ意思統一がなされていないからだそうです。

 

それを踏まえたうえで1つずつご紹介しますと、

まずは『ブイヤベース』です。

南フランスのプロヴァンス地方の郷土料理で、

様々な魚介類が入ったスープです。

プロヴァンス地方は地中海に面していて、漁業が盛んなところで、

元々はそこで働く漁師さんたちの家庭料理です。

その後、フランスの都市、マルセイユの名物料理となりました。

 

マルセイユでは『ブイヤベース憲章』というのを定めて、

“ブイヤベース”と名乗るために必要な具材などを指定しています。

例えば『カサゴや足長ガニ、ホウボウ、マトウダイ、アンコウ、アナゴ、

オコゼなどの中から4種類を入れること』。

逆に『鯛やヒラメ、オマールエビ、ムール貝、タコ、イカは入れない』といった

内容です。

 

2つめは『フカヒレスープ』です。

中国料理の定番ですよネ。

高級食材として利用されるサメのヒレを乾燥させたもので作った

『フカヒレ』を使ったスープです。

実は日本は“フカヒレの生産国”として知られていて、

フカヒレを最高の状態に仕上げる技術は、

世界一だと言われているそうです。

 

世界三大スープが4つある!ということも衝撃的ですが、

日本のミソスープは入っていますかねぇ~。

    

 

12/17(木)  『世界三大スープ②』

 

“三大スープ”と呼ばれていても実際には4種類あるそうで、

『ブイヤベース』、『フカヒレスープ』、そして『ボルシチ』と

『トムヤムクン』です。

 

ボルシチは鮮やかな赤い色が特徴的なスープで、

お肉とお野菜をじっくり煮込んで作ります。

この赤い色は『ビーツ』というお野菜の色で、

ボルシチには必ず使われます。

仕上げにサワークリームを入れます。

 

“ボルシチ=ロシア料理”のイメージがあるかと思いますが、

ウクライナの代表的なお料理だそうです。

 

このボルシチと世界三大スープの3つめの座を争っている!と

いわれているのが『トムヤムクン』です。

東南アジアのタイを代表する料理で、エビやお魚、キノコ、

レモングラスなどのハーブが入った辛味と酸味が効いたスープです。

香りにも特徴がありますよネ。

 

この『トムヤムクン』という名前ですが、“トム”は“煮る”、

“ヤム”は“混ぜる”、“クン”は“エビ”という意味です。

つまり“エビを混ぜた煮込み料理”ということになります。

 

ご紹介した4つのスープ以外にも、イタリアの家庭料理の

『ミネストローネ』や、アメリカの家庭料理『クラムチャウダー』、

さらに日本のお味噌汁も『ミソスープ』の名前で、世界で愛されています。

 

そうなんですねぇ~。

世界には様々な美味しいスープがありますネ。

余談ですけど、私は昔、トムヤムクンって

“トムヤム君”って人が作ったスープかと思ってました。

とっても勉強になりました。

 

 

12/18(金)  『私のお気に入りのスープ』

 

私のお気に入りのスープの1つに『梅醤(うめしょう)スープ』というのがあります。

梅醤とは梅干を叩いてすりつぶして、そこにお醤油を練り合わせて

熟成させたものです。

 

梅には疲労回復に効果的とされるクエン酸を始め、

ビタミンやミネラル、鉄分などがバランス良く含まれています。

そんな梅の栄養分を凝縮した梅醤は、内蔵の疲れや冷え性などを

やわらげる働きがあると考えられています。

そのため古くから民間療法の際の食事として用いられています。

 

そんな梅醤の中でも、私が愛用しているのは

青パパイヤ酵素が入った梅醤です。

パパイヤ酵素にはタンパク質や脂肪、糖分などを分解する作用があって、

消化不良や胃もたれを改善する効果があるとされています。

梅醤スープはそんな青パパイヤ酵素と、たくさんのお野菜からできた

美味しいスープなんです。

 

私は朝早く出かける時や、帰ってきてもう深夜だし、

しっかり食べるわけにはいかないなぁ・・という時の小腹対策に

この梅醤スープを飲んでいます。

他にも私は今、長芋をすり下ろして作る『すり流しスープ』にも

ハマっています。

 

ひとくちのスープが命を助けてくれることってあると思うんですよネ。

スープは体があったまって、そして胃にも腸にもやさしい

ホントに滋味深い食べ物だと思います。

さて、今夜は何のスープを作ろうかな。

 

 

■今週の感想 

 

今週になって、特に全国的に冷え込みが厳しくなりましたが、

そんな時はまさにスープが体を温めてくれますよネ。

 

世界三大スープのお話をした時、ネット上では

“ミソスープ(味噌汁)が入っていないのはおかしい!”

そんな意見も結構あったみたいです。

それだけ皆さん、思い入れがあるってことですよネ。

 

それと同じく私の“トムヤムクンはトムヤム君という人が作った

スープだと思ってました”発言も、ちょっと話題になったみたいで(汗)

 

連日、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない状況です。

どうぞ皆さま、引き続きしっかりと予防や対策をしてお過ごしください。

 

 

【お知らせ① 次週(12/21~)からのテーマ】

 

12/21は『冬至』。ゆず湯に入られる方もいらっしゃるのでは?

『お風呂』についてです。

 

【お知らせ② 番組で使用しているBGM】

 

◆オープニング 

♪ALL OF YOU / コルビー・キャレイ

 

◆エンディング

♪To Be  /  モントルー

 

 

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    羽田美智子
    羽田美智子

    羽田美智子

    茨城県出身。1988年デビュー。女優として映画、ドラマ、CMなどで活躍中。94年、映画『RAMPO』でエランドール賞新人賞などを受賞。95年、映画『人でなしの恋』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。『花嫁のれん』(東海テレビ系列)シリーズ、『特捜9』(テレビ朝日)シリーズ、『おかしな刑事』(テレビ朝日)シリーズ、『ひよっこ』(NHK)など、数々の人気ドラマに出演している。2019年、実家の屋号である”羽田甚”を引き継ぎ、ネットショップ『羽田甚商店』をオープン。自身の五感を通して「本当にイイ!」と思ったものだけを紹介・販売している。
    羽田甚商店:https://hadajinshop.co.jp/