高田文夫のおもひでコロコロ

2026.07.06

第160回 『高田書店開店』

さぁ 何はともあれ この本を紹介しておかなければ。
ブラジルもブタ汁(ジル)も飲んでかかると大変な目にあう。
BSのフジで数ヶ月に1回太田光がやっている「太田光のテレビの向こうで」あの色濃いトークが1冊の本になった。
先日放送した宮藤官九郎篇や今度放送する一之輔篇は第2号になるらしい。いやぁ~皆なよく喋る。

 

私も誕生日なんてのがあったので皆様から色々頂いた。イラストの佐野クンから届いたDVD「ひばりの子守唄」(昭和26年公開)。何で? たしかに私はひばりの歌、映画は好きだけど    と見たら凄い。なんと あの あの古今亭志ん生が鳶(とび)の頭(かしら)の役で出ていて纏(まとい)を振ったり 喋ったりしている。
びっくりしたのは 今まで落語をやっている上半身だけの志ん生しか知らなかったのだが立ち上がって町内の連中と話してるのを見たら小っちゃい。小っちゃいハゲ。子役のひばりとほとんど一緒。衝撃。

佐野クン製の絵ハガキもいっぱいもらって これは   誰が分かるというのか。野放しにしていいのか。左は渋谷の町を戦後守った愚連隊「安藤組」の最強男、私にノックをしてくれた花形敬。右は御存知「てんぷくトリオ」(伊東四朗のみ まだ元気)のリーダー「お笑いオンステージ」「三波伸介の凸凹大学」の三波伸介。52歳で亡くなったが最晩年の10年は ずっと私はついていた。
最後の3年くらいの日記を関係者から見せてもらったことがあるが 毎日のように私が日記の中に登場する。「今日 高田から○○○と言われた。気になる」とか「今日珍しく高田が元気がなかった」そんな事が毎日書かれていた。「あいつにこづかいをやろう」なんてことは ひと言も書いてなかった。

そして このメンコは凄い。相当すぎる。通じゃなければ描けない。私と大瀧詠一が歴代の野球選手の話をした時各々が選んだ一番好きな選手。大滝は大毎オリオンズの安打製造機、榎本喜八を選んだ。渋すぎる。私は「江戸っ子土橋」。浅草はフランス座のやとわれエース 三塁に渥美清 ショートに井上ひさしがボーっと立っていた。内野ゴロを打たせる訳にはいかない。バッタバッタと三振をとる。すぐ東映フライヤーズからスカウトが来た浅草の魚屋のセガレである。小学生の私は毎日チャリンコで畑の中を行き駒沢球場へ。そこには仁王立ちの土橋が キャッチャーはケンカのハチロー(山本ハチ)。毒島(ぶすじま)がいて怖い張本が居た。怪童尾崎が入ってくる。180km出てたからネ(スピードガンは無かったけど)。この目で見たから本当だ。

昭和39年 五輪が来るまで駒沢には僕らの夢の広場 駒沢球場があったのだ。

 

さぁ お待たせ「高田書店」の開店です。この中から好きな本を選んで各々買ってください。書店も出版社も ひいては我々筆者もみんな大変なのです。オールドメディアがブログでなげいてるのも不思議な話ですが。

 

                                   

 「ヨレヨレ人生漫談」

 林家ペー

 (小学館新書)

 

 

 

 

 「ドヤ!これがオレ」

 東海林さだお

 (文芸春秋)

 

 

 

 

 

 

 「星野源論」

 (新潮新書)

 

 

 

 

 

 

 「老いるショック大賞」

    みうらじゅん

       (筑摩書房)

 

 

 

 

 

「昭和五十年代をさがして」

     高野光平

  (皓星社)

 

 

 

 

 

 「新宿末広亭」

     長井好弘

     (朝日新聞出版社)

 

 

 

 

 

 「山田宏一のとっておき二本立て映画館」

    (草思社)

 

 

 

 

 

 

 「昭和の映画黄金時代」

     西川昭華

  (ごま書房新社)

 

 

 

 

 

 「週刊誌の時代の男たち」

    桑原亘之介

   (文芸社)

 

 

 

 

 

 「昭和平成レトロをめぐる東京さんぽ」

    本橋信宏

    (エクスナレッジ)

 

 

 

 

さぁ そして「東京人」がいよいよウルトラマンです。ウルトラマン誕生60年です。「笑点」と松本明子と同い年です。  

 

 「東京人」8月号

     ウルトラマンと東京

 

 

 

 

 

気になるものがあったら是非共。

<追記>

6月29日(月)から朝日新聞 朝刊で始まった超ロングな「語る。人生の贈りもの」高田文夫篇。これが圧倒的反響で嬉しい便りや声が続々。毎日掲載で計14回(土日はなし)。
たしか7月17日までだったかな。普段新聞を読まないと言う人々も急に毎日読みだした。ヴェールに包まれた謎と幸福の私の人生だよアハハハ。

7月6日

  • ビバリーHP導線
筆者
  • 高田 文夫
    高田 文夫
    高田 文夫

    高田 文夫

    1948年渋谷区生まれ、世田谷育ち。日本大学芸術学部放送学科在学中は落語研究会に所属。卒業と同時に放送作家の道を歩む。「ビートたけしのオールナイトニッポン」「オレたちひょうきん族」「気分はパラダイス」など数々のヒット番組を生む。その一方で昭和58年に立川談志の立川流に入門、立川藤志楼を名乗り、'88年に真打昇進をはたす。1989年からスタートした「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」は4半世紀以上経つも全くもって衰えを知らず。