高田文夫のおもひでコロコロ

2025.01.10

第119回『24から25へ・昭和100年』

遅れはしたけど あけましておめでとさん。本年も べらぼうによろしくネ。

 

いきなり縁起のいい絵ハガキを
私の座付きイラストレーター佐野文二郎クンが創ってくれた。
伝説の古今亭志ん生である。
小峠にも負けない頭の光り具合。
これだけで幸せがやってきそうである。
志ん生が高座でよく言っていた。
「ヘビが血を出してるよ」
「ヘ~ビ~血(ち)ィ~出(で)~」

 

ついでに おめでたいニュースを。
なんと浪曲の玉川太福が浪曲という演芸ジャンルでは60年ぶり。
なんと新宿末広亭(1月下席 夜の部 1月21日から30日まで)でトリをとります。
これは快挙です。
浪曲は今、玉川奈々福がガンバっておりますが、弟分、この太福も新作あり笑いあり「男はつらいよ」までうなってしまいます。
たった10日間です。是非皆様の力で足を運んで頂き 満員にしてあげたいものです。講談の伯山ばかり目立ってますのでいよいよ太福も。

 

 

もうひとつ縁起物。
好楽の息子である王楽が七代目の三遊亭円楽を襲名します。
2月26日から3月2日 有楽町よみうりホール
日替りで豪華噺家達が連日出ます。

 

 

正月は清水ミチコIN武道館でタップリ楽しむ。
隣の席はクドカン一家。娘に奥方、みんな不適切だった。
クドカンが私にボヤく。
「流行語大賞もらったのに 何でオレ叩かれてんですかネ。“ふてほど”なんて使ってねーよだって。オレだって使ったことないわ――!」
4月には「オール日芸」でクドカンの故郷 仙台へ一緒に行く。詳細近日。

 

 

私の暮れも一応振り返っときます。下は出川のミュージックソン。

 

 

左から出川、カッキー、松本明子、私。
哲ちゃん よくぞ24時間ハイテンションで走り抜けた。
下のタイムテーブルを見てやってくれ。
立ち上がりからいきなり萩本欽一、和田アキ子、高田文夫の並びは きつかったと思うよ。
うるさい年上相手によく切り抜けた。

 

そして御存知「ジョニ男くんと文夫くん」。
ふたりだけが はしゃいでる感じだけど周りの反応は・・・・・?
願・レギュラー化である。
今朝のスポーツ紙見たら「中居クン」の30分番組休止らしいじゃないの。
どうですか「ジョニ男くんと文夫くんと休む中居くん」で。いけんじゃないの?

 

 

そして「ビバリー」忘年会である。
コロナもあって たしか4年ぶり。
1月2日の武道館がある為、リハーサルやなんだかんだで清水ミチコは欠席となったが あとは出演者もスタッフもみんな集まった。

 

前列左から黒沢、乾、松村、昇太、東MAX。
前列右から磯山、松本、塙、高田、土屋である。
みんな元気でバカでなにより。今年で36年の「力」である。

本年も「ラジオビバリー昼ズ」よろしくお願い申しあげます。

 

<PS>今年は昭和100年でニッポン放送70年!

 

 

1月10日

 

高田文夫

  • ビバリーHP導線
筆者
  • 高田 文夫
    高田 文夫
    高田 文夫

    高田 文夫

    1948年渋谷区生まれ、世田谷育ち。日本大学芸術学部放送学科在学中は落語研究会に所属。卒業と同時に放送作家の道を歩む。「ビートたけしのオールナイトニッポン」「オレたちひょうきん族」「気分はパラダイス」など数々のヒット番組を生む。その一方で昭和58年に立川談志の立川流に入門、立川藤志楼を名乗り、'88年に真打昇進をはたす。1989年からスタートした「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」は4半世紀以上経つも全くもって衰えを知らず。