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2023.10.13

四角大輔さんに聞く『超ミニマル・ライフ』その実践法

執筆家で、環境保護アンバサダーの、四角大輔さん。

著書『超ミニマル・ライフ』(ダイヤモンド社)から

余計なコトやモノを手放し、自分の可能性を最大化する生き方

その具体的な方法を伺いました。

四角大輔さん オフィシャルH P コチラ

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四角さんの著書:『超ミニマル・ライフ』(ダイヤモンド社) 詳しくは、コチラ

 

「ミニマル・ライフ」とは

「あさナビ」への登場は2回目。

昨年12月に出演したときは、

著書『超ミニマル主義』(ダイヤモンド社)の出版時。

今年、その続編、『超ミニマル・ライフ』をダイヤモンド社から発表。

『超ミニマル主義』と『超ミニマル・ライフ』は、

もともと1冊として完成させていたが、

膨大なページ数になってしまったので、

2冊に分けようということになった。2冊は対になっている。

「ミニマル」と「シンプル」の違いは、

「シンプル」はどんどん、削ぎ落とした結果、

特徴がなくなってしまう状態で、

「ミニマル」とは、削ぎ落とした結果、ある特徴が際立つ。

大切なことを最大化するために、

どうでもいいことをミニマル:最小化しましょうという提案の意味が

「ミニマル」にはこもっている。

 

 

著書『超ミニマル・ライフ』

前作の『超ミニマル主義』は、人生において大きな割合を占める「仕事」を

どうすれば軽量化できるか。割と仕事術に軸を置いた本だった。

今回の『超ミニマル・ライフ』では、人生そのもの、

暮らしを中心として生活そのものを楽に、軽く軽量化する技術をまとめた。

自分は子供の頃、病弱で、気が弱く、いじめもあり

生きるのはこんなにしんどいのかと子ども心に思ったときに、

どうすれば心が軽くなるかを考え始めた。

感動する瞬間ってなんだろうと点で考えるようになり、

この瞬間をできる限りたくさん得るためにはどうしたらいいのかと

考えたら、生きるのが楽になった。

極論をいうと、その瞬間以外はいらないと思った。

心が納得できていれば、瞬間に向かう努力は苦痛ではない。

「HAVE TO DO」ではなく「DREAM」をしてほしい。

楽しく、自分が納得してやっていることは

脳のパフォーマンスが最大化する。

「遊び心」なしにやると、パフォーマンスは最大化しない。

ミニマルは何かを最大化するために、

どうでもいいことを最小化することなので、

「いやだなあ、しんどいなあ」ということを最小化にして、

心が躍ること、心の底からやりたいと思うことを最大化してほしい。

ただ、これは難しい。

自分は成功体験があるので。ノウハウをシェアしたかった。

 

 

体の軽量化とは

メンタルと体、どっちを先に整えたらいいのかとよく聞かれる。

自分は”体”が先だと言っている。

メンタルの整え方は抽象度が高く、専門家のサポートが必要。

しかし体を整えるというのは何十年も前から方法論が確立していて、

やり方が明解。やった分、すぐ結果に繋がる

具体的には・・・「母の5つの教え」

「ちゃんと休みなさい」「ちゃんと眠りなさい」「ちゃんと食べなさい」

「ちゃんと運動しなさい」「思いっきり遊びなさい」。

4つ目までが体を整える完全なる技術。

これさえできれば、体が整い、軽くなっていく。

するとメンタルも整っていく。体と心は=(イコール)。

5つめの「思いっきり遊ぶ」というのはメンタルへいい影響を与え、

脳のパフォーマンスへのいい影響になる。

今回の本ではこの5つの教えをベースに、

体や脳疲労、ストレスをどうやったらなくせるかということを

ノウハウに落とし込んでいる。

ストレスは精神的疲労で、人間が自覚できるが、

脳疲労は一切自覚できない。

なにかネガティブに考える、なにかやる気がでないというのは脳疲労。

脳疲労を一発で取り除く方法は思いっきり、本気で遊ぶこと。

自分が何が好きかを見つけ出すために、

削ぎ落とす、自分を取り戻すという意味でミニマル術は重要。

 

 

コミュニケーションの軽量化とは

人が一番悩むのは人間関係とコミュニケーション。

人間は人類の歴史の大半を40人か30人程度の集落で生活していた。

これが限界と言われている。

また、150人未満の組織はルールなしというところもあるが

150人を超えると、組織として混乱してくる。と言われている。

現在はSNSが登場して人間関係の複雑化が進んだ。

コミュニケーションの量が莫大。

もともと、人間は大人数とコミュニケーションをとったり、

大人数と交流するのが苦手な生き物。

40人から120人が限界ということを念頭におき、

いかにそこに近づいていくかを考えると。削ぎ落とすしかない

自分の中で本当に大切な人は誰かを見極める。

実際自分は人間関係をメリハリをつけ、削ぎ落としたら楽だったし、

ビジネスの世界でほめられるような結果もだしている。

いろいろ余計なものをそぎ落とした結果、

自分の心の優先順位はどういうものか、基準は何か

ということが見えてくる。

 

 

動的冥想のすすめ

日本初の瞑想スタジオをプロデュースするほど瞑想好き。

しかし、じっと動かずにおこなう静的瞑想は、

環境を整え、あらゆる準備をしてもできない人がいた。

そこで自分は「動的瞑想」にシフトした。

呼吸に意識を向け、ヨガやストレッチ、超スロージョグなど

スローな動きを繰り返しながら、ある一定の時間が立つと、

自動的に瞑想状態に入ることが分かった。

動的瞑想は脳疲労とストレスをとり、

スロートレーニングは運動にもなり、体にもいいので本で紹介。

一般的には15分~20分以上続ければ瞑想状態に入るといわれている。

週に3~4回など習慣化していくこと

本のあとがきでは

「MORE」よりも「LESS」つまり、もっともっとより、減らすことが大事。

「BIG」よりも「SMALL」、大きなものより、小さいものが美しい。

「FAST」より「SLOW」、早いことよりゆっくりのほうがいいと提案。

幸せは、増やす先にはない。削ぎ落とした先にあると思っている。

急激な拡大成長を続けてきた結果、

日本の幸福度はそこまで上がっていない。

ミニマル、減らすということを意識してほしいと思う。

 

 

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