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2024.03.29

プロゴルファーの平瀬真由美さんに聞く「フジサンケイレディスクラシック」の見どころ。

プロゴルファーの平瀬真由美さんが登場。

93年、94年に賞金女王を獲得している平瀬さんに、

ゴルフとの出会いやアメリカツアーへの参戦、

プロゴルファーの生活などについて伺うとともに、

平瀬さんが解説を担当される4月19日から開催の

「2024フジサンケイレディスクラシック」の見どころについても伺いました。

 

フジサンケイレディスクラシック公式サイト コチラ 

  • 4月19日~4月21日
  • 川奈ホテルゴルフコース 富士コース(静岡県) 
  • 賞金総額:¥80,000,000

 

「2024フジサンケイレディスクラシック」

4月19日から21日まで開催される

「2024フジサンケイレディスクラシック」の解説を担当。

会場の「川奈ホテルゴルフコース・富士コース」が美しい。

映像から感じる風、選手の熱い気持ちをみて欲しい。

2024フジサンケイレディスクラシック」は自分は2度優勝している。

「川奈ホテルゴルフコース・富士コース」は難しいコース。

自然の起伏をいかしたリンクスコース。

アリソンバンカーという深いバンカーや、高麗グリーン、

小さい砲台グリーン

海からの風があいまって大変なコース。

見ている分には楽しいと思う。

高麗グリーンなのでパターを変えてくる選手、

クラブセッティングを変えてくる選手などみんな工夫する。

前の週の試合が終わった時に、

次の川奈に向けてクラブのセッティングを替えてくる選手は

多くなってきた。

解説の仕事は、楽しい時と、

答えがないので難しいと感じる時がある。

 

 

ゴルフとの出会い~プロへ

11歳でゴルフをはじめた。

プロゴルファーは小学校高学年で始めた人が多いが、

その時代、ゴルフをやっている子供は熊本では数人しかいなかった。

父がサラリーマンで、会社のコンペに年に何回かだけ出るような

ゴルファーだった。その父に勧められ、ゴルフを始めた。

高校卒業後、プロに転向。

自分より強い選手たくさん出会って、その人たちに勝ちたい、

その人たちと同じトーナメントに出たいという気持ちで

プロになろうと頑張っていた。

ゴルフはプレーする時間が長いので、

考える時間は多いが打つのは一瞬。

その一瞬に向けて自分を持っていかないといけない。

トーナメントは3~4日間続くので、気持ちのコントロールは大切。

トレーニングは、自分の時代は足を鍛えるくらい。

土台がしっかりしないとゴルフはダメ、

足がぐらぐらしてしまうとボールが曲り始める。

体力がないと後半、16番ぐらいからボールが曲がってくるが、

それは足が弱ってきているから。

ゴルフは一人でやる。これは自分には向いていたと思う。

チームプレイには向いてなかったと思う。

プロゴルファーにはそういう方が多い。

 

 

アメリカツアーに参戦

プロ入りする前に岡本綾子さんがアメリカで賞金女王になられた。

岡本綾子さんに憧れていたので、

いつかアメリカツアーに行きたいという気持ちをもっていた。

アメリカツアーは全世界からトップの方が集まってくるので、

層の厚さが普通じゃない。下位の選手でもうまい。

ツアー参戦の年に、日本で行われた

「東レジャパンクイーンズカップ」で海外初優勝。

これは1年間アメリカツアーで戦ってきたご褒美だと思った。

アメリカツアーを20代後半にまわっていた頃、

自分の友達のプレイヤーが結婚、

出産して子ども連れてツアー回っていたり、

アメリカツアーだとおなかが大きいときに

ツアーに出ている選手がたくさんいた。

それを間近にみていて、自分もこんなことができたらいいなあ

という気持ちをもっていたので、結婚し、日本に帰ってきて実践した。

1人目を産んでからはすぐツアーに復帰して、

試合にでてシードにもはいった。

2人目を産んでからも復帰はしたが、自分のゴルフがダメで

そこからは試合にでるのはやめてしまった。

活躍できるのはだいたい10年くらい。

自分のゴルフの寿命、もうダメなんだと思った。

 

 

プロゴルファーのトレーニング

結婚して子供を産みたいという気持ちがあって、復帰もしたが、

やるだけやってみてだめだったので、やめようとおもった。

今はシニアの試合、楽しく試合に出る「エンジョイシニア」

と言われる形で出ている。

自分の子供は4人ともゴルフをやらない。

社会人になる前に、みんなゴルフできるようになってくれたらいいなあ

という気持ちはある。家族でゴルフをやりたい。

プロゴルファーは、月曜日にトレーニングのメニューを入れている人は多い。

火曜日は練習日、水曜日か木曜日がプロアマ、そして週末は試合。

毎日ゴルフなので、自分で離れるようにしないと

精神的に持たないと思う。

自分は体力がないので年間37試合あるが、

自分は3週出て1週休む、とか4週出て1週休むという

スケジュールでやっていた。

休むことも勇気がいるが、自分は絶対休みを入れていた。

試合でせめぎ合いの時も、相手との戦いではあるが、

やはり自分。最後まで自分のゴルフを貫き通す。

相手がいるからということに左右されないよう努力していた。

 

 

 「2024フジサンケイレディスクラシック」の見どころ。

「2024フジサンケイレディスクラシック」の

会場となる「川奈ホテルゴルフコース・富士コース」は

80年以上前に作られたゴルフ場。

それに最新のギアを使った選手たちが挑む。

その姿を見るのは楽しい。

このコースは自然のままのコース。

フェアウェイの真ん中でも絶対まっすぐなところはない。

そこからの打ち上げや、打ち下しだったりということを

ひとつひとつやっていかないといけない。

さらに海からの風にも対応しないといけない。

そういうところを見てほしい。

灯台のホール、12番は、本当に美しいが難しいコースで

それに挑む選手の姿は見ていて面白い。

小さい高麗グリーンはアプローチにしてもパッティングにしても難しい、

ショートパットでもただ届くだけのボールだと負けてしまう。

きちんとボールに意思を伝えるような打ち方をしないと入ってくれない。

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