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2022.02.18

株式会社ベアーズの髙橋ゆき さんに聞く「互いに暮らしを豊かにする」取り組みとは?

 

家事代行サービスのパイオニア

株式会社ベアーズの取締役副社長 髙橋ゆき さん登場。

暮らしの“困った”を解決する会社を立ち上げに込めた思い、

そして家事の大切さや面白さを知ってもらう目的の家事大学について。

互いに暮らしを豊かにする家事代行サービスの取り組みについて伺いました。

ベアーズ HP コチラ

ベアーズ アルバイト・パート求人サイト コチラ

 

 

株式会社ベアーズについて 

暮らしの“困った”を全般的に解決したいという思いから、

家事代行サービスを中心に暮らしの困りごとを承る

株式会社ベアーズを立ち上げた。

世の中の多くの人は家事をがんばりすぎだと思う。

自分が困っているとか助けてほしいと言ってはいけないと

思っているのが女性自身であったりする。

それでは家庭や社会がのびのびしないのではないか。

一方、助けてあげたい、役に立ちたいと思っている人もたくさんいる、。

自分たちのサービスにより、助けてほしい人と助けたいという人が出会い、

お互いに暮らしを豊かにすることができたらと思っている。

お茶の間の幸せ度数を揚げていきたい。

ベアーズの人々はそういう信念で働いている。

 

 

ベアーズ創業のきっかけ        

1995年、香港に夫婦に行き、現地法人に勤めた。

この時に第1子を妊娠。

仕事と両立できるのだろうか。大丈夫だろうかという思いだったが

現地のお世話になった社長から「この香港には暮らしの縁の下の力持ち的な存在が

たくさんいる。必ず自分のフィーリングに合う人がいるからあきらめずに

探してみては」と提案された。

そして出逢ったのがフィリピンから来たメイドのスーザン。

彼女はとても献身的でハートフルな人。

彼女みたいな人が日本社会にあふれたなら、

社会に優しい風が吹くのではないかと思った。

夫も、このサービスに共感し、

やるなら社会に風を吹かせよう、産業を作ろうと会社を創業。

 

 

ベアーズで働くベアーズレディについて        

現在ベアーズレディは全国に5万8000人が登録。

外国の方も、フィリピンから200名弱の人が、現在正社員雇用として所属し、

活躍している。日本人も20代から87歳までの人が所属。

創業時から55歳以上の人の雇用にやさしい会社になりたいと思い、

現在6割以上を占めている。

人生の経験をまるごと人のために役立てることができる仕事。

料理の味付けの違いから故郷が近い出身の人がいい、

犬がいる家には犬好きのスタッフなど、ニーズに合わせて

人生の経験と自分の共感力がマッチングできればと思っている。

ベアーズレディになぜこの会社の仕事を続けているかを聞くと、

この年で友達ができた。成長ができた。新しいことを学んで自信ができた。

という答えがでてくる。これがとても重要だと思っている。

 

 

家事大学の設立

家事大学という家事を学べる学校を設立したのは。

スーパーマーケットに行った際に、生産者が記載された

パッケージのものを見た時、ハッとした。これがきっかけ。

どんな人がサービスを欲しているかを考えたとき、家事の価値はそれぞれ違う。

家事と言って思い浮かべることも難易度もいろいろ。

そこで、一般の人に家事の大切さや面白さを知ってもらいたいと思った。

掃除学、居住空間学、洗濯学、食卓学という4つの大きな柱を構成。

食卓学は料理の研修ではなく、

食卓を囲む数だけ家族になっていくというキャッチコピーのもと、

食卓を挟んでどういう動線なら、台所や食卓が愛にあふれるかを勉強する。

最近は、学校や行政、一般企業が社員教育のために

家事大学のコンテンツを研修にいれたいという話もある。

資格検定もあり、今は、民間の資格だが、

これが国家資格につながってほしいと思う。

 

 

これからの夢、目標         

2020年からのコロナ禍では、自分でなければいけないことは何だろう

ということを立ち止まって考えたと思う。

自分でなければいけないことだけに、

一度きりの人生の命という名の時間を全力で投球してもらい、

それ以外のところは誰かに頼ってもいい、という社会づくりをしたい。

一方で自分の人生の経験を丸ごと生かして、目の前にいる人役に立つ。

人生の役に立てる、そんな職業が一つでも増えていければと思っている。

同業同士が同じ思い。争うことなくみんな同じ志で手を握り合って

頼り合う社会を作りたい。

「幸動する」これが礎になっている。

誰かを幸せにしたいという思いからの動きは必ず幸せに結びつく。

そのような「幸せの循環=幸循環」を社会に日本からおこしていきたい。

この幸せ。幸福度を、各家庭、企業、社会、国が考えていかなければいけない。

今幸せであるということが、大きくても小さくても自覚することが

心豊かな生き方だと思う。

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