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2021.01.22

ふかわりょうさん語る,著書『世の中と足並みがそろわない』その中身

お笑い芸人・DJ、多方面で活躍する、ふかわりょうさん登場。

昨年、11月エッセイ本『世の中と足並みがそろわない』を発売、

独特の観点はどこから生まれるのか、

 

オフィシャルサイト コチラ

 

人生を変えた地「アイスランド」

お笑い芸人・DJ・作家と多方面に活躍している。

アイスランドをこよなく愛していて、コロナ禍の以前は

毎年行っているほどで、アイスランドでの1人旅を綴った

「風とマシュマロの国」という本も出版している。

マシュマロというのはアイスランドの羊たちのことで、

夏から秋にかけて多く見ることができる。

元々は地球のルーツの様なものを探るために

アイスランドに行ったが、気づかぬうちにマシュマロ=羊

に関心が移っていた。そんな自然に触れる中で、死生観や

共生など、様々な思いを感じることが出来た。

アイスランドは一見何もなく退屈・・・と感じる人も多いが、

歳を重ねたら、アイスランドに移住したいという密かな思いもある。

 

女性の強さ

著書『世の中と足並みがそろわない』には、

自身の独特の視点での、世の中の見方や、生き方を綴っている。

例えば、「三元茶屋を『さんちゃ』と略せない・・・」など、

そんなふとした日常への疑問や、その時の思いを正直に書き起こした。

読む人によっては、「面倒な人だ」と捉えてしまう人もいるが、

そんな感情も含めて多くの人に自身を理解してもらいたい。

「他にもスマホの画面が割れているのは女性が多い」など

あくまで経験則であったり、主観での感情を書いているが、

そこには女性へのリスペクトが背景にあり、

根底には常に、女性の強さの様なものを感じている。

 

両親からのギフト

末っ子という事もあり、両親にはとても良い意味で

甘えて育ったと感じている。様々な経験の中で、

親の愛情を感じることが多かったため、その思いは、

自身の著書にも反映されている。

両親が数年前に大きな詐欺にあってしまった。

厳格でしっかりしていた父が、詐欺にかかるという事を

最初は受け入れがたく、もちろん加害者への怒りはあったが、

時間が経ってからは、何より親の愛情を強く感じた。

失ったものはあったが、それ以上の物を得られたと思っている。

また、父は音楽に精通していて、自身も幼少より、クラシックなど

多くの音楽に触れて育ってきて、その時の経験が大きな

ギフトになっていて、様々なシーンで音楽との出会いが

意味を持ってきていると思っている。

 

決して順風満帆ではなかった

著書『世の中と足並みがそろわない』の最後には、

「自分の隙を見出してくれたら幸いです。」

と綴っている。人によっては、隙だらけだと

思われているかもしれないが、以前はどこか常に

隙を見せてはいけない・・・という思いが強かった。

今回の本のテーマは「嘘偽りなく自分の全てを出そう」。

ある意味隙を見せられたら嬉しい、という思いで執筆していた。

注目を浴びた芸人生活から一転、

あまり日の目を見る事が出来ない時期があり、

その全ての経験のおかげで、今があり、アイスランドと出会い。

本を書くまでに至ったと思っている。振り返れば決して順風満帆ではなかった。

心無い言葉を浴びせられた時もあったが、

今思うと愛おしい時間だったと感じている。

 

『世の中と足並みがそろわない』

著書『世の中と足並みがそろわない』黒木さんも実際に

熟読し、気になるポイントが多すぎて、付箋が無くなるほどだった。

このエッセイ本には自身の思う、独自の目線で、

日常への疑問や、問題定義を綴っている。

黒木さんも多く共感する部分があり、例えば歯磨きの

仕方一つでもいろんなやり方があると、疑問を投げかけた。

他には、「沈黙の音」を探しにポルトガルに行った話など、

本来ならば共感されにくいような、

自身のありのままを表現した一冊になっている。

日々色々なことを吸収し、蓄えているため、

「こうあるべき」という様な、肩に力の入った思いはないが、

そんな自分に少しでも共感してくれる人、少しでも心が楽になる

という人を、この本を通して増やしていければと思っている。

 

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