昨日飛び込んできました、辛坊さん救助要請の一報。

まさかと思ったものの、次々入ってくる情報でハラハラした一日を過ごしました。

先週、番組で電話をつないでお見送りした時には、想像もしていなかった事態。

長い時間をかけて計画し、台風などのことも考えてこの時期に出発、

多くの専門家のサポートをうけて、

たくさんの勉強・訓練を重ねて迎えた出港だったんです。

それでも・・・・

ゴンゴンゴンという音がして、みるみる浸水してしまったというエオラス号。

なにかがぶつかってしまったんでしょうか・・・・・。

戻ってきたときのお二人の表情、会見、

また救出の際の映像で、どれだけ過酷な状況を乗り越えてきたのか思い知りました。

10メートル以上の風が吹き、4メートルもの波の中、

あっというまに浸水してくる船体を放棄して救命ボートに目の不自由なＨＩＲＯさんと乗り移ったその判断。

そして日没前のワンチャンスを狙って

全力で命を懸けて救出をしてくださった海上自衛隊、海上保安庁のみなさんのお力で

二人が無事に帰ってきてくれた、もうそれだけで本当に感謝です。

改めて自然の脅威、冒険の過酷さ、人間のちっぽけさを感じます。

お二人も志半ばで無念だと思います。

でもそれよりたくさんの方に迷惑をかけてしまったと謝っていました。

もちろん、迷惑をかけてしまったのは事実です。

それでも、賛否両論あると思いますが、

このために本気で取り組んで挑戦してきたプロジェクト、

普通じゃなかなか踏み出せない一歩です。

反省はあってもすべてを後悔をしてほしくないなと思うのです。

ＨＩＲＯさん、辛坊さん

本当に良かった。お帰りなさい！