興味深い映画を見てきました。
《映画「立候補」》
実際の2011年に行われた大阪府知事選挙をドキュメンタリーで追っているんです。
ご存知の通り、当選したのは大阪維新の会の松井一郎さん。
この選挙に7人の候補者がいたっていうのはご存知でしたか?
これはいわゆる泡沫候補といわれてしまう、4人を取材しています。
マック赤坂さん。
このお名前、耳にしたことのある方、目にしたことのある方、
かなりいらっしゃるんじゃないでしょうか?
2007年の区議会選挙から、参議院、衆議院、都知事、府知事、県知事と
たくさんの選挙に立候補しているスマイル党の党首。
派手な格好でダンスをしている姿を見たことがあります。
選挙公報や政見放送を見ていましたがイマイチ政策が「スマイル」だけしか見えず
記念立候補なのかな・・・・・なんて思っていましたが、
立候補するのに、供託金が300万円かかり、一定の得票率に達しないと300万円は没収。
遊びでは何度もできないことです。
そんなマックさんを追うことで見えてくる、変わり者の意外な裏側。真面目さ。選挙の切なさ。
「負ケルトワカッテ、ナゼ戦ウ。」と、感じてしまいますが
他の候補者もしっかりそれぞれの想いをもって立候補しているんです。
そして選挙運動中の松井一郎さん、橋下徹さんも出てきます。
漠然と活字で見ていた候補者が、一人の人として浮き上がり、
いつも当たり前だと感じている民主主義というものも、改めて意識しました。
また有力候補は別として、地盤も知名度もない候補者の中では
真面目さと選挙運動が得票に比例していないところも考えさせられます。
見終わった後、なんとも言えない気持ちになりました。
また夏には選挙があります。
自分が投じる一票を考えるとともに、これからはもっと候補者に注目してみたいです。
この作品は、監督とプロデューサーの自主制作で作られていて
あまり規模の大きな公開ではないのですが、、、、、
興味のある方は是非!
6月29日からポレポレ東中野でロードショー公開。全国順次公開です。
くわしくは
担当番組:
他
東京都生まれ。2000年ニッポン放送入社。
学生時代にはチアリーダーに所属。
さらに元ミス東京・元きものの女王・日本けん玉検定1級というバラエティ豊かな経歴の持ち主。