明日は歌舞伎役者のみなさんによる銀座のお練り、そして新しい歌舞伎座の開場式です。
前の歌舞伎座の閉場式の時には、
新しい劇場ができる3年後は、一体どんな自分でいるのか想像もつかない・・・・
なんて思っていましたが、
あっという間に時が経ち、めでたく明日のお練りの中継を担当することになり、
4月のこけら落とし公演のチケットも買うことができました。
昨日は歌舞伎座の内覧会に参加してきました。
メトロの東銀座の駅を降りると、、、、、
もうお土産やさんとお弁当やさんが並びすぐに歌舞伎の世界へ。
新しい歌舞伎座もお顔は前と同じ。
でも中に入ると、新しい香りにふっかふかの絨毯。
入口にはおめでたい鳳凰をモチーフにした絵柄、上の壁面には金糸の織り込まれた西陣織。
座席も以前より100席ほど減って、ひとつの席が足元も横も広々。
新しい試みは、イヤホンガイドだけでなく、字幕ガイドが導入されたところ。
私みたいな素人にはとてもありがたい!解説にセリフを文字で見ることができます。
(ただここに集中しすぎると、舞台が見られない・・・ということにもなってしまうんですが)
2階には、以前3階にあった「想いでの歌舞伎役者」のコーナーがありました。
以前見ていたものより、写真の数が増えてしまって、、、、
舞台で活躍を観ていた方々の笑顔をみるのは寂しくて辛いですが、
いつも新しい歌舞伎座を見守っていてくれていると思うと心強いですね。
そしてお弁当もいろいろ公開されていました。
3階に入っている 「吉兆」ではこんな素敵なお食事が。
食事処でもこんな美味しそうな幕の内弁当が食べられるそうです。
さらに裏側もみせてもらいました。
「とんぼ練習場」
役者さんたちがお化粧を落とし、疲れを流す「お風呂場」
そして衣装のお洗濯で使うんでしょうか?「洗濯場」まで。
屋上庭園に
昔の楽屋のあたりを彷彿させる五右衛門階段。
以前は趣がありすぎた裏側の楽屋も、とっても綺麗になっていました。
役者さんたちも快適でしょう。
舞台の下も、4.4メートルの中奈落に加えて、11.5メートルの大奈落もできてセリも4台。
大道具をそのままセリにのせられるようになって、演出もいろいろ変わるかもしれません。
歌舞伎の世界、奥が深くてまだまだ知らないことだらけですが
ちょっとずつ興味をもっていくと、楽しいですね。
担当番組:
他
東京都生まれ。2000年ニッポン放送入社。
学生時代にはチアリーダーに所属。
さらに元ミス東京・元きものの女王・日本けん玉検定1級というバラエティ豊かな経歴の持ち主。