先日、渋谷のシアターオーブで開催された

「エリザベート　スペシャル　ガラコンサート」に行ってきました。

ミュージカル「エリザベート」

これは青春時代に見続けた、とても大好きな作品で

すべてのシーンで歌えてしまうのではないかというほど。

元々はウィーンで１９９２年に初演されたもので、

日本では１９９６年宝塚雪組で初演、それから各組での再演、東宝版、

そして何回かのガラコンサートが行われています。なんと私、どれも見ています。

その時々で、やはりこの作品好きだな～♪と噛みしめていましたが、

最近舞台から遠ざかっていたので今回は完全ノーマーク。

偶然制作発表の記事を読んで、慌ててプレイガイドに駆け込み残りわずかの席を取りました。

歌でストーリーが紡がれていくこの作品は、衣装メイクはミュージカル舞台のまま、

ハンドマイクをもつという違和感はあるものの、ストーリーを歌だけでぎゅっと凝縮して、贅沢なんです。

今回は何がスゴイって、、、、、話題がたくさんあるんですが

（かなりマニアックになります・・・。すみません）

個人的にはまず、９６年の雪組初演の時のメンバーが再び集結！！

主要メンバーで、一路真輝さん、高嶺ふぶきさん、轟悠さんに花總まりさんなどなど。

まさか１６年前のあの衝撃を同じ顔ぶれでまた味わえるなんて、

当時のファンのみなさんならわかって頂けると思います。

さらに、当時はもう退団していてエリザベートは経験していない

元星組トップスターの紫苑ゆうさんが、１８年ぶりに舞台に復帰！

年齢を重ねても、変わらないあの細い体、ザ・男役の姿・歌声、感動すらしてしまいました。

さらに私が雪組バージョンと同じくらい好きだった、宙組の姿月あさとさんと花總まりさんの組み合わせ。

ほかにも脇を固める人たちがこれまた懐かしい人ばかり。新旧のメンバーの贅沢なコラボレーション。

あの当時で本当に素晴らしい舞台として完成していましたが、

さすが、みなさん時を経てさらに熟成しパワーアップしていました。

見ていて懐かしくて鳥肌が立ち、１０数年前のいろいろな自分の感情が呼び覚まされ

なんとも言えない素敵な時間を過ごしました。

昔を振り返って、こんなにもしみじみしてしまう年齢になってしまったようです（笑）