2012年04月19日

無人探査機「おとひめ」

今日の「ザ・ボイス」の中継は

私も社会科見学気分でワクワクドキドキ。

伝えたいことがた~くさんあったのに、時間はいつも通り5分・・・・・・

もっともっとお話し伺いたかったです。

 

ラジオカーで八景島パラダイスを横に見て、

さらに飯田アナウンサーの母校、追浜高校を眺めながら到着したのは

『独立行政法人 海洋研究開発機構』

大きくいうと、地球と海の研究所だそうです。

 

ご出演頂いた吉田弘さんは、その研究のためのテクノロジー、

ロボットや機械を開発するグループのリーダー。

理系の寡黙な研究者という私の偏見を大きく裏切る

とても陽気な面白い方で安心しました。

 

s-吉田さんと.jpg

(「おとひめ」と吉田さんと。想像よりポップな色じゃありませんか??)

 

今回は自立型、自分で考えて動く無人探査機が3機、発表になりました。

「ゆめいるか」「じんべい」「おとひめ」

 

「ゆめいるか」と「じんべい」は、ロケットのようなイカのような形で距離を泳ぐまぐろ型ですが

「おとひめ」はちょっとサイズが小さく、

泳ぐというよりその場で写真を撮ったりアームで何かを採取したり、、というタイプ。

こういうことが海底3000メートルでできるんだそうです。

そして「おとひめ」はこの研究所でイチから作られたということで

吉田さんも「おとひめちゃん」と呼ぶほど想いが入っています。

 

s-おとひめ 横.jpg 

 

s-おとひめ 後ろ.jpg

(お腹の中身が見ていて、思いのほかカジュアル?

でも圧力に耐えられるようすべてがこだわりの作り!)

 

これで、海底を探査して、レア・アースのような資源をみつけたり

温暖化の研究になる海中の二酸化炭素を調べたり、

更にはみたことのない生命体がみつかるかもしれませんね。

夢のあるお話に、こちらまでワクワク!

「おとひめちゃん」これからの活躍を見守りたいと思います。

自前で作ったので製作費は2億円で済んだとか。

スケールの大きなお話でした。

 

この機構では、ほかにも

いま震災のあった海底で、地球深部探査船「ちきゅう」が、

プレートのズレた部分を掘っているんだそうです。

海底7000メートルのところから、さらに1000メートル掘れるそうで、

温度や噴出物など、発見があるかもしれません。

こちらもかなり興味があります。

このお話は、、、、、

なんと!!来週の「ごごばん」で上柳さんとこの船に乗り込んでいる研究者の方と

お電話をつないでお話を伺うことになっているそうです。

こちらもお楽しみに!!

 

そしてこういった世界に興味のあるお子さん、ご家族には

来月5月12日に、ここ海洋研究開発機構の施設一般公開があります。

研究を見られたり、お話をきけたり、船にも乗れて、屋台なんかも。

将来の研究者が生まれるかもしれません。

ご家族でぜひお出かけになってみてください。

http://www.jamstec.go.jp/j/pr/public_open/yokosuka/2012/index.html

 

私もと~っても楽しませて頂きました!

 

 

 

 

プロフィール

増田みのり

担当番組:

東京都生まれ。2000年ニッポン放送入社。
学生時代にはチアリーダーに所属。
さらに元ミス東京・元きものの女王・日本けん玉検定1級というバラエティ豊かな経歴の持ち主。

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