茅ヶ崎内科と呼吸のクリニック 理事長・院長 浅井偉信

1979年生まれ。
秋田大学医学部を卒業後、
横浜、横須賀、茅ヶ崎など神奈川県内の病院勤務を経て、
2019年、茅ヶ崎市の医療法人社団 加藤医院に院長として入職。
2022年、第三者継承で法人理事長に就任し、
医院名を「茅ヶ崎内科と呼吸のクリニック」に改称。

竹内：茅ヶ崎に病院があるんですね！なぜここに病院を開くことを決めたんですか？

浅井：実は、私が開設したわけではないんですよね。元々いらっしゃる先生が、そのお父様から引き継いで経営していたんです。約70年前からあるクリニックで、私は第三者として継承させて頂きました。

竹内：第三者というのは、親戚ではないということだと思うのですが、どのような縁があったのですか？

浅井：私は元々この地域の病院で働いていました。その時、先代の加藤先生が後継者を探している中で出会って継承する流れになりました。

竹内：そうなんですね！内科と呼吸のクリニックということで、内科にプラスして呼吸を専門的に扱っているということでしょうか。

浅井：そうですね。

竹内：呼吸というと喘息とか、咳ですか？

浅井：はい、元々は咳で困られる方が多かったんですけれど、

やっぱりコロナ禍で咳を抑えなければいけないという場面が増えたじゃないですか。

竹内：そうですよね。

浅井：患者様の中にも、他の病院に行って良くならなかった症状や、

割と長く続いてしまったという方の受け皿になりたいなと思いながらやってます。

竹内：層なんですね！浅井先生の仕事のこだわりとかクリニックの理念を教えていただけますか？

浅井：私自身、患者さんに対してわかりやすい医療をしようと心がけています。当時、僕が大学1年生の時に医学に関してのオリエンテーションがあったんですけど、当時の先生が病気のことを話してくれたんですね。

竹内：はい。

浅井：その時に、「原発性胆汁性胆管炎」という病気のことを話してくれたんですけど、それを聞いた瞬間、何だそれはって！！思ったんです。

浅井：話を聞いても全然分からないくて、正直その病名を聞いた時に僕も面食らったんですよ。分かりやすく先生は話をしてくれているつもりだったんでしょうけれど、もうそれだけで頭がいっぱいになっちゃって話が入ってこないみたいな（笑）

竹内：医学用語は難しいですよね。

浅井：患者さんも同じだと思っていて、自分の病気のことをいきなり言われたら、頭に入ってこないんですよね。当然今は「原発性胆汁性胆管炎」は分かるんですけど、やっぱり患者さんは、病気のことっていきなり言われても分からないんです。

竹内：確かに急に言われても混乱しますね。

浅井：そうなんです。だから、僕もそうですし、クリニックとしては患者様に分かりやすく説明したいっていう気持ちは、当時からずっと忘れないようにしたいなって思いながら今もやってます。

竹内：素敵ですね！

浅井：僕のクリニックではホームページの中でブログを発信してまして、大体月2回くらいアップしているんです。そのブログも、コロナ初期の頃は、ワクチンのブログとか分かりやすさを意識して発信していたら、1カ月に約300万人くらい閲覧数があったんですね！

竹内：300万人は凄いですね！！

浅井：解説って色々詳しく書いている先生もいらっしゃるんですけど、読むと難しいんですよね。頭が良い人って頭がいい喋り方をすると、普通の人にとっては難しすぎて分からないってことが多々あるんですよね。

竹内：確かにそうですね。

浅井：医学知識の無い方でも、頭に入る内容を発信すれば患者様はみんな分かりやすいと思っています。

竹内：まさに、患者様ファーストですね！

浅井：分かりやすくブログ発信しようとする姿勢は、診療にも活かそうと思ってます。なるべく分かりやすく難しい言葉を使わないで、患者さんが自分の病気のことを理解しやすい言葉を探しながらやることを理念に持ってやっています。

竹内：浅井先生のこれからの夢や目標は？

浅井：僕自信、今のやり方を広げていくことで、僕と一緒にやってくれる先生とかが同じような医療をしてくれて、分かりやすい医療が茅ヶ崎からどんどん広がっていくといいなと思っています！

竹内：浅井先生の考え方が広がるといいですね！

浅井：僕一人だけじゃなくて、それをみんながやれば、みんなハッピーになるんじゃないかなって思います。僕がどこまで出来るか分からないですけど、僕を起点に同じ考えを持つお医者さんの方が増えてくれると嬉しいです！

竹内：私も応援しております！本日はありがとうございました。