大宮はまだ眼科 理事長 濱田直紀
1993年、東京大学眼科に入局。
その後、東大分院の医局長、
東大本院の医局長を経て
2007年、現在の大宮はまだ眼科を開院。
竹内:私、ちょうど昨日、眼科に行ってきました。
濱田:タイムリーですね。
竹内:昨日行ったのはコンタクトの検査だったんですけど、最近眼科にお世話になることがありまして、なにか突然目の中にばい菌が入っちゃったみたいで、白目の部分が真っ赤に。
濱田:コンタクト中止ですとは言われなかったんですか?
竹内:中止と言われました。ウイルス性のものではないけれども、ばい菌が入ってたんじゃないかみたいな判断で。
濱田:お薬もらって休んでみたいな。
竹内:そうですね、そんな感じでした。どのような眼科なのか改めて教えていただけますか?
濱田:地域のクリニックなので、まずはお年寄りの白内障の手術が多いです。緑内障、その他の病気ももちろんあります。その他というのが今の時期だと花粉症が多いですね。
竹内:そうですよね。ちょうど忙しくなる時期ですよね。
濱田:凄くいっぱい患者さんがいらっしゃるのは、まだでこれから3月に入ってが多いですけど、今年は1月くらいからチラホラいらっしゃいます。
竹内:花粉症の人は、本当に毎回悩まされてる時期だとは思いますけれども、その中でも特に力を入れている部門はどんなところになりますか?
濱田:白内障の手術は一般的に多くの眼科で力を入れてやっているので、そこは普通にやっていて。あとは、うちだけじゃないんですけど、近視のお子さんがすごく増えてる。
竹内:それ、私も今すごく心配していて。
濱田:これ、理由は多分1個じゃないんですが、近視進行の抑制にも力を入れています。竹内さんもコンタクトということは近視ってことですよね。
竹内:そうですね。息子は、今3歳なんですけどYouTubeを、ずっと下を向いて近いところで見てるんですけど、あれって影響は…。
濱田:それは、めちゃめちゃありますよ。
竹内:やっぱり良くないですよね。
濱田:やはりYouTubeに限らず、モニターはある程度30cmは離してみるとか、30分見たら30分以上休むとか見させっぱなしにしないで気を付けてほしいです、何年か前から近視の人がすごく増えてるというのは、アジア、特に日本とか東アジアで話題になっていて、更にコロナ禍で輪をかけて、家の中の生活で近いものしか見なくなっちゃったんで、更にって感じになっちゃっています。
竹内:あ~なるほど。
濱田:あと最近言われてるのは、直接日光を浴びなくていいんですけど、外の、太陽光線のある一部の光が、近視の抑制に効果があるというんで、お子さんは外で遊んでいただくのがいいですね。やっぱり家の中でだけで、近くの作業だけをやっていると近視進行に対しては厳しかったりします。
竹内:やっぱり外に出に行った方がいいんですね。
竹内:医療技術や医療機器は、日々進化していると思うんですけれども、病院としてのこだわりとかはあったりしますか?
濱田:個人のクリニックなので、いつも最新設備っていうわけにはいかないんですけど、折々新しいのは導入してて。
竹内:はい。
濱田:あと、個人のクリニックなんで、近視の話なんかはかなりアップデートというか新しい話が結構出てくるんで、対応はしやすいんですよね。大きなクリニックと言うか、大学病院とか僕がいた時だと、やっぱり色んなところの許可を取って話を進めなくてはいけないのが、極端な話、僕一人、個人で決定できるんでフットワークは軽いですよね。
竹内:なるほど。
濱田:近視の治療にしても、色々新しいのが出てくるんで、それを導入することそのものが、僕の一存でできるのが楽は楽ですよね。
竹内:仕事のこだわりや企業理念を教えていただけますか。
濱田:街のクリニックなので、大学病院にいた時は、ある程度病気が分かってたりする患者さんが来るんですけど、開業してみると、ちょっと心配でって言うか。
竹内:はい。
濱田:結果的に何もない方もとりあえず心配でいらっしゃることが結構あるんです。もちろんその中で病気の方もいらっしゃるんですけど。ちょっとしたことでも一度検査して、診察してみないとやはりわからないことも多いので、、敷居を低くして、ちょこっとこれるようなクリニックにはしたいと思ってます。
竹内:何か違和感を感じたら直ぐ行けるような。
濱田:そうですね。結果的に何もなかったら、それはそれでオッケー、良かったってことになるんですけど、それを大学病院など大きな病院に行くと、話がややこしくなっちゃうんで。
竹内:待ち時間も長かったりしますしね。気軽に来られるクリニックにしたいってことですね。
濱田:そうですね。
竹内:これからの夢・目標はありますか?
濱田:今やっている白内障手術は技術も進歩してきて、全体的に見てかなりいいところまで行ってるんで、だから合併症とか重症の方を除けば、うちみたいなところでもある程度、というか結構対応はできるので、日帰りで対応できる方はなるべく対応していきたいと思います。
竹内:へぇ~。
濱田:あとは近視に関しては、お子さんの近視進行抑制に限らず、大人の方の中程度~強度近視の方に対するICL手術も含めて、クリニックで対応できることはなるべくやっていきたいですね。
竹内:ありがとうございました。
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