竹内由恵のT-Times

2024.03.14

3月7日(木)配信 青木歯科医院 院長 青木隆典

青木歯科医院 院長 青木隆典

 

1992年、朝日大学歯学部を卒業。
1997年、青木歯科医院を開業、
2013年には、リニューアルオープン。
ホワイトニングの施術にも力を入れている。


竹内:改めてどのような歯医者さんなのか教えていただけますか。

青木:和歌山県という近畿の中でも田舎な場所で歯医者をしております。もともとは一般歯科を中心に地域医療を提供していましたが、開業して2~3年目で「これから先やっていけるのかな」という不安が生まれました。そこから改めて咬合学、かみ合わせの勉強をはじめ、今はかみ合わせ治療を中心に行っております。

竹内:咬合学を学ぶきっかけは?

青木:患者さんを健康にしていくという目的で、やり始めたんですが、その後もう一つ出会いがあって、今度は患者さんを笑顔にしたいなと思うようになりました。笑顔をする為には、笑った時歯が見えますよね。歯が見えるということは、やっぱり歯がきれいな方がいいだろうということで、今はホワイトニングも力を入れています。かみ合わせとホワイトニングで患者さんを笑顔にし、健康で、長生きしてもらうということをモットーに、やっております。

竹内:2013年にリニューアルオープンされたタイミングで色々と変化があったんですよね。

青木:ホワイトニングを導入したっていう経緯ですね。

竹内:咬合学というのは、かみ合わせのことで、例えば、受け口の方とかが困っているというのを聞いたりすることがあるんですけれども。

青木:はい。

竹内:どういう症状でいらっしゃる患者さんが多いんですか?

青木:私共の丸山咬合医療に来られる患者さんは、よくある顎関節症のように顎の関節が悪い為に通われる人もいるんですが、特に多いのは体にいろんな症状を持ってる人ですね。例えば首が凝ってるとか、肩が凝ってるとか、頭痛があるとか、そういった人達が多いですね。

竹内:私の友達にもいましたね。かみ合わせがよくないから頭痛があって、その子は受け口というのもあって、それで手術したっていう子がいました。かみ合わせってやっぱり歯だけじゃなくて、色んなところに影響するんですか?

青木:そうなんです。そういった悩んでいる人達って歯医者がそれを治せると思わないですよね。

竹内:そうですね、歯が原因だとは気が付かない。

青木:なかなか気付かないんですよね。皆様、色んな病院などを巡り巡って、それでも良くならないからと言って、かみ合わせの情報を聞いて来院される。そして、丸山咬合医療を実際に体験して良くなっていかれます。治療の前に健診、診断をして、患者さんに分かってもらってから進めていける治療なので、安心していただけますしね。あと、10年くらい前ですが、かみ合わせと脳の研究をやっている脳科学者の先生から、かみ合わせが脳にも影響があるということが分かってきたと発表されております。なのでもっともっとかみ合わせの分野でも広めていって一人でも多くの患者さんを救いたいですね。

竹内:このお仕事をされていて、例えば、最近の子供でちょっと顎が小さいなとか噛む力が弱いなとか、そういった変化って感じたりされますか?

青木:十数年前からそれは凄く感じますよね。

竹内:あっそうなんですね。

青木:はい、生後6か月で歯は生えてきますから、そこからちゃんと歯医者さんに行って、虫歯予防はもちろん、かみ合わせ、顎の成長をしっかり診ていきましょうという風に当院では訴えているんです。

竹内:はい、顎の成長。

青木:そう、顎の成長。今言われたように、今の子供って顎が小さいですよね。

竹内:はい。

青木:噛まないからというのが一番の原因なんです。柔らかいものしか噛ませないとか、小さいものしか噛ませないとか、それは親の責任になるんですよね。。。

竹内:あ~、昔の方が固いおせんべいを子供達も食べていた、みたいな勝手な印象はありますね。

青木:何も言わなくても親がそれを出してた時代は良かったんですよね。今はもうお母さんたちが食べてほしいから柔らかいものを出してしまう。それでは顎が成長しないんです。

竹内:はい。

青木:当院では、子供の顎の成長をチェックしながら、こういうのを食べてくださいなどといった食育の指導もしており、自然に成長していけるようサポートしています。

竹内:そうか、結構子供って繊細というか、割と味にうるさいって言うんですかね。例えばカボチャとか大好きなんですけども、やっぱり少し固いと、息子は固い!って食べなくなったり。

青木:固いと食べないですよね。。。

竹内:3歳になったんですが、もう食べないので、なるべく煮込む、柔らかくするようにしているんですど…

青木:それを全部の食事の時に出すのではなくて、やっぱり1日1食とかにして、少しづつ噛む食事ができるように訓練していくのがおすすめです。

竹内:ある程度ちょっと固さがあった方が、本人の顎のためには良さそうですね。

青木:そうですね。

竹内:最後に、仕事のこだわりや企業理念を教えていただけますか?

青木:歯医者が患者さんの口の中を治すのは当たり前なんですが、ちゃんと体まで診て、笑顔に健康で長生きしてもらうというのが、私のこれからの使命だと思い、目標としています。

竹内:そうですね、歯は生え変わらないですからね。大事にしないと一生影響してくるものだと思いますので。

青木:そうですね。

竹内:はい、ありがとうございました!

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