竹内由恵のT-Times

2022.06.02

5月25日(木)放送 株式会社INF 代表 戸高大樹

株式会社INF 代表 戸高大樹

1998年生まれ。
2017年、城西国際大学の硬式野球部に入部も怪我で退部。
その後、大学在学中の2020年「株式会社INF」を設立。
現在は、オーダースーツ事業を中心に、様々な事業を展開中。


竹内:体がすごく大きいですね。

戸高:そうですね、筋トレを大学時代からずっとやってて。

竹内:背も180センチ以上ありますか?

戸高:184センチ。

竹内:横の幅もがっちりされてますよね。凄くスーツが似合ってらっしゃいます。

戸高:ありがとうございます。

竹内:オーダースーツ事業だから、ご自身で作っていらっしゃるんですか。

戸高:そうですね、逆に言うとスーツって、胸板とか肩幅がなかったら、スーツってオーダーしても補正をメチャクチャかけないと、なかなか似合わないような人もいらっしゃるんですよね。

竹内:そうなんですね。

戸高:だからスーツもオーダーでやるんですけど、それに伴っても体作りも。逆三角形にしてシルエットを良くしたりとか、そういったのも意識しています。

竹内:自分自身も頑張っているんですね。

戸高:自分もちょっと頑張ってます。スーツを着ているのを見て、「あっこれいいな」、「買いたいな」って思ってくれた方が自分的には嬉しいですね。

竹内:広告塔みたいな意味もありますもんね。

戸高:そうですね、大学時代は広告費をかけるお金もなかった時代だったんで。自分が広告塔でSNSでバッと広めて。そこからでしたね。

竹内:そうなんですね。

戸高:自分で広めて、周りで買ってもらった人にもドンドン載せてもらって、そこから口コミでバ~っと広がっていきました。

竹内:そっか、凄いですね。大学2年の時には部活を辞めて切り変えたわけですね?

戸高:そうですね。2年終わりに。

竹内:思い切りがいいですね。そこからは野球では無く違うところ頑張るぞと。

戸高:切り替えました。千葉の大学で、めちゃくちゃ田舎で。一番遊べるところもカラオケとかしかないんですよ。そこから東京の渋谷とか新宿に通っていました。

竹内:どの位かかったんですか?

戸高:2時間位。

竹内:え~!凄い。

戸高:いろんな業界というか、いろんな人に会ってみたいなと思って、イベントとか交流パーティーみたいな所に行って。そこからちょっとヒントもらってました。

竹内:そうなんですね。野球を辞めた後、そういう場でいろいろ模索してたってことですか?

戸高:そうですね。その時に会った社長さんがいて、同じ業界なんですけど、オーダースーツの先輩の経営者みたいな方です。

竹内:たまたま知り合ったんですね。

戸高:そうですね。

竹内:元々オーダースーツに興味があったんですか?

戸高:そうですね。めちゃくちゃ興味ありました。

竹内:学生ですもんねこの時。何がきっかけで興味が?

戸高:成人式がきっかけでスーツが好きになったんですけど。初めてスーツを着る時だったと思うんですけど、やっぱり周りがメチャクチャ格好いいスーツを着てるなと思って。スーツのイメージって、男のロマンというか、THE・男みたいな感じなんですかね。自分は結構そういう感じが好きで。それで筋トレも頑張ってたとかもあったんですけど。それで、スーツと、当初頑張ってた筋トレの2つ合わせたらメチャクチャカッコいいじゃんと思い、それを追求して追求して、オーダースーツ事業の社長ってめちゃくちゃ良い!なんかしっくりくるなって思いました。

竹内:オーダーしてからどの位で出来上がるんですか?

戸高:通常だと、1ヶ月半から2ヶ月までには、フルオーダーではあるんですが、そのくらいで届くようにしています。

戸高:フルハンドメイドって言って、全部を手縫いでやると半年位かかるんですけど、うちの会社が今やってるのは、ハイブリッド縫製っていう。一番頑丈にしたい部分に関してはミシンでガッチリ固くやるんですけど、関節部分、動かしやすいような部分に関しては、手縫いで丁寧に縫っていく。その掛け合わせで納期を早めることって出来るんで。成人式の代の人達も、成人式に間に合わせたいから作りたいのに、遅れてしまったら仕方ないんで。2ヶ月前でも作れますよとお伝えしてます。

竹内:オーダーメイドってなかなか学生が手を出せるようなものじゃないイメージなんですけど、でもそれを低価格で。

戸高:学生に合ってるような生地もあるんですよね、コストを下げている。でもやっぱり普通の既製品よりクオリティも高くて、なおかつ自分のこだわりがいろいろ出せるようなスーツを作ってもらいたいという意味で学生用に用意してるものがあります。

竹内:お値段ってどのくらいなんですか?

戸高:一番安くて5万円とか7万円位の間です。なので、普通に店舗で買うのとほとんど変わらないです。

竹内:そうですね。お客さんは学生さんが多いんですか?

戸高:いえ、結構スポーツ選手とかも多くて、プロ野球選手とか。

竹内:そうですよね、体も大きいし。

戸高:球場にも販売しに行ったりしてたんで。契約更改とかにも着てもらって、凄く嬉しかったですね。新聞一面に自分が作ったスーツが載ってました。

竹内:株式会社INFは、オーダースーツ事業を軸に色んなことをされてるんですね?

戸高:いまオーダースーツをまずフランチャイズっていう形で店舗を増やしたいし、正直、地方には私たちが忙しくなると出張に行けなくなるんですよね。そういうところで、全国に僕らと同じようなクオリティでオーダースーツのブランドを提供したいという意味で、フランチャイズを始めました。しかも、オリジナルフランチャイズと言って、そのオーナーさんの名前でやっていいと。自分でブランド名を決めてもらって、会社名も自分でどうぞ、みたいな形です。

竹内:何店舗ぐらいあるんですか?

戸高:今年から始めた部分もあるんですけど、12~13店舗位ですね。まだ交渉中の部分もあるんですけど、どんどんこれから広げて行きたいなと思ってます。

竹内:そんなに広がっているんですね。

戸高:フランチャイズ事業っていうのが一つ。その他に、業務委託ではあるんですけど、人材サービス事業をやっていて、基本的には、現場工事の請けとかをやってるんですよね。

竹内:現場工事というのは?

戸高:大体、解体現場とか塗装現場、あとは電気工事の事業をやっています。

竹内:そこに人を派遣する事業っていうことですか?人材を派遣する。

戸高:そうですね。

竹内:そっちも伸びているんですね?

戸高:そっちが、今年ガッツリ規模も拡大させて行く予定です。

竹内:今後むしろそっちの方が伸びていくんじゃないかっていう勢いなんですか?

戸高:お互い負けないように、2軸で競わせて伸ばしていきたい気持ちはありますね。

竹内:経営者として大切にしていることってありますか?

戸高:自分たち若者が挑戦することに関して、なかなか口では言っても行動に移せないっていう人が話を聞く限り多いと思うんですよ。自分がまだ24歳の代なんですけども、こういう若者が挑戦できるような、勇気付けれるような、憧れを持ってもらえるとか。うちの会社に入りたいとか、自分の近くにいて、その人たちにとってこう勉強になるような。背中で語れるような経営者になっていきたいなって。今大事にしています。

竹内:目標はありますか?

戸高:一番でかい目標で言うと、野球が好きなんで、プロ野球の球団を持てる企業になりたいなって。

竹内:それは凄いモチベーション上がりますね。

戸高:まだまだ本当これからって感じなんで。

竹内:お話を聞いていて、勢いとパワーを感じますね。

戸高:そう感じてくれると嬉しいですね。

 

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