株式会社セブンスターバレット 代表取締役 森勇人
1984年、香川県生まれ。
高校生の頃からプログラミングをはじめ、
2007年、コンピューター総合学園HALを卒業。
Web分野を中心にシステム設計・デザイン・セキュリティ・
プロジェクト管理などの幅広い知識を武器に様々な企業を渡り歩いた。
2018年、自分の責任で「仕事」をしてみたいという思いから
株式会社セブンスターバレットを設立。
竹内:『株式会社セブンスターバレット』っていう名前がかっこいいなという印象を受けたんですけれども、何か意味があるんですか?
森: あんまりこう深くは考えてなくてですね。当時、吸っていたタバコがセブンスターだったところが。
竹内:あ~やっぱり!似てるなと思ったんです。
森: そうです。あと、社名にセブンを使いたかったっていうのと、もう一つのその社名の候補としてシルバーバレットっていう候補があったので、タバコのセブンスターとシルシルバーバレットの部分をくっつけたみたいな。
竹内:響きがカッコいいですね。こちらは2018年に設立された会社ですが、どんな仕事をしているんですか?
森: 基本的には、お客様の方からオーダーメイドで「こういう仕事をしてるんだけど、一部自動化できないか」とか「入力ミスを少しでも減らせないか」っていうご依頼をいただきまして、それをウェブの技術を中心にしてシステム化していくという仕事を基本的にはやっております。
竹内:お客様っていうのは、企業がもちろん多いですよね?
森: 基本的にはそうですね。
竹内:手間が省けますしね。入力できるようなシステムって作れるんですか?
森: やっぱり100%完全に自動でっていう形ではいかない場合もあるんですけども、お客様の予算とかにもよると思うんですけども。できる限り、限界まで便利にしたいなっていう思いを持ちながらやってはいます。
竹内:それはセブンスターバレット独自のシステムっていうわけではないんですか?
森: 基本的にはオーダーメイドで作っておりますので、弊社が、例えばこういう商品があります、これを使ってくださいっていう形ではなく、そのお客様のオーダーに合わせて、こういうやり方があるじゃないですか、っていう形でご提案させていただくっていうイメージですね。
竹内:依頼する人によってだいぶ違ってくるんですね。
森: そうですね。
竹内:高校生の頃からプログラミングを始めていらっしゃるっていうのは、相当メカ好きなんじゃないかなと思ったんですけど?
森: もともとそのメカっていうのは嫌いではないんですけども、とにかく算数が嫌いな子だったので。数字を見るだけで嫌気がさすっていうか。
竹内:得意なイメージがありました。
森: どちらかというと国語の方が好きでしたね。
竹内:そうなんですね。私は数学苦手で、プログラミングとかは、もう絶対できないだろうって思ってたんですけど。関係ないんですか?
森:そうですね。やっぱりプログラミングの楽しさとしては、その場で書いたことが目で分かる動きとして即帰ってきますので、これで上手く行くはずだって思っても、やっぱりちょっとでも違うとエラーが出たり、思った結果と違うものが出てきたり。
竹内:もともと独立したいという思いがあったんですね?
森: 我々がそのプログラミングを始めたときって、それこそホリエモンが凄く時の人で、やっていれば独立できるんじゃないかな、みたいなイメージはやっぱり持ってましたね。
竹内:六本木に会社を構えて。
森: ヒルズ族になろうかなみたいな(笑)
竹内:2018年に思い切って設立したんですね。
森: そうですね。自分の年齢的にも、アラフォーが見えて来て、そろそろ最後のタイミングなのかなっていうのがふっと脳裏によぎったと言いますか。
竹内:設立されていかがですか?四年経って。
森: コロナに入ってしまったっていうのも凄く大きいと思ってまして、正直、緊急事態宣言が出た時はもう潰れるんじゃないかなっていう気持ちは若干ありました。仕事の量は確かに一時的に減りましたけど、それでもやっぱり変わらずお付き合いいただけるところは、お付き合いいただけますし。時代が変わるきっかけになったという捉え方もしています。
竹内:元々は、依頼先に行って、そちらで仕事をしないといけないような内容だった訳ではないんですか?
森: やっぱり、業界のセオリーと言いますか、やっぱりセキュリティ的な面であったり、よくある個人情報の流出を防ぐ観点からも、お客様先の限られた人が出入りするエリアで、限られたそのパソコンを使って作業をするっていうのが当たり前のルールだったんですね。竹内:でも、個人的に推奨はしたくない感じだったんですか?
森: 本当に一個人の意見ではあるんですけども、やっぱりお客さんの先に出るといいこともあるんですけども、悪い面として、どうしてもそのまま働く人もお客様の会社の人間だっていう気持ちになってきて、段々と帰属意識が離れていくといいますか。人材の流出に繋がったり、あるいは無茶なことをおっしゃる方もいらっしゃるんですね。その無茶から守ってくれる人が近くにいない場合があるので、苦しい思いをする場面もないことはないなと。
竹内:実際に色んな会社を渡り歩かれた森さんの経験から生まれた考えなんですね。今はもうそれが普通になってきたから。そういう意味ではコロナ禍前からそういう方針だったんですね。
森: そうですね、私自身が、例えば一日でやる予定の仕事をできるだけ半日で終わらせて、残り半日はじゃあ違う仕事に充てるのか、あるいは休暇に充てるのか、有効活用した方がいいじゃないっていう考え方の人間なので。
竹内:そうですよね。森さんの今後の目標を教えていただけますか。
森: 一つは、ITの仕事以外のことをやってみたいのも夢の一つではありますね。
竹内:え~ついに、全く違う分野に。
森: そうですね。今までやってこなかったっていうのもありますけども。ITってただ待ってるだけだったら、凄くつまらない分野というか、活かすシーンがあってこその分野だと思うんですね。その活かしようは、IT業界の中にいたら、あんまり見えないと言いますか、要求や要望を知るために、別の業種を経験しないと分からないっていうところもありますので、自分自身が別の業態っていうのをやれるのであれば、やってみたいなっていうのは大きいですね。
竹内:例えばどんな業態を経験してみたいですか?
森: そうですね、本当に何も考えないのであれば、凄くお酒が好きなので、Barとかやってみたいな、という気持ちはあります。まあそれ位の余裕がある位まで、成長を続けられたら嬉しいなっていうところはありますね。
竹内:最終的には、Barなどの新しい分野に挑戦されてる姿も楽しみにしたいなと思います。
森: そうですね、頑張っていきたいと思います。
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