ネクストリング株式会社 人事担当 伊藤 崇一郎
伊藤 崇一郎さんは、1990年のお生まれ。
早稲田大学を卒業した後、大手物流業界に勤務。
退職後、1年半のカナダ留学を経験、
帰国後にキャリアコンサルタントの資格を取得。
2022年1月1日、現在のネクストリング株式会社に入社。
竹内:伊藤さん、髪の毛すごく長いですね。束ねていらっしゃいますけれども、どのくらいまであるんですか?
伊藤:腰のベルトぐらいまでありますね。
竹内:普通に会社員をされているということですよね?
伊藤:そうでございます、はい。
竹内:会社員でその髪の長さはなかなか珍しいですし、こだわりを感じますね。
伊藤:深いご理解をいただきまして、やらせて頂いていると思います。
竹内:髭も、マスク越しではありますけれども、しっかり蓄えて。
伊藤:そうです、髭もしっかりつながってます。
竹内:一緒に来ていらっしゃる方は、ネクストリング株式会社の方?
伊藤:須藤代表になります。
竹内:この番組、結構代表の方のお話を聞くことが多いんですが、今回、なぜ人事担当の伊藤さんがこちらに座ってるのかなと、疑問だったんですけど、代表が任せたぞと。
伊藤:そうですね、会社を代表する人間として私が…。
竹内:凄いですね。2022年1月1日入社、入社されたばかりですよね。その中で白羽の矢が立ったわけですね。凄い逸材だと、代表は見てらっしゃるってことですね?
伊藤:そのように認識しております。
竹内:大学を卒業した後、大手物流業界に勤務されて、その後カナダに留学、キャリアコンサルタントの資格を取得とありますが、どんな資格なんですか?
伊藤:キャリアコンサルタントは、国家資格なんです。労働者、働く人々のこれからの労働人生の設計、キャリアプランの設計に対しに関して、相談を受けたり支援をしたりとか、情報提供したりするっていうような、カウンセリングのお仕事に近いようなことをする仕事でございますね。
竹内:なぜ大手物流の業界からその方向に行こうと思われたんですか?
伊藤:新卒で入社してやっていたんですけど、4年間位やってる中で、働くことって自分の人生にとってどういうことなんだろうかって、常に考えてて、この会社でずっとやっていくのかなとか。ここでやってくと将来どうなるのかなとかって、葛藤していた時期がありまして、それでカナダに行って、人生を見つめ直す瞬間も欲しいなと思いながらやってました。それで、帰ってくるときにじゃあ働くことを正面から捉えるならば、働くことに悩みを抱えている人に、その支援ができるお仕事がしたいなと。
竹内:あ~なるほど。
伊藤:自分も悩んでいたので、普遍的な悩みだから、そこに正面から向き合うために、資格で勉強しながら自分の人生を見つめ直したいなっていう気持ちがありました。
竹内:キャリアコンサルタントとしてのお仕事は、どのくらいされていたんですか?
伊藤:これはまだまだ全然ペーペーでして、昨年資格を取得したばかりです。
竹内:いまは人事担当だから、その資格で勉強したことを活かしながらお仕事してるって感じなんですよね?
伊藤:そういうことでございます。
竹内:なんで、ネクストリンク株式会社に入ってみようと思ったんですか?
伊藤:ネクストリンク株式会社という会社は、声優コールセンター、劇団コールセンターという商標を取って、実際にコールセンターの事業をしているんですけれども、電話に出るオペレーターさんたちっていうのは、声のスペシャリスト、声優さんや俳優さんたちっていうところなんです。彼らが、やはり声優さんや俳優さんとして大成していく、成功していくっていうところの一つの収入の補填の場所であったり、社会経験を積む場所として会社を運営しているという理念に、是非私も一枚噛みたいな、やりたいなって思って。
竹内:お仕事されている方々は、声優さんとか俳優さんとかっていう方が多いんですね?
伊藤:そうですね。
竹内:伊藤さんのお仕事はそういう方々とコミュニケーションを取ることなんですか?それともそういう方を引っ張ってきたり、会社に勧めたりすることなんですか?
伊藤:そうですね、私は採用の窓口に立たせて頂く事から、実際に私の今までの知識を使って、どうやって配置していこうかとか、体制をどういう風にしたらもっと会社が成長しやすいかとかっていうことを、代表と相談をしながら仕事を進めていくような形です。俳優さんたちと出会うところから、活躍して頂くまでをフォローしているイメージだと思います。
竹内:このような形でコールセンターをされてる会社って珍しいでしょうか?
伊藤:一つも無いんじゃないですかね。
竹内:何名位、ネクストリング株式会社でお仕事されてるんですか?
伊藤:今は70~80名位になってきました。
竹内:研修みたいなのあったりするんですか?
伊藤:そうですね、研修をしっかりした上で、いわゆるロールプレイングをして、しっかりお電話に出れる状態を作って、お電話に出ていただいています。あと、代表とも話をしているところなんですけれども、これだけ声優さんや俳優さんが集まったセンターなんだから、この中で劇団を立ち上げて、実際に興行を打つこともできるんじゃないかという話をしているんです。
竹内:面白い、今後劇団が立ち上がるかも知れない。
伊藤:やっぱり、ベンチャー企業ならではのスピード感だし、発想だなと思うんですけれども。
竹内:何だろう、伊藤さんが今回、出演者として選ばれたっていうのが凄く分かるんですけれども、人事の方は何人位いるんですか?
伊藤:主に私一人です。
竹内:なぜ人事部に配属されたんですか?
伊藤:これは、二点ぐらい要点があるかなと思うんですけれども、まず私がキャリアコンサルタントという資格を持っている人間であると同時に、「ソシオニクス」という心理学の第一人者であるというところがあるかと思います。ソシオニックキャリアコンサルタントと名乗って、活動しようかなと思っているところなんですけれども。
竹内:ご自身で付けられた名前なんですね?
伊藤:はい、私が勝手に作った名前です。
竹内:ソシオニックキャリアコンサルタント。
伊藤:ソシオニクスっぽいキャリアコンサルタントっていう意味ですかね。
竹内:あ~、人事の方いないですもんね?
伊藤:そうですね、絶対世界に一人もいないんじゃないかなと思うんですけれども。それと同時にですね、ネクストリング株式会社は、声優さん、俳優さんが活躍しているところに、非常に大きな特色があると思ってまして、せっかく集まったこのメンバーで、劇団を作って興行を打ってるんだったら、面白いんじゃないかなっていうことも、最初の段階で提案させていただきまして。
竹内:へぇ~。
伊藤:実際に私が人事についてから、採用する業務についた時に、求人をどうやってかけようかなと思った時に、我々もこういう事をやりたいと思っている、仲間を募集したいっていうことで求人を打ったら、本当に百人位の反響があったんです。
竹内:凄いですね。
伊藤:この業界って、人手不足なんですね。コロナ関係でコールセンターが多く立ち上がったりとかして、人が少ない状態なんですけれども、その中でこれだけ人が来たっていうのは、自分としては、思った以上の想定以上の効果だった。
竹内:伊藤さんが入って直ぐに結果をだされたワケですね。代表からの信用も一気に上がって。
伊藤:そうですね。
竹内:ソシオニクスっていうのは、例えばどういう学問なんですか?
伊藤:あまりメジャーじゃない心理学でして、東欧の研究機関、大学等で一番研究されていて、日本にはほとんど研究者っていないんですね。簡単にいうと、人が持ちうる心理のパターンを類型化して行って、メインでは16タイプに分けて、私が主にやっているのは、さらに64タイプまで切り分けていくんですけども。この人には、こういう心理的な長所があるけれども、こういう弱点があるよっていうのが把握できる。長所と弱点は必ずどのタイプにも等しく付与されているので、自分の長所で他者に貢献して、弱点はそれを長所としている人から支援してもらいましょうね。っていう、簡単に言うとそのような心理学。
竹内:へ~。
伊藤:会社だったら仕事が止まってしまう瞬間ていうのは、その人が一人で孤立している瞬間ていうんですかね、どうしたらいいか悩んでしまってる瞬間だと思うんですけども、この時に、その分野に関して、しっかりと普段から意見を持つような心理の仕組みを持っている人が近くにいるだけで、彼は助けられているし、実は彼の長所で助言をした人間も最終的には助けられるんだよ。そのような心理学。
竹内:それは人事としてどの位活かされているんですか?例えば、皆さんどのような悩みを持っていらっしゃって、どのようなアドバイスされるんですか?
伊藤:これはアドバイスというよりは、組織体制を作って行く時に、誰と誰が手を組んで一緒に仕事をしていくと、一番心理的な安全性も生産性も高いというチームを作れるか、ということになります。コンサルタントの中では別においている部分。人事として活躍していくときにはそういう感じですね。
竹内:劇団を立ち上げたら凄い反響がありそうですし、声優さんだけでなく、俳優さん、MC、芸人さんとか同時に所属しているのも珍しいですよね。
伊藤:面白いですよ。アナウンサーさんも働いている方がいらっしゃいまして。今回ラジオに出演することになったのですけど、どうしたらいいですかね?と聞いたらアドバイスを頂きまして。竹内アナの事を徹底的に調べるようにと言われまして。僕なりに調べるって何だろうなと思った時に、ソシオニクス的な心理分析をしておこうかなと思いまして。事前にどんなタイプか見させて頂いたんです。
竹内:なんですか?なんですか?
伊藤:竹内さんは、倫理的で直観的で、内向的で合理的な方。
竹内:倫理的で直観的で、内向的で合理的。感覚としては全部合ってるなっていう感じがします。
伊藤:そうですか、直観的に伝わったということですね。
竹内:そうですね、直観型っていうのが良く分かったなと思います。今後、伊藤さんは、ネクストリング株式会社で、どのような目標を持ってらっしゃいますか?
伊藤:そうですね、やはりキャリアコンサルタントとしてもそうですし、ソシオニクスを専門としている人間としてもそうなんですけど、やはり組織と人とのミスマッチを限りなくゼロにしていくことがあの自分の任務だと思っています。
竹内:なるほど。
伊藤:こういった試みを寛大にも受け入れてくださっているので、ここからドンドンこの会社を大きくしていって、他の企業さんも真似してくださるような、一つの体系的な人事術みたいなものにまとめることができたらいいなと思っていいます。
竹内:人事術。
伊藤:はい、虎の巻みたいなものにまとめ上げられたらカッコいいなって思っています。
竹内:いいですね!ありがとうございました。
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