竹内由恵のT-Times

  • TOP
  • ブログ一覧
  • 1月27日(木)放送 中野Company株式会社 代表取締役 中...
2022.02.03

1月27日(木)放送 中野Company株式会社 代表取締役 中野雄斗

中野Company株式会社 代表取締役 中野雄斗

1992年生まれ、富山県出身。
大学進学で上京し、学生時代は、アルバイト三昧の日々を送った。
卒業後、ワタミ株式会社に入社。
2017年、25歳の時、現在の中野Company株式会社を設立。


竹内:中野雄斗さん、見た目からして強そうな、快活な感じでいらっしゃいますね。何かやってらっしゃったんですか?

中野:ありがとうございます。そうですね、昨年末に社長ファイトっていうものに招待していただいて、キックボクシングとかもやってたんですけど。野球やったり格闘技やったりしてました。

竹内:すごい、運動をずっとやっていらっしゃったんですね。

中野:そうですね、タフなタイプです。気合いと根性の体育会系です。

竹内:このプロフィールを見て驚いたんですけど、25歳の時に独立されたんですね、早いですね。

中野:そうですね、世間一般的に見てもやっぱ早いですね。

竹内:自分の中では、もう準備OKって感じだったんですか?

中野:そうですね、まあ元々の夢は違ったんですけど、富山から東京に来た理由が、格闘家、大みそかの今で言うとRIZIN。僕らの時は、PRIDEだったんですけど。あれに憧れて田舎から東京来て。大学行きながら新聞配達しながら、桜庭和志さんのジムに通いながら一生懸命やってたんですけど、試合に負けて挫折をして。で、消防士になろうかなと思ってたんですけど、公務員はちょっと自分には合わないなって思っていて…。凄くバイトをしている大学生で、色んなことやってましたね。

竹内:どんなアルバイトをされてたんですか?

中野:基本的に飲食店が多かったんです。

竹内:やりがいがあって楽しかったんですよね?頑張れたということは。

中野:楽しかったですね。楽しいバイトも、楽しくないバイトもあったんですよ。その中で僕の人生を変えたバイト先があったんですけど。

竹内:なんですか?

中野:上野の方に、老夫婦の営むラーメン居酒屋みたいな、店主が凄い江戸っ子のおっちゃんで、奥さんもすごい優しい人で。凄く良い空間だったんですよね。笑顔が飛び交って。

竹内:家みたいな。

中野:そうですそうです。凄いアットホームなお店で。その時に大学3年生、二十歳、二十一歳ぐらいの時だったんですけど、こういうお店作りたいなと思って、素敵な空間だなと思って、独立を決めましたね。

竹内:その時から、いつか自分もこういうお店を持ちたいと?

中野:そうですね、ちょうど就職活動の時期じゃないですか、大学3年生の時。なんか周りはみんな言ってましたけど、僕はもう独立するから行かないって言って。

竹内:就職活動に行かないって?

中野:行かなかった。何回か行ったんですよ、付き合いで。でも、正直ぐっと来る会社さんの説明が全然なくて。アルバイトでとにかく軍資金貯めようと思って。

竹内:スゴイ、自分のやりたいことがハッキリしてたんですね。

中野:してましたね。他の友達とかより、働いてたりしたので、自信はあったんですよ。

竹内:このプロフィールを拝見させてもらっていると、卒業した後は、ワタミ株式会社に入社。これは就職活動をした結果、ワタミに入ったんですか?どうしてワタミに入社されたんですか?

中野:これもまあ、ストーリーがありましてですね。就職活動しなかったんですよ。でも、僕の同級生は結構優秀で、ちゃんとしてたんですけど。その老夫婦のラーメン屋さんで、夜終わった後、ちょっと人生相談会みたいに訳ですよ。

竹内:「お前どうするんだい?」みたいな。

中野:そうそう。僕はこのラーメン屋継ぎたいぐらいですし、でもこのお店好きやから、僕は店出そうと思ってるんですよねって、言った時に、お母さんがですね、「でもせっかく四年制大学出るんだったら、社会勉強を三年間でもいいからしなさいよ」と。確かになと、経験もないですし、お金もないですし、ノウハウなかったので、調べたんです。大手の居酒屋、飲食店を見た時に、たまたまワタミが出てきていて、創業者の講話、渡邉美樹さん。この人の話面白そうと思って応募したんですよ。

竹内:講演会みたいな?

中野:そうです。で、講演会行った時に、衝撃を受けたんですよね。他の会社さんの説明と違って、まず第一声が「何で君たちは働くんだ」と。若い僕らにそんな質問してくる大人って、まあいなかったんですよね、当時。すごく考えさせられて、本当に僕らのために講話をしていると思いましたし。ワタミさんの理念が、まあ僕が当時尖ってたんで、綺麗事やなと思ってたんですよ。地球上で一番ありがとうを集めるグループになろうっていう。思ったんですけど、でもそれをまっすぐに言ってるのが、なんかかっこいいなと思いましたし、プラス、僕が独立したかったじゃないですか。その独立支援制度もあったので、ここしかないと思って。

竹内:そっか独立支援制度がワタミにはあるんですね。独立支援制度ってどういう制度なんですか?

中野:ワタミさんは大企業なので、基本的に居酒屋とかもオオバコって言って、ちっちゃい箱じゃなくて、100席を超えるようなお店とかあるんですよ。っていった時に、運営・経営する時に、結構熟練度が必要というか、従業員さんも100席超えてくると1店舗で20人以上いりますし、要はちゃんと力があって経験もあって信頼がないと任せれないですよね。のれん分けとか、フランチャイズするにしても。なのでワタミで認められた社員さんしかできない独立支援制度。

竹内:ワタミでしっかり修行を積んだ人を、トップに据えて、独立を支援する制度。

中野:そうです。

竹内:じゃあ、ワタミのフランチャイズを任されるってことなんですか?独立するっていうのは。

中野:そうですね。はい。

竹内:何だろう、成り行き感もありますし、でも運命のような感じもしますし、不思議な流れですね。

中野:そうですね、本当タイミングというか運命というか。それは感じていました。

竹内:実際入社されてどんな思いで入社されたんですか?

中野:こういうタイプなので、答辞も読まさせていただいたんですよ、同期の代表として。

竹内:すごいですね。

中野:ワタミで独立するつもりで入るので、と。だから誰よりも早く店長になりますし、誰よりもお客様を笑顔にしますし、っていうのはずっと言い続けていて。僕、小学校、中学校、高校、夢は描くことは結構得意だったんです。野球部で全国制覇するとか、高校野球してても、絶対甲子園いくぞ!とか。プロの格闘家になるっていう、目標は掲げるのはすごく得意だったんですけど、結局のところ、一回も叶えらなくて。叶え方を知らなかったんですよね。でも渡邉美樹さんって「夢に日付を! 夢をかなえる手帳術」っていう本を出してるんですけど、夢に日付を入れてそれを逆算すると、今日やるべきことが分かりますよねと。それを日々消していけば、いつの間にか夢は叶ってますよね。っていうロジックなんです。あ、初めて知ったかも夢の叶え方、って思って。

竹内:ちゃんと期限を設けて、それに向けて逆算して行動していく。

中野:そうです。なので、ワタミと渡邉美樹さんと出会ってから、二十五で独立しようとまず決めて。手帳にやるべきことを書いていって、消し込んで、ちゃんと二十五で独立したっていう。

竹内:どんな流れだったんですかそれは。

中野:ワタミのフランチャイズになるため、店長にならなきゃいけないとか、資本金として三百万は必要で、あとはパートナー。もう要は一緒に命がけでやってくれるパートナーが一人必要とか。それを全部書き出して、また細分化していくんですよね。で、店長に聞くわけですよね。「店長になりたいんで仕事を教えてください」って。色々教えてもらえるんですけど、店長が「俺とかマネージャーがお前を店長にするのは簡単なんだけど、アルバイトさんに、中野さんが店長やった方がいいです。って言わせるぐらいやっぱ努力しないといけないよ。」と。

竹内:下で働く人に認めてもらうというのが大事なんですね。

中野:そうです。なので毎日お店にいましたね、仕事終わっても休みの日でも。

竹内:そうなんだぁ。それは、目標があるからできたことですもんね。

中野:そうです。あと単純に好きでしたね、その仲間とかそういう空間が。

竹内:中野カンパニーで、今はどういうことをされてるんですか?

中野:飲食店も好きですし得意だったんですけど、飲食店一本だと、困ることが出てくるんだろうなと思ったので、自分で色々な業種を調べて、ドライヘッドスパ専門店、まあエステ部門であったりとか、あと動画制作事業、YouTuberとかいるじゃないですか、若い子たち。そういうのを観て刺激を受けるので、そのYouTubeを自分で撮って編集もしてみたり。でもこれって事業になるなと思って、それをビジネスとして始めてみたり。

竹内:そういうこともしてるんですね。今は何店舗ぐらい経営されてるんですか?

中野:コロナが来る前は、居酒屋さんを京王線沿線で四店舗ほどやってたんですけど、コロナ禍で、居酒屋さんって一気に駄目になったんですよね。といった時に、テイクアウトはニーズとして増えてくるなと思って、居酒屋は、一旦あの渡邊さんに返すとこは返して、唐揚げの天才という業態を、2020年の夏場から7店舗を一気に出したんです、半年間で。今は都内に居酒屋2店舗と唐揚げ屋さん5店舗あります。

竹内: 7店舗飲食店では経営されていて、あとはドライヘッドスパ専門店とか、色々やってらっしゃるんですね。

中野:いろいろとチャレンジさせていただいてます。

竹内:この後どういう風にしていきたいって思ってらっしゃるんですか?この中野カンパニーを。

中野:次チャレンジしたいのは、店舗を持つリスクとか店舗出してもお金掛がかりますし、ランニングコストもかかりますし、辞めるのもお金かかる経験してきたので、今の時代トレンドに合った事業をしていきたいなと思ってます。

竹内:時代に合わせて、色んな業種にチャレンジしたいってことですか?

中野:そうですね。まだ未熟で若いっていう部分もあるんですけど、例えば、飲食店をやるにしても、TikTokだったり、Instagramだったり、YouTubeをやってる飲食店の方って成功してますよね。やっぱり若い人の方が感覚が鋭いので、そういうところを活かしながら全部事業をやっていくべきだなと今は思ってます。

竹内:その代表取締役としてはまだ若いですし、どんどん挑戦していく会社にするのが有利ですよね。きっと感覚も鋭いと思うので。

中野:そうですね。まあ会社の思いっていうか僕の思いで一個あるのは、仲間の夢で大きくなっていく会社が凄くいいなと思ってるんですよ。『ONE PIECE』ご存知ですかね。それぞれ違う夢、目標はあるんですけど、船長がこれするって言った時に一気に力を集結して、夢もありながら、でもチームとしてちゃんと目的を達成するところは凄くかっこいいと思っているので、僕も社長として仲間がこうやりたいって言った時に、否定せずにちゃんと一生懸命考えて。一緒に考えて、どういうリスクがあるのか、これしたら誰が喜ぶのか、誰に負荷がかかるのかを一緒に考えて、ちゃんと実現に向けて、それが事業として大きくなって。っていうのが理想なので、今はそういう風に動いてます。

竹内:いいですね。そのスポーツの精神、スポーツマンシップみたいなのを今もずっと引き継ぎながら、お仕事されてるっていう感じですね。

中野:僕の作る店は、いつも部活動みたいな。バイト先じゃなくて部活動みたいな感じになっていますね。

竹内:いいですね、楽しそう。

中野:いやいや、もう、是非バイトをお願いします。

竹内:アハハ!機会があったら是非お願いします!

最新番組ブログ
パーソナリティ
  • 竹内由恵
    竹内由恵