株式会社ピュアラボーテ 代表取締役 白崎順子
福井県生まれ。
美容学校を卒業後、美容室に入社。
美容師として3年勤務した後、
エステティシャンに転職、2011年に独立。
現在はエステサロンの経営や、エステスクールの講師など、多方面で活躍。
竹内:美容家の方でいらっしゃるから、ふわふわした白いワンピースに、ピンクのベルトでピンクのマスクで。やっぱりそういうのは気を遣ってらっしゃるんですね。
白崎:そうですね見た目も美しく。
竹内:結構ご自身も出てらっしゃいますよね。動画とかSNSとかも。
白崎:はい、やっております。
竹内:大事ですよね。この業界はきっと。
白崎:そうですねやっぱりやってる人が輝いてないとちょっと違うかなって。
竹内:元々美容学校…まあ美容室から、エステティシャンに転職されて、今本当に大きいですよね。サロンとスクールと卸しまでやってらっしゃって手広く活躍されていますけれども、どうやったらここまで大きくできるのかなみたいな話も、私は個人的に興味があるんですけど、ちょっと遡ってみて、なぜこう美容室からエステティシャンに転職されたんですか?
白崎:子供の時から美容師になりたいなって思っていて、自分の髪質が凄い良くなかったので、そういうコンプレックス解消っていう職業に就いたんですが、でもやっぱり甘い世界でもなく、美容師さんもやっぱりなかなか大変で。
竹内:きっと修行の時間が長いって…
白崎:長かったですね。でも一番厳しい美容院にあえて自分はてん就職したんですよ。でもやっぱりちょっとついていけないところもあり、その時にちょうど顔面麻痺っていう顔の半分が動かなくなってしまう病気になってしまって、それを機にちょっと休職したり鍼灸行ったりとか結構エステ行っていく中でちょっとエステっていい仕事だなっていう風にそれがちょっときっかけで転職したっていうのはありますね。
竹内:そうなんですね。エステティシャンとして事業を大きくしていこうみたいな気持ちを最初は…?
白崎:全くなかったですね、それは。
竹内:最初は、どこかのエステに就職されて、そこで何年間…?
白崎:その後7年間エステ業界にいたんですけども、やっと三十歳の時に起業をしましたね。
竹内:どうして起業されたんですか?
白崎:そうですねやっぱりなんか、やっていく中でもっとこうしたいっていう願望が、自分の中で芽生えてというか出てきて、特に東洋医学の観点をちょっと入れたようなエステサロンをやってみたいなっていうところが高まったというのがありますね。
竹内:元々ご自身で働いていたところではそういう意識は…?
白崎:なかったんでよね。
竹内:どうして、陰陽五行を取り入れたいと思ったんですか?
白崎:それこそ顔面麻痺になった事がすごく大きなきっかけなんですけど、心と身体って繋がってるんだってゆうところだったりとか、麻痺に至るまでに予兆って必ずあって、臓器がどこか不調な時に悲鳴を上げるようなところがあるので、その予兆にもっと気付けたら、仕事を諦めたりする事もなかっただろうし、当時精神的にも恋愛も何もうまく行かずに、顔が麻痺してるというのは自分の中では大きい事だったので、そういうのを元から予防できるものをエステに取り込んでいったら楽しいんじゃないかなってゆうのがありましたね。
竹内:最近よくその陰陽五行って耳にするんですけど当時は少なかったりしたんですか?
白崎:全くなかったですね。鍼灸院とか漢方とかでやるようなものが陰陽五行だったので。
竹内:本当にいいところに目を付けたんですね。
白崎:そうですね。
竹内:でも逆に言うと、そこまで知られていないから広めるのって難しかったり。
白崎:そうなんです。本当にそこなんですね。
竹内:どうやってそれを広めていったんですか?
白崎:それこそもう今風なんですけど、竹内さんもやってらっしゃると思うんすけど、インスタグラムとかでコツコツこの陰陽五行の面白さをずっと伝えていって、そこにやっぱ興味持っていただける方でって感じです。
竹内:当時インスタグラムってありましたか?
白崎:結構昔なので、当時はまだブログとかですね。
竹内:2011年に独立されてるから、2011年だとまだインスタグラムはそこまでですよね。
白崎:まだブログから始まり、やっとインスタで今YouTubeとかのSNSを結構使いこなして、広めているっていう感じですね。
竹内:最初は登録者とかも…?
白崎:ゼロからです。
竹内:コツコツやっていたら、広まるものなんですか?
白崎:一応考えていて、やっぱりインスタグラムも見たくなるとか興味持ってもらうっていうところは大事だと思っているので、食事を載せたんですね。陰陽五行って五色分かれているので、色によって例えば、肝臓だったら緑色の食べ物とか酸味のあるものと共鳴するとかいろんなルールがあるんですけど、そのルールを重んじた食事というのを毎日投稿して。
竹内:食事だったら、みんな興味があるから。
白崎:何だろうっていうのを見ていただけてっていう感じですね。
竹内:そこでだんだん増えていって、そういう人たちがエステにも通ってくださる。
白崎:そうですね。お客様として来ていただいたり、それこそこの今スクールをやってるんですけど、習ってみたいっていう同業者様のお声を頂けるようになってきた感じですね。
竹内:そうですよね。結構今って、エステティシャンになりたいとか自分で独立したみたいな人って多くないですか?
白崎:多いです。ものすごく多いです。
竹内:そうですよね。私の友人も、最近、元々勤めていた会社を辞めて、インスタグラムとかで地道に発信してるのを見て、結構そういう人多いのかなと思います。特に今独立しやすくなっているところがありますし、女性だったら興味ありますよね。
白崎:ありますね。
竹内:いつからやってらっしゃるんですか?スクールは。
白崎:スクールはもう四年位前ですね。
竹内:この四年間で、時代の変化みたいなのって感じられましたか?増えたなとか。
白崎:そうですね。今美容業界って結構クリニックさんたちが、やっぱり凄くちょっと高価格を下げてとかで、ちょっとこうエステで対抗ってできない部分で出てきちゃったんですよ。機械とかだとやっぱりどうしてもクリニックで受けた方が安くもなってきてるし、効果も高いしっていうので、そこでもないし。かといって、鍼灸とか特別な時にしか行かないっていうのだったりとかで、どう生きていったらいいのか迷うエステティシャンの方が結構増えていて。
竹内:なるほど。そうかエステティシャンの方の悩みっていうのは今そうですね。
白崎:今セルフエステとかも出てきているので、そことじゃあ私のところは何が違うのっていうところを人間である必要があるというか。何か自分である必要性っていうのをみんな考えるのが、コロナになってからが特に。
竹内:触れるっていうのが、しにくい時代ですね。どういう解決策があるんですか?
白崎:自分のこういう陰陽五行とかも全部そうなんですけども、全てオールハンドで施術をするので、クリニックさんってそういうオールハンドはないと思うので、そこの強みプラス、カウンセリングやメンタルとか色んなところを丁寧にやってあげるような丁寧な仕事が求められている時代に来たのかなっていうところはありますね。
竹内:人と人との繋がりが、クリニックにはない良さですよね。それで今、株式会社ピュアラボーテっていうことなんですけど、どんなことをされているんですか?
白崎:エステサロンの一つ経営ですね。陰陽五行だったり、オールハンドのフェイシャルを使った技術のフェイシャルのサロンをやっているんですでも、それと他にエステティシャン向けに、お化粧品を下ろしたり、フェイシャルのテクニックを教えたり。あとこの陰陽五行のスクール業という、三本柱でやってますね。
竹内:今はエステティシャンというよりは、経営者として…?
白崎:そうですね。でも私はやっぱり、お客様をやるのが大好きなので、やっぱり現場に行ってお客様もやってますし、色んなことも三本柱をやってるっていう感じですね。
竹内:サロンの方は、何人ぐらいで?
白崎:今は私一人で。
竹内:え、そうなんですね。
白崎:そうですよね。昨年まではスタッフがいたんですけど、もう今年から一人で。
竹内:あそうなんですね。じゃあ直接そういうこともしながら。
白崎:そうですね。やりながらっていう感じですね。
竹内:企業理念って何ですか?
白崎:「綺麗のその先へ」っていうのをテーマにやらせて頂いてまして。やっぱりエステとか美容の仕事なので、綺麗になることがゴールに見えるんですけども、女性って私も竹内さんは女性なので、綺麗になると凄い気分が違ったり。竹内さんなんて特に、人前に出られるお仕事なので、綺麗でいた方が色んなチャレンジがしやすかったり。
竹内:はい。気持ちも変わりますよね。
白崎:そうですよね。そういうところまでお手伝いを出来たらなという先を、考えてはいますので。
竹内:だから「綺麗のその先へ」ということなんですね。
白崎:そうですね。
竹内:今日は色々お話を伺いました。面白かったです。株式会社ピュアラボーテ 代表取締役 白崎順子さんにお話を伺いました。ありがとうございました。
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